見出し画像

№5016:赤字事業は「悪」である

こんにちは。(株)個のサポーターズクラブの遠藤です。
※過去分はこちらにあります。

さて、私はとりあえず2007年に独立起業し、株式会社を2社と財団法人を1社(社というのかな?)設立してきました。
※財団法人は辰田さんに全部やってもらった。

今はオンラインビジネス中心ですが、そこに至るまではクラブ運営や業績改善コンサルティングにも携わってきました。

そういった経験から私が理解できない事業が2つあります。

1つは「低利益事業」。

2つは「赤字事業」です。

もちろん事業が軌道に乗るまでの一定期間は別です。

が、いつまでも「低利益」だったり「赤字」だったりというのはまったく理解できません。

理由は簡単で「会社が潰れるから」です。

「低利益は利益が出ている」という人がいるかもしれませんが、利益が返済額以下なら潰れるし、何より必要な投資ができません。

なので遅かれ早かれ潰れます。
※それか従業員の「永久薄給」。

こういったことを放置できるのは何らかの事情でキャッシュに余裕があるからでしょう。

これはこれで必要なことですが、「低利益」や「赤字」を温存していい理由にはなりません。

ここからはわかりやすく「赤字事業」について記しますが、「赤字」をなくす方法は簡単です。

それは「売上以内の経費で運営すればいいだけ」です。

私は真面目に言っています。

仮に売上が100万円なら100万円未満で運営する。

売上が50万円なら50万円以内で運営する。

それだけのことです。

私は支配人時代から「赤字店専門」でしたが、赤字店舗に共通していることは「平気で売上以上の経費を使っている」ということです。

仮に売上が50万円としましょう。

で、人件費を除く経費が25万円だとしましょう。

単純に言えば、ワンオペをして人件費を25万円以下にすれば黒字になります(細かいことは割愛)。

しかし、赤字店舗、赤字体質の企業はここにもう1名社員がいたり、アルバイトスタッフを雇っていたりします。

こうやって経費が75万円等に積み上がって25万円赤字になり、その分を会員増や付帯収入でカバーしようとしています。

こんな感覚で利益が出るわけがありません。

念のため言っておきますが、「これを経営者自らがやる」のです。

「低利益事業」も「赤字事業」もその責任は経営者にあります。

上記のようなことを「従業員にやらせる」のではありません。

私は師匠から「赤字事業は悪である」とたたき込まれました。

一時期は「赤いペン」を使うことすら許してもらえませんでした。

が、そのくらいの執念があったということです。

現在のやり方で利益が出ないなら選択肢は2つしかありません。

1つは「収益モデル」をゼロから組み直すこと。

2つは事業をやめることです。

いつまでも赤字事業をやる意味はありません。

赤字事業は「悪」なのですから。

▼FBL大学のホームページはこちら
▼無料メルマガ「継続するオンラインビジネスの考え方」のご登録はこちら
▼有料メルマガ「思考変容のスイッチ」のご登録はこちら

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?