1日間、フルで楽しみました。
みなさんこんにちは!
国際協力NGOのCBBでインターンをしている大分大学の神野です!
昨晩は、雨が降る中、中央大学の学生達との食事会からメコンの学生と歩いて帰りました。
こんな時間も、もうすぐ終わるのか。
そんなことを思いながらも、みんなと、たわいも無い話を楽しみました。
そんな今日も、中央大学の学生と調査に出ました。
今日の調査班は、ストリートチルドレンの班で実際にスラムと呼ばれる場所でインタビューをしたりしてきました。
スラムと呼ばれている地区に行った感想は、思っていたより普通の生活をしている。
ということです。
『スラム』という言葉の定義など、あまり深いことは分かりませんが、今日行った場所はみんな工場で働いているような人達でした。
先日、ゴミ山の調査に行った経験から、私の感覚では、スラム街はゴミ山のワンランク上に位置する。
という感想を持ちました。
今日行った場所の人達の世帯収入は、平均でだいたい250ドル前後だったように感じます。
工場で働くためには、文字の読み書きができる。
このスキルがいるようなのですが、このスキルさえあればゴミ拾い生活の人の生活もかなり変わってくるということを改めて実感しました。
というのも、今日インタビューをした中に、家の中に招いてくれた人がいました。
その家の中には、日立の冷蔵庫や大きめのテレビなどが設置されていました。
家の見た目と、実際の生活は思ったより違っていて少し驚きました。
子ども達も、グレードが少しずれている生徒もいたけど、大方は、しっかりと学校に通っていたように感じました。
遅れている生徒も、学校の入学した時期が遅かったなどと言った理由で、学校に行く日が少なくて進級できなかったという訳ではなさそうでした。
中央大学の学生と様々な場所に調査に行って、思ったことが、本当にカンボジア人はいい人が多い。
ということです。
様々な人にインタビューをしたのですが、忙しそうにしている人でも手を止めて話をしてくれたり、
質問した答えにNGが付いたことは一つもありませんでした。(質問してくれた学生のおかげかもしれませんが。)
質問の内容は、収入はいくらか。やゴミ山で働いている理由など、私からすると、本当に答えてくれるのか?
と思うような質問も全員が真剣に答えてくれました。
私は、正直、日本人だから~。カンボジア人だから~。
という、ひとくくりにするという事がすごく嫌いです。
人間、人それぞれ違う。
そう思っていましたが、やはり国民性というものがあるのかな。
と今回改めて思いました。
私の感じたカンボジア人の国民性というのは、困っている人がいたら手伝う。
これがここ数日間様々な経験をして感じた国民性です。
もちろんこれに当たらないカンボジア人もいるのでしょうが、私の目には、そう映りました。
本当に温かい人達が多く、カンボジアに住めば住むほどどんどん魅力に吸い込まれていきます。
そんなインタビューを行った後は、プノンペンで今日まで行われていた、水祭りに行ってきました。
二日前は1人で行ったのですが、今日はメコン大学の友達と一緒に花火を見に行きました。
花火は友達と見に行くことに限るな。
そう思いました。
1人で行ったときは、自分のみたい場所をいつまででも探し続けられるし、狭いスペースでも1人だからそこで鑑賞できるから、1人最高。
そんなことを思っていたのですが、今日みんなと、うわー。きれい!
そんな言葉を発して返事が返ってくる方がうれしいと気付きました。
基本、1人で行動することが好きな私ですが花火はやはり誰かと行くべきだと感じました。
花火を見に行った後は、みんなでご飯を食べに行きました。
水祭りでは、みんなで川沿いに行きご飯を食べるのが一般的なようです。
そこで、初めて孵化しかけの卵。通称ホビロン食べました。
普通に、ゆで卵と同じような感じで普通に美味しかったです。
今日はカンボジア生活を存分に楽しむことができました。
それもメコン大学の学生のおかげです。
メコン大学に来れたこと。メコンの学生に会えたこと。色々なことに感謝しながら、残りわずかのプノンペン生活を楽しみたいと思います。