【6】本当に良い記事は、ムダが一切ない #編集者の無編集雑記
編集者のじきるうは、編集者がゆえに「ちゃんとしたもの書かなきゃ……!」と焦燥に駆られていた。それをぶっとばすため、ここでは適当な日常の発見を推考なし&無編集でわーって書くことにする。過去の連載はこちら。
年に数百記事関わるような編集者をやっていても、心臓を鉄製ハンマーでバゴォオォォンと叩くようなすげぇ記事なんて年に1,2回しか上がってこないのですが、今日それが上がってきた。
誤解のないように言っておくけど、みんな上げてくれる記事はどれも全部いい記事だ。ただ、マジで「やられたー!」って思う記事は、年にほんの1,2記事。
今日、それ、来たの。やべぇって。正直、悔しいなって感情が芽生えたもん。
本当に良い記事は、ムダが一切ない
ボクは編集者として、よく「冗長表現削れー!!!」「ムダなものは省けーーー!!!」「汚物は消毒だーーー!!!」と言ってるのですが、これはなぜかって、ムダなものがある記事はもったいないからなんですよね。
せっかくおもしろいネタがあるのに、よけいな文章を加えてかさ増しして、全体で見たときにおもしろくなくなっている例。おもしろい部分が霞んでしまっている。ああ、なんともったいないことか。ムダにかさ増しするくらいなら、最初から短い文章でおもしろい部分だけをギュッと凝縮した方がいい。
(ちなみにこのnoteは一切の推考なし&無編集だから、たぶんムダな部分が多いぞ。そういう趣旨だから許せ)
で、今日上がってきた記事だ。
3,000字近くある、そこそこの量の記事なのだが、一切のムダがない。すべてが洗練されている。ムダがないから、最後までまったく飽きずに読める。
そう、ムダのない記事は、飽きないのだ。
ちなみにこれは「意味のないおもしろ要素を入れるな〜!」とか、「気の利いた言い回しをしようとするな〜!」とかじゃないぞ。それはムダじゃない。意味のあるおもしろだ。
読む人にとって「おもしろい」と思える部分だけ残した記事は、どう考えてもおもしろい。そこが独りよがりかどうかの違いだ。
あ〜
これ、あれだな。あとでちゃんと酔ってないときに書いた方がいいな(いま泥酔してる)。また書き直すわ。
ともかく、良い記事にはムダがない。読む人が「おもしろくない」と思う部分がない。ボクも、そこを突き詰められたらなあ。
ちなみにアイラウイスキーの代表格「ラフロイグ」とイカソーメンの愛称は抜群だぞ。潮辛い癖強ウイスキー好きは全員試せッ!
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