【CSP270】ジムバもいけないパパポケカプレイヤーが全国ランキング40位に近づけた話し
こんにちわ、かじゃむです。
ポケモンカードゲーム チャンピオンシップシリーズ 2023もシーズンの最終盤になっておりますが、私も先日に今期のシティリーグを完走しました。チャンピオンシップポイント(以下、CSP)が、このシティーリーグで成績上位者に付与されるのですが、今期CSPを270PT獲得することができました!
ポケモンワールドチャンピオンシップス2023(以下、WCS)という、ポケカの世界大会へのCSPによる出場優先権が、全国ランキング40位以内のプレイヤーに付与されるのですが、S4のポイント獲得時点で42位でしたので、今期のWCS優先権の権利は惜しくも逃してしまいました。ポケモンジャパンチャンピオンシップス2023(以下、JCS)への優先権が200位以内のプレイヤーに付与されるので、JCSへは参加できる状態になりました。
この記事では、この結果を得られるに至った経緯や、ポケモンカード(以下、ポケカ)への自分なりの取り組み方などを記事に書いておこうと思い記載しております。ぜひ読んでいただけると幸いです。有料になっておりますが、全文無料でお読みいただけます。
ポケカプレイヤー歴
最初に私のポケカプレイヤー歴ですが、始めたのが2022年の年明けごろで、ちょうどハイクラスパックのVMAXクライマックスが発売されてから少し経ったくらいの時期からです。なのでプレイヤー歴は1年ちょっとになります。
以前にポケカを始めたきっかけの記事を書きましたが、まだその頃はCLへも参加したことがなく、シティリーグも思い出作りでいっていたくらいでした。
なので、今期のシティリーグは、競技として最初から最後までを完走した初めてのシーズンとなりました。
普段のポケカへの取り組み方
基本的に私のスタンスは、仕事と家族が最優先で、趣味の時間はその次、として活動しています。
平日は、昼間は仕事をしていますし、夜は子供たちと夕飯を食べたり、会話をしたりする時間を大事にしているので、普段はなかなかジムバトル(以下、ジムバ)などへ参加することができません。平日夜のジムバは、18:00ごろに開始する場所が多いので、そちらに参加するには仕事の調整も必要になります。
休日も家族で出かけることが多いので、なかなかフリーのお誘いなどに参加することが難しく、たまに家族との調整をかけて、フリー対戦やジムバ、イベントなどの大会に参加するために出かけるようにしています。
そんな中で貴重なカードをプレイする時間は、主に夜のリモートになってまして、知人や仲間と平日/休日の夜で遊んでいます。
プレイスタイルは、主にカジュアル勢で、基本的に好きなポケモンや、面白いと思ったギミックを試して戦うことが好きな部類です。
初めてのシティリーグでは、推しポケモンのリザードンを使いたい気持ちから、アルセウス軸のリザードンデッキを作って参加していました。
今期のシティリーグの後半は、ザ・環境と言われるその当時のTier1系のデッキ(ルギア、サーナイト)を使っていましたが、S1のロストヌメルゴンは、今ほどまだヌメルゴンVSTARがフィーチャーされておらず、いわゆる初見殺しに類するデッキだったと思います。そのデッキで良いシーズンのスタートを切れたことと、後述する自分の周り環境の恩恵や、自分なりの取り組み方で、運良く成績をあげていけたのかなと思います。
一緒にポケカを遊んでくれる仲間たち
私が成績を上げていくことができたのは、ひとえにこれに尽きると思います。
ありがたいことに、私の周りでは本当に多種多様な仲間に恵まれてまして、それは時に競技としても、カジュアルな遊びとしても自分に大きな刺激をくれます。
自分自身が前述したように常にポケカに注力できるような状況ではないので、彼らからの情報やアドバイス、一緒にプレイする時間が自分のポケカへの知識を大きく育ててくれます。
それは、自分自身のポケカのデッキやプレイから固定概念をなくし、さまざまな環境の変化の中で、自分ならではのデッキ構成を考える機会を得られており、自分がいざ環境のデッキを握る・握らないに関わらず、プレイヤーとしての裾野を広げてくれる存在です。
デッキレシピの意図を汲み取る
今期から、シティリーグやCLなどで入賞したデッキレシピが公開されるようになり、プレイヤーの使うデッキの平均化が異常に進んだシーズンになったと思います。これは競技者目線ではメリット/デメリット両方あると思いますが、「環境のデッキにこういうカードが入っている」というある種の固定概念が強く出やすく、これによりおっかなびっくりが起きにくい環境になっていると思いました。
