№6117:偽情報に騙されるな!
こんにちは。FBL大学学長&スモールジム会長の遠藤です。
2013年から「少人数型会員制オンラインビジネススクール(FBL大学)」を運営し、2020年から約20坪タイプの「スモールジム」を全国に展開中です(2024年度内に全国50店舗体制見込み)。
さて、今朝配信したFBL大学のオンライン講座で「偽情報に騙されるな!」ということを改めて強調しました。
私たちの仕事に関係したところでは「疑似科学(ニセ医学)」が該当します。
今の昔も「●●は食べるな」「●●は毒である」という類の主張が後を絶ちません。
こういったものはすべて「疑似科学(ニセ医学)」なのですが、ジムに来るメンバーさんは影響を受けてしまいます。
トレーナー、インストラクター諸氏においては、そういう声に対して「それは医学ではありません」とあっさり切り返してほしいと思います。
それ以上の会話に付き合う必要はありません。
疑似科学(ニセ医学)であることを説明する必要もありません。
「医学ではない」で終わりです。
なんだってそうですよね。
「50階建てのビルから飛び降りて生存してください」と言われたら「無理です」というでしょう。
不可能なことを不可能というのと同じで「ウソはウソ」なのです。
「最先端の医学」が正しいとされる理由は、その根拠がメタアナリシスや科学的根拠、最新の研究結果、厳格な臨床試験、そして倫理的考慮に基づいているからです。
これらの要素は、医学の信頼性を支える柱となっています。
「Nature」や「Science」といった権威ある学術誌に掲載される研究は、その厳密な審査プロセスを経ており、そこには高い信頼性があります。
一方、メディアを通じて広まる情報は「底辺レベルの信頼性」といわれています。
逆から言えば「Nature」や「Science」で相手にされないからメディアを使っていると言えます。
現代の情報社会において、正しい情報を見極める能力が不可欠です。
特に生命に大きく関係する医学の分野では最新の医科学的根拠に基づいた情報を発信することが専門家の責任です。
明日もこの続きの予定です。