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オカンはDXの激流に飛び込んだ 【おかんDX】 #中間報告書

6月からランサーズ社主催の新しい働き方LABの「私の働き方実験」に参加しています。

◆実験の目的と背景

IT業界に興味を持つ40代女性(自称:フリーランス、実質:無職)が、今までの経験とスキルに加えて最新の情報・社会的ニーズを知ることで「DX人材」として仕事ができるようになるのか。身をもって検証したい。

実験計画書より

ということではじめた「何者でもないおかんがDX人材になり得るのか?」という私の働き方実験。名付けて「おかんDX」。

このネーミングだけやたらヒキが強く「内容が伴わないのでは?」という不安がありましたが、なんとか色々とアクションは起こせています。折り返し地点に来たので、中間報告書として振り返ってみたいと思います。

◆この3ヶ月でやったこと

●資格取得・情報収集・情報発信

最初の1~2ヶ月目は「知識習得ステージ」として、DXに関する情報を集めたり、知識習得のために資格取得をしようとしたりしました。

  • Microsoft Azure Fundamentals (AZ-900)合格!

特に嬉しかったのは、「クラウドコンピューティングサービス」のひとつ、Microsoft Azureの入門資格 Microsoft Azure Fundamentals (AZ-900)に合格したこと。

合格点700点のところ、850点で合格。ヒャッホーイ!

入門資格なので「クラウドとは何か、何ができるのか、使う際どのような点に気を付ける必要があるのか」という概論が理解できていると認定されただけで、すぐに仕事につながるわけではないのですが、クラウドコンピューティングについてのザックリとした理解が進み、その可能性・将来性や、今後生まれるであろう仕事について感じることができました。

  • 各種無料オンラインセミナーに参加

DX関連のセミナーは多数開催されており、オンラインで無料で行われているものも多くありました。ほとんどがDX関連サービスを提供しているベンダーが主催でPRを兼ねて開催されているものです。が、話を聞く分にはオカンひとりくらい混じっていても問題ないようで、この数ヶ月で「DX(デジタルトランスフォーメーション)とデジタル化(デジタライゼーション)の違い」など色々理解が進みました。

  • 「What is DX?」というスピーチを発表

私は、英語でプレゼン・スピーチの練習をする「トーストマスターズクラブ」に所属しています。ちょうど発表の機会があったので "What is DX?" というタイトルのスピーチを発表しました。制限時間7分なので、伝わり切れなかった感は否めませんが。。。自分の理解の整理になりました。

●経済産業省主催のDX人材育成プログラムに参加

新しい働き方LABのコミュニティである方が「経済産業省主催のDX人材育成プログラムがある」と発信されていて、ダメ元で応募したところ合格しました。

9月からこのプログラムが始まったのですが、、、これが、、、すごくて。。。(おい、語彙力。。。)

実際の起こりうるビジネス課題を擬似的に体験しながら、課題発見、データ分析、AI実装、と進めていくProject-based Learningという手法で学んでいます。

ですが、、、参加者約2000人。ほとんどが会社員で、他には研究職や学生・院生、フリーランスのエンジニア、といったところで、、、。

オカン、完全に場違いです。(滝汗)

資料を読んでも「これ、日本語か?」って感じで、皆さんのやりとりは「これ、ドイツ語か?」って感じで。。。(私はドイツ語は「フランクフルト」くらいしか知りません。)

データ解析やAI実装に必要なPythonというプログラミング言語も勉強していますが、何のこっちゃサッパリです。(やろうとしていることはなんとなく分かるのですが、どうやってそれを実現するのかが、サッパリ分からない。)

パイソン?なんか、牛みたいなやつやっけ?(それは、バイソン)

アメリカバイソン

あ、パイソン、って蛇か。。。パイソン柄、とか言うもんね。大阪のオカンはやっぱり豹柄よ。

蛇柄、より
豹柄

パイソン扱うためのアプリの名前がアナコンダ、って、これ如何に。

大蛇 アナコンダ

ほんで、なんで、アナコンダ、って聞いたら、昔あった「ダッダーン!」のCM思い出すんやろな。。。

なんて妄想をしている暇はなく(十分してますが)、分からないままに #コード書け の日々です。(でもそれはそれで好きだったりもします。)

すみません、激流に流され、アマゾンまで行ってしまいました、、、

◆これまでの気付きと今後の展望

DXという激流に飛び込んだは良いが、荒波に飲み込まれ、「こりゃ、最終報告書のタイトルは『オカン、DX人材になれなかったんだってよ』で決まりだな!」というオチが見え始めました。

が、ここで流されて終わるオカンであってはならないと思っています。

プロジェクトは、同じ課題に多数(600人くらい?)で取り組む「ケーススタディ」と、実際の企業様の課題に少数のチームで取り組む「現場研修プログラム」があり、後者の現場研修は希望者のみ、となっています。

で、今「希望者の人同士で、チームを組む」というフェーズに入っています。

ど素人感がダントツの私ですが、できれば現場研修も参加したい。だって、企業勤めでもなければDXコンサルタントでもない私が、実際の会社様と一緒に問題解決に取り組むなんて機会、他にあるわけないですもの。。。そもそも応募する際にこの現場研修プログラムが一番魅力的だった、というのも事実。

コードも書けない、ビジネス経験も乏しい私が、DXの何において貢献できるか、そして、臆せず取り組むことができるのか。色々考えること満載ですが、引き続き模索しながら挑戦していきます。

そして何よりここで学んだことをどう仕事にするか、誰かの問題解決(DX)にどう役立てるか、この部分が今まったく見えていないので、自分の働き方含め、模索していきたいです。

◆まとめ

オカン、DXの激流に飲まれ、パイソンと格闘する日々。

そんな日々が来るとは数ヶ月前には予想だにしていませんでした。

この死闘が自分にとって何になるのか、数ヶ月後自分はどこにいて何をしているのか。今はまだ全く分かりませんが、面白がりながらやっていきたいと思います。

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