日本人は実はお金ち???
日本人お金持ち説・・・💰
日本人お金持ち説☺️
2021年12月20日に日本銀行が発表した2021年7〜9月の資金循環統計(速報)によると、9月末時点で個人(家計部門)が保有する『現金・預金』は前年度同期比3,7%増の1072兆円だったとのことです!
出典:2021年第3四半期の資金循環(速報)、2021年12月20日日本銀行調査統計局
日本人は貯金好きと言われてますが、諸外国と日本では資産についての考え方が違います!
日本人はとにかく貯金が大好き
出典:資金循環の日米欧比較、2021年8月20日日本銀行調査統計局
【現金・預金の比率】
日本・・・54,3% (1位)
米国・・・13,3% (3位)
欧州・・・34,3% (2位)
【投資信託/株式等】
日本・・・14,3% (3位)
米国・・・51,0% (1位)
欧州・・・27,8% (2位)
これを見て分かるように日本と米国の現金・預金と投資信託/株式等が入れ替わっています。
債務証券と保険・年金・定型保証は、大差はありません。
最近は、金融庁が老後の資産形成としてNISAなどによる資産形成を促していますが、投資商品へ消極的なのが日本のイメージです。
それもそのはず。日本国内に運用されないままのお金は1,072兆円もあります。
このほかに把握されていない個人保有資産があるとしたら、実際どれだけのお金が眠っているのでしょうか☺️
日本人の常識
日本の預金金利は0,001%です。(2021年12月20日時点)
100万円預金していても、10円しか増えません😓
なぜ現金預金率が高いのか?
日本の場合はバブル崩壊後、投資ではなく預金が安泰だったと思い込んでしまっていることも関係していると思います。
そのため時が経っても、過去に失敗した経験があるからこそ「コツコツ貯金」が良いと刷り込まれているのでしょう。
日本の金融教育
日本は金融教育が遅れています。2022年4月から高校生の家庭科の授業に金融教育が始まる程度です。
諸外国では、子どもの頃から「お金(金融)」について習っています。
米国は投資好き?
冒頭でお伝えした米国の金融資産割合だけに注目すると、預金よりリスク性が高くなる投資信託/株式等が50%以上も占めているので、投資好きと受け止められても違和感はありません。
しかし、背景を知るとどうでしょうか?
恋愛と同じで、好きになるには何かしらのきっかけ(機会=教育)があると思います。
小さいころから金融教育を受け、金融(お金)の性質を知っていたら?
投資の神様と呼ばれるウォーレンバフェット氏は投資を11歳から始めていたそうです。
米国は投資がそもそも好きだからとかではなく、培ってきた金融リテラシーがあるので、金融資産割合が日本とは真逆なのだと思います。
では私たちも、早くから資産形成に興味を持っていたら、投資がごく当たり前の生活の一部になっていたのではないでしょうか。
そう捉えると、金融庁が資産形成を促してからNISAやiDeCoは、始めて当たり前な風潮になってきてはいませんか?
2021年9月末日時点で一般NISA762万口座/つみたてNISA305万口座と、多くの人が口座開設しています。
数字から感じ取れるように、多くの人が資産形成に興味を持ってきているのです。
好きになるきっかけ(機会)は、情報通信技術(Youtube等)が発達したため、たくさんあると思います。
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