さよならだけが人生か。でもさよならにも言い方がある。(27)

1月17日。
午前中にケアマネージャーさんとミーティング。
彼女には、6年前に母が
パーキンソン病とわかって、
最初の調整入院の直前からこれまで、
ずっとお世話になっている。

母が、昨年4月に老健に入るまで、ずっと、
なんとかひとり暮らしを続けてこられたのは、
彼女のサポートがあったことが大きい、
というより、
それがすべてだったかもしれない。

近隣の訪問医療に関する情報、
各看護ステーションの評判などを
教えてもらう。
一日一度1時間、ヘルパーさんが入れるよう、
手配してくれるとのこと。ありがたい。

また、私にとって一番の懸念事項だった、
母が本当に自宅に戻りたがっているのかどうか、
ということに関しては、病院の相談員さんや、
担当看護師さんが
コミュニケーションを重ねて
本人の意思をきちんと確認してくれる
とのことで、ほっと一安心。

ただ、痰の吸引の頻度によっては、
私の夜間の睡眠が心配、
と言われてはじめて、
その可能性に不安になる。
が、心配してもしかたがないので、
どのように負担を軽減していくかを
前向きに検討することに。

夕方、病院の退院担当看護師さんから電話。
看護ステーションや、
訪問医療の担当医師に関する
希望について聞かれる。

退院は月末を目指すけれど、事情によっては、
2月頭になるかもしれないそう。
それまで母がもってくれますように。

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