根本治療3回目の直前に
チョコの貧血が悪化。自分の意識改革がはじまる。
初診からここまで順調にチョコの調子も良くなってきていてすっかり油断していた矢先、チョコの貧血が悪化してしまった。
近所の動物病院からは2週間ごとに血液検査で貧血悪化していないか確認したほうが良いと言われていたが、食欲旺盛で元気そうなチョコを見て大丈夫だろうと思って1っか月ほど行っていませんでした。
ある日、母が胸騒ぎがすると私が仕事で留守中に病院へ行ってくれた。
すると血液検査でヘマトクリット値が16.0とかなり低く即入院を勧められました。1っか月ほど前は25.3。
近所の動物病院からはエコーで見る限り体内で出血しているようには見受けられず、血液は作られているし自己免疫疾患では?と
免疫介在性溶血性貧血の疑いとのことでした。
即入院を勧められたが根本治療のコース診察中なので母は連れ帰ってくれました。ステロイド剤と鉄タブを処方され飲ませ始めました。
あわてて根本治療の櫻井先生へ連絡するとCRP〈炎症マーカ〉の値は低かったので入院の必要はないとのこと。
自分が何をしてこうなったのか?自分で把握するためにもアニーズアニマルアカデミーのフェイスブックに記事を投稿するようにと言われました。
先生をはじめ根本治療をやっている飼い主さんグループで、日々飼い主さんの記事が投稿されたり、毎日先生が色々な情報を投稿してくださっていて、私はそれを見させていただいていたのですが、そこに記事を投稿するようにとのことでした。
根本治療は病気の原因を見つけ、原因にアプローチをする。
症状を薬で抑えたり悪いところを切除したりするのは対処療法でありそれでは治癒したことにはならないし再発する可能性も高い。
原因を見つけてそこにアプローチしないと病気は治らない。
そして病気の原因は自分の意識。
原因を探るべく自分の思っている事を記事にし自分を客観視する。
なかなか自分を客観視するって難しい。。。
自分の中の矛盾点に自分ではなかなか気づけないのでFBで記事を投稿し他者から見て違和感?矛盾点?を指摘していただくのはとても良い環境でした。
そして自分で考えるという事がとても大事なのですが、めんどうくさがって全然考えるって事をしてこなかったので、考えようとしても思考停止状態。
なのでこのFBの環境はとても有難いものでした。
ですが当時はその有難みもわからず投稿するのが嫌でしたー。
自分がどう思われるのかとか気にしていたんでしょうね。
そこで初めて投稿した時の記事は下記です ↓
<3/23のFB投稿時の記事の一部を抜粋>===============
(省略)
食事以外で思いつく原因を考えたら、たぶんストレス。
ここ7年ほど両親と同居しておりすっかりチョコの面倒は両親まかせに。。。
両親との同居はいろいろ経緯はあるのですがチョコを一人で長い時間お留守番させるのが辛かったからが一番の理由。
私は仕事で家にいない時間が長くほとんどチョコと遊ぶ時間を作っていませんでした。チョコひとりでお留守番になるよりは父が家にいるので大丈夫だと勝手に思っていました。
そして両親ともに短気で大声でガミガミ怒るタイプなのでトイレを外したり、ごみ箱をいたずらしたり、人間の食事をつまみ食いしたりでよく怒られていました。
あまり怒らないようお願いしていましたが、面倒みてもらっているので強く言えず。。。
この病気が発覚してからは両親ともに穏やかにせっしてくれるようになり食事を手作り食に変えてから目に見えて良くなっている感じがしました。
毛ずやが良く、色も濃くなった感じ、便の回数も量も減り匂いも少なく、飲量や尿の回数も減り、皮膚のイボみたいなのも小さくなった感じ、耳垢もたまりにくく匂いも少なくなりました。
1月、2月と桜井先生の診察を受け色々ご指導頂き日に日に調子良くなっている感じですっかり気を良くして油断し。。。
初回の診察時に忠告されていた事をスルーしていた事が今チョコに貧血悪化という症状として現われてしまいました。何をスルーしていたかというとチョコの面倒を両親まかせにしたまま。最初は自分でやっていたのですがやるからいいわよという言葉に甘え。。。
・去年12月、今年2月、3月の検査結果
赤血球 551→434→246
白血球 15960→94→108
ヘマトクリット 23.2→25.3→16.0
ヘモグロビン 9.1→8.4→3.9
血小板数がずっと高い、以外は他の結果はほぼ正常値になっていました。体内で炎症どこかで出血?していて血小板数が高いのか?
