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ROLEX正規店に初めて行った話。

ハワイ探訪記…の前に、ちょっぴり後日談を。
というのも、昨日の夜帰国してから両親はホテルで一泊し、
本日の朝に父は一足先に地元へ。
母は「銀座を見たい」といって夕方の便へ。

わたしのミッションは朝イチに空港まで父に付き添いチェックインさせ、
昼間に母を銀座に連れていき、
夕方に空港まで付き添い無事送り届けるというもの。

システム変更があったりで両親に任せるのは不安だし、
ネットに疎いのでサポートしてやらねばと。
無事帰路に着けたようで安心してミッションコンプリートである。


で、母を銀座に連れていったときの話。
といっても明確に見たいものがあるわけではなく、ただ「銀座を見たい」とのこと。笑

銀座の象徴であるセイコーハウスの時計塔、銀座三越。
思ったよりリアクション少なめ…笑

まあ都内には何度か遊びに来てるので、今さら都会の景色を見てワクワクするものでもないようだ。

で、タイトルのとおりROLEXを見に行くことに。
本来は父が行きたがっていたのだが。
父は20年以上ロレゾールのサブマリーナを愛用している。
わたしの物心着いた時から、時計が壊れるまでサブを着けている父しか知らない。

ずっとOHせず使い続けていたサブが止まったときは悲しそうにしていたので、
還暦祝いの意味でOH出してあげようと思っていたら綺麗になって腕に戻っていた。笑

それほど一本の時計を愛せる父って凄いなと思いつつも、最近気になる出来事があったみたいで。

会社の同僚の方が旅行で銀座を訪れた際に、
ふらっとROLEXに寄ってみたらシードゥエラーを案内され、購入できたとのこと。

わたしが散々ロレックスマラソンの話なんかをしていたため、
一見さんでも購入できる可能性があることにわたし自身驚いたし、
父も「買えたらいいなぁ」と現行にも興味がある様子だった。

てなわけで、銀座にある3店舗を回ってみた。
一応時計メインのブログだが、実はROLEX正規店は初めて。
ネットで見聞きするマラソンの話や、
二次流通市場の異常さ、
たぶん並んでるやつの大半は本当の時計好きじゃないだろという極端な偏見で、
そもそも見ることすらしていなかったのだ。

いくら時計好きでも、買った時計がそのまま倍の値段で売れるなんてなったらそうしてしまう気持ちも分かる。
が、新品キラキラのROLEXが二次流通にたくさん溢れてるところを見るとやるせない気持ちになるのだ…

わたしの希望は先の記事のとおり、グリーンのGMTマスターII。
ちなみに父はグリーンサブが欲しいらしい。

まずは並木通り。
モーニングを終えてブティックに向かったが、まだオープンまで15分ほど時間があった。
なのに、すでに数人待機されていた。
マラソンお疲れさまです。

広々とした店内は2階構造で、
1階はデイトジャストとかクラシック系、
2階はスポーツモデルの展示がされている。

入って早々、「なにもございません」とのことだったが、
いろいろお話をしつつ様々なモデルを見させていただいた(ケース越しに)。

はじめてのブティックということもあり店員さんにいろいろな話を聞いてみたが、
その間2階までくるお客さんはいなかったため、みんな「なにもございません」で早々に引き上げたのだろう。

次に三越。
並木通りが広々としていたので、スペース的には小さな店舗だが、
展示としては一通りみることができた。
並木通りにはスカイドゥエラーの展示はなかった気がするけどここにはあった。

デザイン的にカッコいいと思っていたスカイドゥエラーも、実機を見ると「大きいな」と。
こういうのって実機を見ないとわからない部分なので、やはりブティック巡りは面白い。
もっと言えば腕に乗せると更に違うのだが…

こちらもGMTは在庫はなし、とのことだったが、
やはり腕に乗せてみたい気持ちもあり訊いてみると、
SSモデルは試着不可とのことだった。

ということは?

