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【撮影テクニック】012 イメージセンサーについて

サイズはどれを選ぶか

デジタルカメラを選ぶ上で、検討しなければならない点がいくつかあります。その一つはイメージセンサー(撮像素子)のサイズです。

イメージセンサーは人間の「目」となる重要な部分で、カメラの中ではかつてフィルムが光を受けとめていた位置に設置されています。レンズを通して送られてくる光は、イメージセンサー表面にあるカラーフィルターを通過することによって、R(レッド)G(グリーン)B(ブルー)に分離されます。このアナログの電気信号は、ADコンバーターと呼ばれる装置によってデジタルデータに変換され、その後、画像処理エンジンによって、ホワイトバランスやシャープネス、コントラストなどの演算処理を加え、人が見えることができるカラー画像となるのです。

そのイメージセンサーはCCDとCMOS(シーモス)の2種類で、現在は、消費電力が少なく高感度撮影時のノイズが少ないCMOSの方が主流になっています。色の再現性はCCDの方が優れていますが、技術の進歩により、現在は両者の画質の差はほとんどなくなりました。

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