貧血悪化は一昨日発覚しました。
母が胸騒ぎがすると病院に連れて行ってくれていました。
(前回の血液検査の結果を母が取りに行ってくれたのですが医師に2週間ごとに検査して様子見た方が良いと言われていたようでずっと気になっていたとのこと)
即入院を勧められたけど注射を打って薬を処方してもらい連れ帰ってくれました。
その時の診察内容は母も良く覚えていないのですが、血液はちゃんと作られているしエコーで見る限り体内で出血が大きく起きているのは見受けられない、自己免疫疾患?では?原因究明と改善のため入院を勧められています。
桜井先生の忠告を行動に移すことを決め、昨日の夜から自分のお店で寝泊まりはじめました。チョコの管理をしっかりしていきます。
これからもう一度検査してもらって数値に変化はでるか?
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この投稿した記事に対してコメントをいくつか頂いたのですが、
両親と同居した理由やチョコの面倒を両親まかせにしている理由などを聞かれ、そのあたりから自分の本音を掘っていく事になりました。
そして同居している理由はチョコちゃんのためではないんでしょう?
というコメントではっとしました。
チョコと暮らすようになりチョコ中心の生活でした。
楽しい、癒される反面、不自由さを感じていたと思います。
両親と同居しチョコの面倒を見てもらえることは私にとって都合がよかったのでした。毎日遅く帰ったり、食事やトイレなどの世話も全部親任せ。両親が見てくれているからチョコも寂しくないだろうと思っていました。ですが心の中にはチョコや両親に対して罪悪感も感じていました。その罪悪感、自分を責める気持ちが自己の免疫が自己の赤血球を攻撃するという症状で表れているのでは?と思いました。
そこで罪悪感を感じずにすむにはどうしたらよいか?チョコの管理を自分でしないと!そして両親と同居にストレスも感じていたので実家を出よう!
ひとまず家を出て職場であるお店でチョコと暮らそう!と家をでたのでした。
お客様にも説明してご了承いただき、チョコも吠えることなくお利口にしてくれて実家にいるときよりも元気になったように見えました。
その後の血液検査でもヘマトクリット値は低いながらも下げ止まっているように思えたのでした。
ヘマトクリット値 15.6 → 14.8
下げ止まっているとはいえ、この値はかなりやばい状態らしく近所の動物病院の獣医師さんは目をまるくし食欲旺盛で元気そうに見えるのが不思議なくらいで血液採取中に亡くなってもおかしくないと検査するのを嫌がられておりました。
その後、母がお店に様子を見に来てくれ、チョコの動きが良くなっている元気そうだねと言ってくれ順調に感じておりましたが、
数日後、
ご飯は相変わらずガツガツ!だったのですが、
しばらくすると逆流する音とともに嘔吐。
グレーっぽい、こげ茶っぽい色の液体で便のような臭い。
数日前からステロイド剤と鉄剤をあげていました。
それと昨夜から食事にアーサーオイルを3プッシュ入れておりました。
サニー校長(根本治療の先生)に相談せず勝手な判断であげていたのですが嘔吐し驚く先生に相談したところ、3プッシュじゃ多すぎ!鉄剤を飲んでも貧血が良くなるわけでもなく害しかない!とのこと。
今までのやり方でヘマトクリットが下げ止まって良い傾向なのに余計な事をしないよう指示がありました。。。
アーサーオイルは先生からお勧めいただき購入してあげる事にしたのですが、用法容量をちゃんと確認せず適当にあげてしまい。
体重5キロに対しては1プッシュを1日一回ごはんに混ぜてあげると良いとのことでした。
鉄剤を調べてみると副作用に消化器系トラブルや吐き気、嘔吐などががありました。
チョコの内臓はいろいろ弱っていたのでちょっとした事で体調を崩してしまうのでした。