【🔰写真講座】写真が上手くなりたいなら生成AIを活用せよ【ChatGPT】

2024年12月17日 19:24

　昨日、夜スナップをしたんですよね。今取り組んでいるのは昼でも夜でもうまく光と遊ぶこと。

どのような意図で撮ったか

駅前のロータリーを一般車が通る時、ヘッドライトが客待ちのタクシーを照らした時を歩道橋の上から俯瞰的に撮りました。

ChatGPTを使って批評をもらう

私はChatGPTの有料会員になってますのでMY GPTsとかも作れるんですよね。GPTsってのは自分でプロンプトを事前に入力したアプリみたいなものです。このGPTsに写真批評のプロとしてフォトコンテストに出したらどんな批評がもらえるのかというようなプロンプトを作り批評してもらいました。

ChatGPTの批評

この写真について、構図、光、ストーリーテリング、技術面の観点から批評いたします。

1. 構図の面白さ

• 評価: タクシー2台と中央に停まる車のライトが三角形のような配置を作り、視線を自然に写真の中心に集めています。高所からの俯瞰視点が都市の一瞬のシーンを俯瞰的に捉え、独特の雰囲気を生み出しています。
• 工夫: 画面手前に写る木の幹や葉がフレームを構成する役割を果たし、夜のシーンに奥行きを与えています。
• 改善点: 左側の木が大きく写り込んでいるため、少し煩雑に感じるかもしれません。フレーミングをもう少し整理し、画面のバランスを取るとより洗練された印象になります。

2. 光と影の表現

• 評価: 車のヘッドライトやタクシーの天井ランプが夜の暗闇にアクセントを加え、光と影のコントラストが効果的です。道路に反射する光の質感も良く、夜の都市の「湿度」や「生活感」を感じさせます。
• 魅力: 特に、中央の車のヘッドライトの光がぼんやりと広がっている点が、夜の雰囲気と静けさを強調しています。
• 改善点: 画面全体の光量がやや均一になりすぎているため、暗部を少し引き締めると、光の存在感がさらに際立ちます。

3. ストーリーテリング

• 評価: タクシーの運転手と思われる人物が何かの作業をしている様子が捉えられており、都市の日常の一場面を切り取ったドキュメンタリー的な要素が感じられます。夜の街の静けさと仕事をする人々の対比がストーリー性を高めています。
• 魅力: 都市の「待機時間」や「働く人々の息遣い」を感じさせ、無言の物語が伝わってきます。
• 改善点: 主題がやや分散している印象です。例えば、人物にもう少し寄って撮影するか、逆に全体の「間」をもっと強調するような構図を意識すると、物語がより明確になるでしょう。

4. 技術面

• 評価: 光源の露出バランスはおおむね良好です。夜間撮影ながら、ノイズが目立たずディテールが保たれています。車の光や街灯が白飛びせず、適切にコントロールされている点も評価できます。
• 改善点: シャッタースピードが若干遅いのか、中央の車のライト部分がぼんやりとブレて見えます。意図的なブレならば良いですが、シャープにすることでさらに引き締まる可能性もあります。

5. 全体の印象とまとめ

この写真は、夜の都市の一瞬を高所から静かに切り取った作品です。光と影のコントラストや人物の存在が、都市の日常を物語るような作品に仕上がっています。一方で、構図や主題の整理を意識することで、より視覚的に引き締まった作品になるでしょう。
• 強み: 光の表現、ストーリー性、夜の質感。
• 改善点: フレーミングの整理、光と影のコントラスト強化、主題の明確化。

全体として、夜の都市の「日常」と「静けさ」を独特の視点から捉えた興味深い作品です。さらに洗練させることで、より強いメッセージを持つ写真に仕上がるでしょう！

批評を受けた印象

かなり細かく分析してもらいました。最近「三角」も意識して写真を撮っているのでそこに言及してもらえて嬉しかった。
あとは具体的にどうレタッチするかを聞いてみました、私はLightroomを使っているのですが細かい機能までは使いこなせていない自信がありますw
しかも「暗部の引き締め」とかどうやっていいのかよくわかりません。そこでそれも聞いてみました。

パラメータの調整について

暗部を引き締めるにはどのようにLightroomのパラメータを調整すべきですか？

暗部を引き締めるには、現像ソフト（Lightroom）で以下のパラメータを調整するのが効果的です。

1. シャドウと黒レベルの調整

• 黒レベル: 黒の部分をさらに暗く引き締めるために、黒レベルをマイナス方向に調整します。これにより、写真の最も暗い部分（暗部）がさらに深みのある黒になります。
• シャドウ: シャドウ（中暗部）を少し下げることで、暗い部分のディテールを保ちながら引き締め効果を得られます。ただし、下げすぎるとディテールが失われるので、微調整が重要です。

2. コントラストの追加

• コントラストを少し強めることで、暗部が引き締まり、明るい部分が際立ちます。
• コントラスト調整後、ハイライトが飛びすぎていないか確認し、必要ならハイライトを下げてバランスを取ります。