環境で活躍するデッキには、当然なにかしらのシンプルな強さや、言語化されたプレイがあると思います。それは割と情報の平均化も進んでいることで、汲み取りやすい環境になっています。それこそ有識者の方々がnoteで記事にしてくれたり、YouTubeなどで取り上げてくれることも大きいです。なので、それらを吸収することで、普段ポケカで遊ぶ時間が少なくとも、机上論としての知識では、ある一定の水準に達せられると思います。
そんな中で、自分はよくジムバトルなどで入賞されたデッキや、デッキビルダーの仲間のアイデアに目を向けることが多いです。
環境や情報の平均化が進んだ中で、俗にいう環境外のデッキでイベントで優勝された方や、環境と戦えるようにさまざまなギミックを考えられたデッキには、何かしらの相手に勝つためのデッキの意図のようなものがあると思います。
それをきちんと汲み取れることは、個人的にとても重要だと思っており、それがわかると逆説的に、環境のデッキの強みも、弱みも見えてくることがあります。
環境のデッキで戦うのであれば、ミラー/メタ戦をどのように考えてデッキを持ってくるのか。
環境外のデッキで戦うのであれば、どうやれば環境のデッキに対抗できるのか。
各々の持ち寄るデッキには、かならずそういうなにかしらの意図があるはずなので、それを吸収することは今期意識していた1つであり、カードを擦る時間が少ない私自身、大切にしていた時間でもあります。
最近CL横浜で準優勝されたkumeさんと対談する機会があり、kumeさんと話している中で環境外のデッキに関する話をする機会があったのですが、すぐにデッキの強みや意図を汲み取り、ことばを返してくれる姿をみて、CL上位に入賞される方のすごさを改めて感じていました。
また、自分が知りもしないデッキと戦って遊ぶことは純粋に楽しいです。毎回新しいギミックを練りデッキを作っては、ニヤニヤしながら持ってくる仲間とわいわいする時間はポケカの熱量を上げてくれるきっかけにもなります。なによりデッキの平均化が進んでいる中で、新しいギミックを考え、なおかつ一定の勝率をとるデッキを作成することは難しい環境になってもきているので、そういうアイデアを捻出できる柔軟な考え方は、プレイの質を上げる上でも重要な要素になってくると思います。
そんな刺激を与えてくれるYouTubeチャンネル、もちポケチャンネルのもっちさんと対談した動画では、もっちさんのデッキの作り方を学べたのも大きな実りがあったできことでした。デッキの強みを軸にしっかり考えることの大切さを語ってくれています。
環境のデッキの多種多様化が進んだこと
今期はロストアビスが発売された後のシーズンでしたが、前回のシーズンに比べて、デッキが多種多様に活躍できる環境になったと思います。
その後のパラダイムトリガーや白熱のアルカナ、VSTARユニバースでも様々なカードが発売されました。
その中でもロストギミックや、ルギアデッキのアーケオスのギミックは、今まで環境で戦えなかったポケモンたちに大きなチャンスをもたらしてくれたギミックだと思います。
その結果、固定デッキの1強、2強環境でなくなったことで、私のようなビギナーのプレイヤーでも、マッチングや構築の相性次第で、熟練のポケカプレイヤーとも戦える環境になりました。
それこそ今期のS4の環境では、サーナイト、ルギア、ロスト(LTB、ギラティナ)、ミュウ(雪道、F型)、アルセウス(ギラティナ、ジュラルドン、アルセウスロコン、etc)、パオジアン、ディンルー、ミライドン、インテレオンウーラオス、などなど。その他のどのデッキも本当に強いデッキが多い環境でした。このような環境下で、どの対面にも絶対に勝てるデッキは存在しないと思います。
こういうプレイヤーの趣味嗜好で戦えるデッキが広く広がったことが、前シーズンと比較するとチャンスが多くもなり、また難しくもなったシーズンだったと思います。
どんなデッキにも可能性がある。だったら1つのデッキに偏らずに、色んなデッキを試したり対面することは大切だし、なにより様々なカードに可能性がある環境はTCGを最高に楽しめる環境だと思います。
シーズン毎の振り返り
最後に、各シーズン毎の成績やデッキなどを簡単に振り返ります。
S1 ベスト4:ロストヌメルゴン
記事でも書いてますが、直前の横浜CLにロストヌメルゴンで参加し、手応えを感じていたので、数枚差し替えて臨んだシティリーグでした。
環境でも認知はそこまで進んでいなかったこと、当時の環境で活躍していたLTBなどにも強く戦えることが魅力で、ヌメルゴンは当時ずっとつかっていたデッキでした。
