ワキガに産まれて

 私はワキガです。

 誰もワキガで生まれたくて産まれた訳ではありませんがワキガで産まれたってだけで異性にワキガと思われたくなくて近づくのを諦めてチャンスを何度も逃してきました。


 黒歴史の中学時代。

 みんなが色々と気を使い始める中学の頃。
 ワキガがあまり浸透していない頃。
 制汗剤で朝ごまかして行ってましたが自分では臭うのがよくわかりました。
 当時の先生にもワキガがいて馬鹿にしてましてが自分もワキガ。
 段々とばかにできなくなってきました。
 大人になったときあんな風に臭いたくないと思って生活してました。
 ワキガが悟られたくない思いが強くなり目立つ行動を控えました。
 そのせいかあいつはあいつ中学でおとなしくなったとかレッテルはられました。

 高校入りまた悩む

 自覚ありのワキガ。 
 県立高校へ進学し彼女が欲しくて必死だった。
 結局メルカノみたいなのは出来たけど本当の彼女できずに卒業。
 
 高校時代は制汗剤を常に持ち歩き臭い時にかけるスプレー式制汗剤。
 マックでバイト。少しけむたがれる。
 手術が色々な雑誌に出始めた頃でした。 
 今とは違い40万とかかなり高額でした。
 今は半額位で手術うけれたり保険適用だったりとかなり優遇されています。
 今も最新治療はそれくらいかかりますが切って中身出すのがそれくらいしました。

 社会に出て

 町工場に入った。女性は一人だけ。
 なんちゃなかった。
 仕事終えて町に出掛けて遊びまくって彼女出来たがすぐに別れる。
 そのショックがでかくて辞めてしばらくプー太郎。
 復活。派遣で大企業の工場へ。
 ワキガだったがこの頃ファブリーズみたいな制汗剤があり朝かけたりしてごまかす。
 彼女が出来る。
 ワキガだったが気にしない人だった。
 本当によかった。
 

 結婚し建設会社へ入社。
 現場職で汗が垂れ流し。
 自分の臭いで自分が気持ち悪くなるくらい強力になってました。
 制汗剤使うのやめ始める。
 同乗して現場にいくガードマンに裏でスゲーとかうぇとか言われる。

 辞めて転々としまた同職の現場職へ。
 そこは平気でくせぇとか色々言われた。
 頭きたので手術決行へ。

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