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年齢別妊活・不妊治療の進め方 20代 30代 体外受精 ステップアップ編

この記事では20代、30代の方向けにクリニック受診後の不妊治療の進め方や注意点について解説しています。

クリニック受診前の妊活の進め方や受診タイミング・クリニック選びに関する記事はこちらから読めます。

ご自身の年代や妊活・不妊治療のステージにあった記事を選んでお読みください。

この記事で伝えている事
≪20代、30代の不妊治療の進め方 ≫
・不妊治療の進め方 ステップアップのタイミングについて
・保険診療と自費診療 どちらを選ぶ?
・体外受精を繰り返しても妊娠しない時にかんがえること
・保険診療が終了した後の選択肢について

*記事に関する注意点
有料範囲の内容は引用、リライトを含め転載をお断りいたします。
無料部分に関しても、無断転載やリライトはご遠慮ください。引用に関しては、記事リンクを必ず記載ください


1.不妊治療の進め方 ステップアップの目安は?

不妊治療は最初にスクリーニング検査と呼ばれる検査を受けます。検査で特に問題がなければ、基本的にはタイミング治療から人工授精・体外受精へとステップアップしていくことになります。

検査で何かしら不妊の原因になるものがみつかれば(卵管閉塞や精子の異常・排卵障害など)、状況に応じて人工授精や体外受精からスタートすることもあります。

また年齢によっては、タイミング治療を飛ばして人工授精から、タイミング治療と人工授精を飛ばして体外受精からという場合もあります。この辺りは医師の考え方で違いが出てきます。

ステップアップのタイミングや回数は年齢によっても考え方が変わってきます

1-1 20代及び30代前半(35歳か36歳ぐらいまで)

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