嗚呼、この一言な！ 番外編 八村塁

お兄ちゃんさ、「っつうか、今を楽しむ事も大事じゃん」だってさ。。

これを言われた時私は純粋に歳を感じた。。老いだ。。
いわゆる「オレも歳食ったわぁ〜」って居酒屋でクダを巻くやつだ。

私を含めた説教じじぃ達に、口うるさいババァども→これってジェンダーなんちゃらで怒られるワードかしらん？？それとこれから他人の人生に関わろうとしている色々なタイプのパイセン達に言いたい。それと自身にも戒めたい。

こうやって年取るともう分からないんだよね〜
自分だって若い時があったはずなのに。。

親心や年寄りの人生経験を良かれと思って若い子達に押し付けたり、まぁ普通に話したりってこともあるわな、どっちにせよ私たちは未来の一部を安全に歩けるようにアドバイスをする訳だが、どうだろう？若かれしあなたは素直に聞けた？

きっと年上が言う事だから話しは聞いたと思うけど、ぶっちゃけ「はいはい」って感じじゃない（笑）

私も10代、20代前半は色々な場面で親からであったり、親戚や先生、それに年上や目上の人にアドバイスは貰ったのだと思う。が、今思い出そうとしても何一つ覚えてない。。ん、１つ、2つくらい覚えてるかな。。

覚えてないのはお前がバカなんだよって言われたらそれまでだが。。
でも、こうも思ったはず。「そんな先の事なんてまだ分かんね〜〜よ！」

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塁は私のことを「お兄ちゃん」って呼ぶ、一昔前は「赤鬼」って呼んでた。
由来は、、この呼び名の流れ話すと長いから今はやめとく（笑）

この言葉を聞いたのは、、確かコロナ禍のLAだった。
塁は22歳、若いし遊びたい盛りだ。LAだし、しかもビバリーヒルズ周辺にいたし、練習時間も日本みたく永遠に長いわけではない。西海岸の方が友達も多く、まぁ遊ばなくてはならない理由なんて多々あったね。

そりゃ〜年寄りの小言で今後の話しや将来の話、それにリスクマネジメントの話から、家族の話し等、色々な話しをしていた。本人にしたら少々耳の痛い話しもあったかもしれない。

今彼は激動の数年を過ごしていて、物事が恐ろしいくらい早く進んでいる。
正直本人も来シーズン、もしくは来月の事ですらどうなるか分からないと思っている部分がある。というか心の中で常に準備はしているよという感じだ。

NBAというかアメリカのプロスポーツ全般だが、超ビジネスライクで平気でフランチャイズプレーヤーが他チームへ移籍したり、解雇にあったり、気付けば中東や中国のリーグでプレーしてたり等、なかなか厳しい世界だ。

きっと私達には理解出来ない世界にいて、たまの息抜きがきっと「今を楽しむ」って事なんだと思う。それにせっかくNBAに入って、スーパースターに向かって歩き出したんだ、そりゃ〜「今を楽しむぜぇ〜」って事もあるよな。

自分に置き換えてみても。。。そりゃ〜ね〜「やるぜぇ〜〜」ってなるわな。

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私が言いたいのは、助けが必要であれば手を差し伸べてあなたの持っている知識や経験を伝えればいい。若者だって歳を取れば色々な事にぶち当たって色々考えなくてはならないことが多々出てくる。歳を食えば面倒も多いのだ。

だったら、今はいいじゃね〜か！

これは１つの考え方だが、今が楽しいってのは非常に重要で、今が楽しくない人間が将来明るいぜぇ〜なんて言えない。今が楽しいからこそこの先の人生、未来を明るく考えられるのだと思う。

あっ、ちなみに塁からしたら私は「おじさん」ってやつです。兄ではありませんから〜〜、、残〜〜〜念。。。なんちゃらサムライ笑。