ロレゾールのモデルであれば腕に乗せてさせてもらえるのだ!
(ゴールドの腐食防止のためシュリンクが施されている)

素材が違うだけでケース形状は一緒なので、GMTマスターIIを試着させていただいた。

40mmというサイズはちょうどその時着けていた白樺と同サイズなのだが、
不思議とGMTマスターIIのほうが大きく感じた。
やはりベゼルの情報量だったり、リューズガードだったりの要素で感じ方も変わるようだ。

厚みも程良く、縦幅もギリギリ許容範囲。
シュリンクでブレスの動きが制限されていたのもあるだろう。
ジュビリーブレスであればしなやかにフィットするだろうな、と。


最後に、銀座シックス。
こちらも三越と同程度の規模感だ。
当然在庫はないのだが、こちらではより深い話を聞くことができた。

SSモデルは次に数本入荷しているとのこと。
これは意外だった。たしかに毎日マラソンすればいつかは巡り会えそうだ。

当然、現在の二次流通市場も認識しているが、
たとえば正装で真面目そうにしていても転売する人はするし、
一見怪しそうな人がずっと愛用してたりもする、
つまり見た目で判断していない(できない)とのことだ。
(これはあくまでわたしが話の内容から感じたことで、直接的にこのような表現をされたわけではない!)

ネットでは「客を選んでる」なんて書いてあったりもするが、
それっぽい客を装って転売するやつもいるわけだからお店側として対応もしきれないのだろう。

実機を見れて、いろいろな話を聞けて、
なんだかんだ楽しい時間を過ごせた。

ネットでは「店員の態度が悪い」だの批判的なことを書いている人がいるが、
まったくそんなことはなかった。
一人一人しっかりと担当のスタッフさんが付き、とても丁寧な対応をしていただけた。

ROLEXのブランド戦略って凄いなぁと。

ただわたしはマラソンしてまで、
謂わば喉から手が出るほど欲しいというわけではない。
世の中には買おうと思えば買える魅力的な時計で溢れている。

あくまで候補のひとつとして、ROLEXを見るのもアリだなと。
食わず嫌いというか、偏見が解消されたのは大きい。


ちなみにシックスをブラブラしていたらBREITLINGのブティックを発見!
シャツなどのアパレルも置いてある。
そういえばメルマガで新店舗のお知らせあったな、ここか!と。

ちょうど今朝方お知らせがあったトップタイムのデウスとトライアンフの実機を見れた。日本最速では!?笑

トライアンフは前回即売れのモデルと見た目はほぼ同じだが、
搭載ムーブメントがB01になっている。
裏側もシースルーでB01ムーブメントを見て楽しめる。
デウスコラボは印象的なイナズマのクロノグラフ針は引き継ぎ、
こちらもB01ムーブメントで三ツ目に。
ブラックのダイアルはマットな仕上げで、
前作のポップなものとは対照的に大人な一本に仕上がっている。

メンバーズサロンで気になっていたブロンズのスーパーオーシャンも試着させていただいたが、これめちゃくちゃかっこいい!

グラデーションのダイアルは深みがあり、
ブロンズの輝きがシブい。

'57買ってなかったら即決してただろうなぁ~。

ちなみにハワイではずっと'57を着けていた。
100m、捩じ込みじゃないリューズなので不安はあったががっつりワイキキビーチを着けて泳いだ。笑

なんだかんだわたしはBREITLINGが大好きだ。
てか時計が大好きなのだ。

せっかくなのでデウスコラボのキャップを購入。
可愛い…!

在庫は少なめなので、気になる方はお早めに!!


そして、見るものも無くなってきたのでハイエックセンターに。
ムーンスウォッチの大ヒットでハイエックセンターにスウォッチブティックが帰ってきたわけだが、
いつも下で列をなして待たされてるイメージしかなかったのでROLEX同様毛嫌いしていた。

まあせっかくだしと覗いてみたら、4モデル在庫があるとのことで。
発表当初わたしが一番欲しかったマーキュリーは無し。
たぶん一番人気のムーンも無し。
第3候補のアースがあったので、勢いで購入。

ここからは小声で…
正直4Fにはグラスヒュッテオリジナル、ブランパンがある並びにSwatchは異様だった。
当然ムーンスウォッチの人気は相変わらずなので代わる代わるお客さんは来ていたが、
ほかのブティックを覗きさえしない。
スウォッチグループとしてどう捉えているのだろうか…  

ムーンスウォッチはハッキリ言ってオモチャだ。
わたしはこのチープな感じも可愛いので購入したが、
逆に着けるシーンをめちゃくちゃ選ぶ時計だなと。
ただビックリするくらい軽い。心配になるくらいに。

若者はラクロアのアイコンタイド着けてたほうが差別化できてモテるぞ。たぶん。


まあそんな1日でした。

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