№5388:来る日も来る日も「数字」を追いかけていて楽しいか?!
こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。
さて、土曜日は(基本的に)いただいた質問にお答えしています。
【今週のご質問】
「最近よく『マネジメントなんてダサい』といわれている印象があります。以前は『マネジメントこそ重要だ』といわれていたように思うのですが、どのような変化があったのでしょうか」
【私の考え方】
正確には「マネジメントだけやっていて楽しいですか?」「そんなのダサいですよね」と言っております。
なので「マネジメントが重要である」という認識は変えていません。
というかここは不動です。
結果がショボい人を見ていると例外なく「マネジメント」がいい加減です。
原理原則を押さえることなく、枝葉や目先のことばかりやっています。
広告のキャッチがどうとか、インスタの書き方がどうとか・・。
はっきり言えば、月10万円とか20万円の仕事でいいなら誰にでもできます。
これは「バイト」であり「事業(仕事)」とはいえません。
「事業(仕事)」をやるなら「マネジメント」が必須不可欠です。
まずはこれが大前提です。
で、その「マネジメント」ですが何のためにやっているかと言えば「人生を豊かにするため」でしょう。
仕事でいうなら結果を出して、経済的自由、精神的自由、時間的自由を獲得するためでしょう。
しかし、ほぼ全員の社会人はそうなっていません。
仮に「マネジメント」を習得したとしても収入はちょびっとしか上がらないし、精神的自由と時間的自由についてはむしろ悪化しています。
朝から晩まで休みなく働き、精神的にはストレスで追い込まれています。
では何故そうなるかといえば「数字を追いかけているから」です。
毎日毎日、売上、利益、会員数、入会といった「数字」を追いかけているからです。
私はそれを「ダサい」と言っているのです。
何よりもこんなことをやっていたって何一つ楽しくないでしょう。
これは本当に社長失格という話ですが・・私は自社の売上を知りません。
まともに通帳を見たこともなければ、決算書も未だによくわかりません。
知っているのは「いくら以上ある」ということだけです。
最低限のハードル(いくら以上あるか)を越えているかどうかだけは知っています。
とはいえ、最低限のハードルに達していなくても「数字」は追いかけません。
「そのために何をすべきか」という「施策」を考えます。
サラリーマン時代は「数字」しか追いかけていませんでしたが、今は「メンバーの満足」しか考えていません。
が、それができるのは今は亡き師匠に「マネジメント」を叩き込まれたからです。
「マネジメント」は人生を豊かにします。
「マネジメント」を習得するから「数字を追いかけない」ということができるのだと思っています。
逆から言えば「マネジメントができていないから数字を追いかけることになる」ともいえると思います。
「マネジメント」はそのように捉えています。
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