(時計選び後編)ヴィンテージこそ新しい。
前編では欲しいブランドの選択、
ジャンルの選択(ダイバーズ)まで決まりました。
わたしはメーカーの歴史にロマンを感じるので、航空と深い繋がりのあるBREITLINGを。
ジャンルとしてはスポーツウォッチの大人気ジャンル、ダイバーズウォッチが欲しいなということで物色。
サブやファゾムスをはじめに検討したのも、歴史的なロマンを感じたからです。
(1953年に初の潜水用時計として生まれたのが上記の2つ。)
ただ、長く愛用するには装着感も重要なファクターであり、
自分自身に似合うかどうか、という部分ではしっくりきませんでした。
他のブランドでも多くのダイバーズが出ていますが、ビビッとくるものはなく…
「そういえばBREITLINGもダイバーズあるよね?」
となって調べたところ、ビビッときてしまったんです、Super Ocean Heritageと'57に!
ダイバーズなのにツール感よりもラグジュアリー感が強くないですか??
一般的にインデックスは視認性の確保のために蓄光塗料たっぷりのドットなりバーだったりしますが、
キラキラと存在感を放つアプライドインデックス!(端に申し訳程度の蓄光塗料)
長針で隠れちゃってますが、短針の存在感のあるアロー針もカッコいい!
ダイバーズにメッシュベルトの組み合わせも珍しいと思います。
純粋にカッケー!!とテンション上がりました笑
ただ、懸念事項としてこれケース径44mmなんですよね。
手首回り16cm、細腕のわたしには少し大きく感じました。
バリエーションとして42mmもあるのでそちらも試したい、が在庫なし…
あと比較したかった'57も在庫なし…
納得して購入するためには必ず実機を試したいので一旦保留。
…
後日、そごう横浜店のBREITLINGにてHERITAGEの全サイズがありましたので試着。
42mm、44mm、46mmの展開です。
46mmはバカでかかったです笑
存在感もハンパない!
じゃあ個人的に合いそうな42mmは…
たしかに手首にはフィットするのですが、
他のサイズを並べてるのもあってか
不思議と存在感が物足りないというか…これはこれでビビッとこないのです。
44mmだと存在感は丁度よいけど…でもやっぱりデカいような…
となんだか訳のわからない感覚に陥ってしまいました。
結局しっくりくる感じではなかったことと、'57をまだ見れていないので再度保留。
(パステルパラダイスはありました)
…
意外と'57置いてるとこなくね?
ということでちゃんと調べたところ、中野の某平行店さんにて在庫を確認できたので行ってきました。
42mm径のサイズ感、装着感ともにバツグン!
特徴的なインデックスの存在感!
気になっていたすり鉢状のベゼルも一般的なダイバーズと違って可愛い!
完全にビビッときてしまいました…!
この子に決めた!とはなったものの、BREITLINGは正規店での購入で入会できるクラブブライトリングというのがあり、
OH代の割引といった付加価値が付くので正規店で購入したいなと。
平行店のほうが定価より20万程度安いのですがね。
そこは初期費用とランニングコストとかサポートとかの要素を天秤にかけて、どこを重視するかだと思います。
…
ちょうど表参道に国内最大級のBREITLINGブティックがオープンしたばかりだったので、
ここにならあるだろうとろくに確認せず行きました。
が、ない…笑
しかし!
他店の在庫確認をしてもらったところ、向かいの店舗に1本だけあるとのことで直行!即決!無事お持ち帰りできました!
あまりにも蛇足な話ばかりで長くなってしまいましたが、ここでの勉強は
·気が済むまで試着しまくってビビッとくるものを見つける!
·事前に電話で在庫確認を行う!
ということですかね。
サイズ感は数字だけで判断しがちですが着けてみると印象が変わったりもしますし、
画像で見るより多くの発見があります。
(仕上げの感じとか、光の反射具合とか)
オンラインブティックなんかもありますが、必ず実機を腕に乗せることをお勧めします。
もちろん在庫があるかどうかを確認の上!笑
時計の決め方と題しつつも思い出話みたいになってすみません…
まあひとつの時計を選ぶのにこれだけ検討に検討を重ねましたという実例として。
購入に至るまでのストーリーが深ければ深いほど、愛着もひとしおです。