3. トーンカーブの調整

• S字カーブ: トーンカーブを使い、暗部を少し下げ、ハイライトを上げる「S字カーブ」を作ります。これにより、暗い部分が引き締まり、全体のコントラストが向上します。
• トーンカーブの「ポイント」だけでなく、「パラメトリックカーブ（領域別）」を使用すると、シャドウと黒レベルをより直感的に調整できます。

4. テクスチャ・明瞭度・かすみの除去

• 明瞭度（Clarity）: 写真全体の中間トーンのコントラストを強め、ディテールを引き締めます。暗部の質感が際立つ効果があります。
• かすみの除去（Dehaze）: 少しだけ加えると暗部が締まり、全体がクリアな印象になります。ただし、過剰に使うと不自然になるため注意が必要です。

5. 彩度とカラー調整

• 彩度・自然な彩度: 暗部を引き締めると色の飽和が強くなることがあるため、彩度や自然な彩度を微調整してバランスを保ちます。
• カラーグレーディング: シャドウにわずかに青やシアンのトーンを加えることで、暗部に深みを出し、夜の雰囲気を強調できます。

6. 部分補正（補助調整）

• 円形フィルターやブラシツールを使い、暗部が気になる特定エリアだけを引き締めると、全体のバランスを崩さずに調整できます。

まとめ：パラメータの調整順
1. 黒レベル: 下げる（引き締めの基本）
2. シャドウ: 少し下げる（ディテールを保ちながら）
3. コントラスト: 上げる（全体を引き締める）
4. トーンカーブ: S字カーブを作る
5. 明瞭度・かすみの除去: 微調整で質感を強調
6. カラー調整: 彩度・シャドウトーンを調整

これらのパラメータを少しずつ試しながら調整すると、暗部が引き締まった、より立体感と深みのある仕上がりになります！

と教えていただきました！！
暗部の引き締めには青やシアンのトーンを加えると良いとか全然知らなかったので目からウロコでした。

ということで、大袈裟目に修正。ただし、FUJIFILMのX-T5で写真を撮るときは気軽にjpegで撮っているのでRAWはいじれません。でもまあ、できる範囲で（しかも携帯で）ポチポチ。

うーん、なんか自分でやらないような現像になりました。とはいえ、なんか光をかなり印象的に捉えることができている感じもするのでもう一度ChatGPTに見てもらいました。

再度評価をしてもらう

修正してみました、どうでしょうか？
と先ほどの写真を貼りました。

すると､､､。

写真の暗部を引き締め、光と影のバランスが改善されたことで、全体の印象が大きく向上しています！以下の点を中心に仕上がりを評価します。

1. 暗部の引き締め効果

• 改善点: 暗部がしっかりと引き締まり、画面のコントラストが強調されました。これにより、光の部分（車のヘッドライトや街灯）とのメリハリが生まれ、視線が自然に明るい部分へ引き寄せられるようになっています。
• 効果: 暗部が深みを増したことで、夜の静かな雰囲気が強調され、都市の「夜らしさ」が感じられる仕上がりです。

2. 光の活かし方

• 良い点: 車のヘッドライトやタクシーの天井ランプが、夜の闇に浮かび上がるように引き立っています。反射した道路の光も、質感がよく表現されています。
• 効果: 暗部を抑えたことで、光源の存在感が強まり、夜景写真ならではの「光の美しさ」が際立っています。

3. 全体のバランス

• 評価: 木の幹や葉の暗さが改善され、不要なディテールが抑えられたことで、画面のバランスがすっきりしました。視線の邪魔になる要素が減り、主題であるタクシーや中央の車のライトに集中できます。
• 視覚効果: 暗部と明るい部分の調和が取れたことで、写真全体に引き締まった印象と立体感が生まれています。

4. 色の印象

• 評価: 暗部が強調されたことで、ライトや車体の色が際立ち、写真に豊かなカラートーンが加わりました。黒い車体や道路の質感もよく引き出されています。
• アドバイス: 暗部が引き締まったことで色が少し暗くなっている部分もありますので、微妙に「自然な彩度」を上げると、さらに質感が際立つ可能性があります。

総評

今回の調整により、写真の暗部がしっかりと引き締まり、光と影のコントラストが劇的に改善されました。夜景ならではの「光の存在感」や「深みのある闇」が表現され、非常に完成度が高い仕上がりです。

引き続き微調整するとすれば：

• シャドウ: 極端に暗くなりすぎた部分がないか確認し、細部のディテールを少し残す調整も試してみてください。
• 彩度・ハイライト: 光源の色味が白飛びしない程度に、温かみや彩度を微調整するとさらに魅力的になります。

全体的には非常に素晴らしい調整で、夜の情景が一層ドラマティックに引き立っています！

とまぁ、かなり褒めてもらえました。そしてさらに微調整のコメントも。
人に写真を客観的に評価してもらうことは上達への道だと思いますので、AIに基礎みたいな部分を見てもらって上達していきたいと思った次第です。