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「ガタ子って新潟だけじゃなかったの?」地域情報にとどまらない、ローカルメディアの新たな可能性

2024年10月1日、ユニークワンが運営するローカルメディアを全面リニューアルしました。

このリニューアルで「にいがた通信」は「にいがた速報」へと名前が変更。他の地域メディアも「ながおか速報」「とやま速報」など「〇〇速報」という形で統一しました

これに伴い、新たに全サイトを統合する名称も決めました。全体を「ろーかる速報」とし、あらためて全国展開に挑戦していきます。

さらに、ライターの名前もすべて「ガタ子」で統一。これまで地域ごとに異なるライター名で情報を発信していたため、今回の統一はかなり大きなリニューアルです。

しかし、このリニューアルはガタ子を活用した事業展開の一部に過ぎません。今後も「ガタ子」を中心に様々な事業を展開していく予定です。

今回のnoteでは、このリニューアルの背景や今後の事業展開について詳しくお話しします。


これからは長岡も富山も「ガタ子」がローカルニュースを発信!

これまでユニークワンでは全国各地でローカルメディアを展開してきました。

しかし先ほどお話した通り、2024年10月1日からはすべてのローカルメディアが「ろーかる速報」として統一。全地域のライター名も「ガタ子」に変更となりました。

今回、かなり大胆なリニューアルだったので、戸惑われた方もいるかもしれません。

僕はこの変更により、地域ごとのライターのバラつきを解消し、ガタ子というブランドをより広く親しみやすくしようと考えています

ガタ子が各地域の情報を統一して発信することで、読者にとっても「ガタ子=ローカルニュース」という認識を高めたかったのです。

今後も新潟をはじめ、長岡や富山など他の地域でもガタ子がローカルニュースを発信していく予定です。

社内では猛反対が…。なぜメディア展開をリニューアルしたのか?

今回のリニューアルですが、実は社内では半年以上にわたって話し合いがされてきました。

リニューアルの話をした当初は、もちろんユニークワンの経営陣から多くの反対意見がありました。「せっかく地域ごとに根付いてきたファンがいるのに…」という声が上がりました。

実際、多くの地域でライターに対してポジティブな反響をいただいていました。このまま地域ごとのライターを活かして運営していく方がいいのではないか、という意見はもっともです。僕も予想はしていました。

しかし、地域によってPV数のばらつきが大きかったです。当時は盛岡や宇都宮などの地方都市、また東京都港区や新宿区などの首都圏でもローカルメディアを展開していましたが、一部地域ではPV数が伸び悩むケースがありました。

もちろん地域特性や競合状況も関係あると思いますが、地域ごとに異なるイラスト・キャラクター名で展開していたため、それの影響も少なくないと考えました。

さらに、2023年7月に行われた「ガタ子フェス」でのキャラクターグッズ製作も今回のリニューアルのきっかけとなりました。今後、別の地域でフェスを開催する際、それぞれの地域でグッズを開発する必要があります。「一体、何種類のグッズを管理しなければいけないだろうか・・・」と想像しながら途方に暮れました。

そこで全国展開をよりスピーディーに進めるために、各地域ごとに異なるキャラクターを持つよりも、ガタ子という一貫したブランドで認知度を高める方が効率的であると判断したのです。

「ガタ子不動産」に「ガタ子セレクト」、今後のガタ子は近接領域以外にも進出予定

さらにガタ子は今後、地域に密着した様々な事業展開を予定しています。

具体的には「ガタ子不動産(仮)」や「ガタ子セレクト(仮)」といった新たなサービスを計画中です。

不動産事業については、以前からローカルメディアと不動産の相性が良いと考えていました。ローカルニュースを発信するガタ子は、地域住民をターゲットにした不動産ビジネスとも自然に結びつきます。

ガタ子不動産では、これまでのメディア内で不動産に関する記事を掲載していた経験を活かし、成果報酬型での不動産買取サービスを提供する予定です。

また、ガタ子セレクトでは、ガタ子のキャラクターグッズの販売に加え、ガタ子が記事内で紹介した商品をそのまま予約し、購入まで完結できるシステムを考えています。

この取り組みは、地域の小規模事業者を支援するためのものでもあります。

地方には優れた商品やサービスを提供する小さなお店が多く存在しますが、規模の小ささゆえにオンライン予約システムを持たない店舗が少なくありません。

そこでガタ子がその役割を代行し、地元のよい商品やサービスを広く伝える手助けをするのです。

このようにガタ子は今後ローカル情報の発信だけでなく、地域密着型の事業展開を進めていく予定です。

この「ガタ子不動産」や「ガタ子セレクト」を展開する上でも、今回のリニューアルは必要なものでした。

もし地域ごとに異なるライター名が存在したままだと、地域ごとに「〇〇子不動産」という名前を増やさなくてならなくなり、サービス展開が煩雑になってしまいます。こういった事業展開のためにも、今回の統一は非常に重要な決定でした。

今後、ガタ子はローカルニュースを起点に様々な分野に進出していく予定です。今後の展開にぜひ注目してください!

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今回はユニークワンが運営する「にいがた通信」が「にいがた速報」へリニューアルした理由についてお話しました。

今回の記事を読んで「にいがた速報」に興味を持った方は、ぜひサイトをご覧ください。





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