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SY77を使って曲を書いてました!
おはようございます!
音楽家の湯川和幸です。
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今朝は曲を作ってました!
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最近のマイブームは
古いシンセサイザーを使って
曲を作ることです。
うちには、
古いシンセサイザーが3台あります。
実はもっとあるんですが
ちゃんと鳴るように
設定しているものが3台なんです(笑)。
3台とも私が中学生や高校生の頃に
発売されたものばかりです。
話は飛びますが、、、
私が子供の頃の約束として
お年玉をもらったら1万円だけ好きに使って
あとは貯金するというものがありました。
ただし、高校生になったら
その貯金は自分で考えて好きに
使ってもいいということだったんです。
ですので、高校生に入るとすぐに
田辺のミドリショッピングセンターにある
岩本楽器さんへ行って、シンセサイザーを
注文したんですね。
当時のシンセってけっこう高いんで、、、
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親からすれば、
すごくハラハラドキドキした
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と思います(笑)。
もちろん、当時はそんなこと
私は思いもしませんでしたが、、、。
ちなみに、今、自分が親になって
うちの子供がもし、、、、、
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自分みたいだったら私は耐えられない!!
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と、ときどき思います(笑)。
二人とも素直で、そして元気いっぱいで
大変ありがたいと感じてます。
で、話を戻しまして、、、、
その時に買ったのが
今朝、使ってたヤマハのSY-77
というシンセです。
これは、かの小室哲哉さんが愛用(?)
していたシンセサイザーでした。
小室さんが
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「これが1台あれば
あと20年は他のシンセいらない」
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くらいのコメントをしてた
シンセサイザーです。
いりますけどね、他のシンセも(笑)。
また小室さんも、その後、
たくさん腐るほどシンセ
買ってましたけど(笑)。
さて、曲を作る時、最初の段階で
ドラムを打ち込むことが多いんです。
曲の雰囲気って、、、
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リズムでかなりの部分が決まる
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と私は思ってます。
良い音がないかなぁと音色を探して
そして、簡単な8ビートを組んで
それを聞きながら曲を作ってました。
その時は、なんてことなかったんですが
だんだん他の音色がたされて曲らしく
なってくると、、、、、、、
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SY-77のドラムの音が
すごく豊かに聞こえ始めました。
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キックの音なんて
今発売されているリアルな
ドラム音源と比べても
まったく遜色がありません。
いや、むしろSY-77の
音の荒さが良い意味で
音をとても豊かにしています。
これには驚きました。
なぜかというと、大学生の頃、、、、
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「SY-77のドラムはろくな音がない。
特にキックの音が良くない!!」
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とヤマハの営業に人に私が文句を
言ったことを覚えてるからです(笑)。
すみません、ヤマハさん。
私の使い方が悪かったのと
私の耳が腐ってたんだと思います(笑)。
当時は、シンセサイザーは高価でしたが
その代わり、開発も丁寧にされてたように
思います。
今回のドラムの音だって
一見すると、なんてことありませんが、、、
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曲に混ざるとすごく良く聞こえる
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ように作られてます(と私が勝手に思うw)。
これぞプロの技です。
一見、プロの技って地味に聞こえたり
当たり前に感じるかもしれませんが、、、
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その当たり前がすごいんです!!!
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その当たり前にお金を払ってるんだなぁ
と改めて思いました。
当たり前のことを丁寧にした商品の
値段が高いのは当然ですね(笑)!!
また、なんでもそうだと思いますが
その機械にあった使い方をすることも
とても大事です。
例えば、よく言われるのが
ヤマハ製のミキサー(音を混ぜる機械)は
カナレというケーブルのメーカーの使用を
想定して作られています。
これをモガミやベルデンのケーブルで使うと
微妙に違和感を感じるんですね。
そういった細かいことも
自分の理想の音楽を目指す上で
少しずつ自分に取り込んでもらったら
より自分らしい音楽に近づいていくと
私は思ってます。
それでは今日も
ゆったり腹式呼吸でいきましょうね!
今日も最後まで読んでくださって
ありがとうございました。
湯川和幸でした!