当時の環境で1番怖い存在だったのは、ヌメルゴンVSTARをワンパンしてくるキュレムVMAXと、巷で流行り始めていたミュウツーVUNIONでした。
結果として、キュレムVMAXは予選で突破することができ、かなり順調に予選を進められましたが、トーナメントの最終戦のアルセウスミュウツーVUINION戦は、常にキュワワーのはなえらびでミュウツー戦で重要なカードがセットで来てしまい、ロストを進めた結果なにもできずに終わった一戦でした。
ロストギミックの性質上、どうしてもこういうケースは起こってしまうデッキではあったため、納得の敗戦でしたし、なにより初めてトーナメントに進めた喜びが強かったS1でした。
S2 優勝:ルギア
このシーズンでは、初めて環境Tier1のデッキを使用することを決めて臨んだシティリーグでした。
Tier1のデッキを握ることは、シティリーグ参加者全員のメタ対象の筆頭ということもあり、当初使うことは絶対やめようと思っていた時期でもありました。
シティリーグ前日に、同じ日程でかつ別会場の友人と練習する中で、Tier1のルギアの戦い方を議論している中、ふと「このデッキ使って自分も戦うよ」と話した記憶があります。このシティリーグ前のCL京都に参加する知人の練習役としてずっとルギアを使っていたので、プレイへの不安もなかったのは大きかったと思います。(誇張ぬきに200回以上プライマルターボと口にしてたはず)
実際にシティリーグ本番で使ってみると、Tier1で戦うことの面白さにも気づけたシーズンでした。
これは勝ち負けというより、相手のメタがどのようにきて、それをどう乗り越えるかの思考のゲームだったことです。これは今まではメタることのみを意識していた自分にとって、新しい発見があったことで、前述したデッキの意図を汲み取ってその中で自分の中での回答を盤面で会話するような感覚でした。
実際Tier1を握って必ず勝てる環境でもなかったので、その気づきはその後のプレイにも大きな影響があったと思います。
TCGにおける対話の楽しさについて語りあったベジータさんとの対談もきっかけです。
S3 トップ16:白ルギア
S2に引き続き、ルギアを使用しており、当時はジェットエネルギーが出てきたことで、白ルギアが密かにフィーチャーされ出した時期でした。
またちょうどこの時期は仕事が忙しく、ポケカの時間があまり取れなかった時期でもあったため、前回のルギアにあやかって白ルギアを試してみようとぶっつけ本番でもっていったシティリーグでした。
幸い環境のデッキとの対面は頭にあったのでプレイは順調にできましたが、初戦は2ターンかぜよみを余儀なくされたことで、最後ぎりぎりロストに追いつくことができませんでした。
最終戦のこくばクレッフィは、ルギア対策の雪道シャドーミストを搭載したデッキだったので、バケッチャを入れてなければ2敗していた可能性があったので、その点では運が良かったと思います。
S4 準優勝:サーナイト
最後にS4です。つい最近のシティリーグで、Tier1筆頭のサーナイトを選択しています。
サーナイトデッキ自体はずっとS3の頃から使用しており、CL宮城でも候補にしていたデッキでしたが、S3/CL宮城ともに白ルギアで臨んでいたため、使用機会のなかったサーナイトを持っていこうという思いになりました。
結果として準優勝を得られましたが、最終戦はアルセウスの得意とするロストシティ、頂への雪道のギミックをかわしきれず、相手選手の素晴らしいプレイングに負けた試合でした。しかし世界いけるかも?というプレッシャーもまったくなく、純粋にポケカの対戦を楽しめたS4でした。
まとめ
今回記事を書きつつ、2023シーズンを振り返りました。
同じ社会人の方々や、パパ、ママさんプレイヤーの方々のちょっとした気づきになってくれれば幸いです。
最近はじめたYouTubeチャンネル noteポケカ部の放課後では、ポケカに関する情報を様々なゲストの方にも参加していただきつつ、ポケカ系noteクリエイターのビオラさん、しらいしさん、さちこさんを交えて今後も活動を続けていくので、もしよければぜひご覧になってみてください。
近々JCSへ向けた動画も公開予定となります😉(あのゲストが再登場?!)
最後にこの記事を読んで、良かった!と思っていただけましたら、スキや記事の購入をしていただけますと嬉しいです。売上は休日に出かけてもいい子でお留守番してくれる子供たちに美味しいお菓子を買うことに使わせていただきます!
読んでいただき、ありがとうございました👋
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