DATA Saber Apprentice向けの新教材!
1.『データドリブンの極意』発売
2021年7月1日。DATA SaberのApprentice(挑戦者)にとって…いえ、おそらく全てのTableauユーザーにとって大きな出来事が。
DATA Saber認定制度の策定者・KTの著書『データドリブンの極意』が発売されたのです。「Apprentice(弟子)」と「Master(師匠)」の対話形式で進んでいく本書。奇しくも、私がDATA Saberのチャレンジを開始しApprenticeとなるタイミングで…(勝手に運命を感じる)。
本書は、かつて行われた3ヶ月にわたるDATA Saberプログラムが元となっていて、「Apprentice」が「Master」のもとで1ヶ月をかけてデータリテラシーを学ぶという構成です。
冒頭から、私はその「Apprenticeくん」に同調してしまいました。彼と同じ立場とは言えませんが、スキルに自信がないがために、どこかで彼と同様「私のような人間が」と思ってしまっています。(時には感情移入しつつ)読み進めると、
「これは、トレーニング教材動画『DATA Saber Boot Camp』の中でKTが話していたことだ」
「文章にすると、こうなるのか…(人に伝えるときに参考になりそう)」と感じたページが随所にありました。
本が私の手元に届いたのは発売から3日後だったのですが、既に、次に記す「発売記念ライブ」は始まっていました。
2.発売記念ライブ配信
本の発売日である7月1日より、1ヶ月にわたり6回(DAY0~DAY6)、YouTubeで発売記念のライブ配信がありました。
自分で決めたApprenticeの申請を1週間後に控え、時間の確保に悪戦苦闘していた私は、
夜22:00~の配信をライブ視聴するべきか?
時間に余裕ができたときに、後日録画視聴するか?
少し迷いましたが、こんなタイミングはそうそうない!と、ライブ視聴をすることに。これが、正解でした!
3.みんなでいっしょに旅する1ヶ月
YouTubeの記念ライブ配信は、単なる本の解説ではありませんでした。
「一人でじっくり読んでもいいけど、せっかくなら(自分がApprenticeとなった気持ちになって、)みんなでいっしょに旅しない?」
(KTチャンネル『データドリブンの極意 発売記念ライブ DAY0編』より)
という、KTからの「お誘い」だったのです。
本の中身を一緒に体験しよう、というこの記念ライブ。本の中の「Apprenticeくん」は、講義が終わるたびに次の講義までの宿題を課されますが、その「Homework」が、この配信でもKTから出されました。
(私は、「無理だ!」とすぐに取り組むのを諦めてしまったのですが…)
Data Saberを中心とする皆さんが(私の師匠も!)次回配信までにKTに宿題を提出し、DAY1以降の配信は、各人(KT曰く「旅の仲間たち」)が提出した宿題をKTが解説するものでした。
『データドリブンの極意』の「Master」の講義のポイントをふまえて行われるKTの解説。その場で「こうすればもっと良くなる」というアドバイスとともにWeb編集が行われ、KTのTableau操作と解説、そしてYouTubeのチャットに入る他の参加者のコメントが非常に参考になりました。
全6回の配信を視聴し終え、私もいっしょに旅をした気分です。
4.この新教材をどう使う?
私は、『データドリブンの極意』をスキマ時間にちょこちょこ読み、読み終わったのは8月に入ってからでした。あまり理想のかたちではなかった気がしています。
おそらく、この「新教材」の理想的な使い方は…
本の「DAY0」部分を読む
⇒ 記念ライブ配信の「DAY0」を視聴する
自分で「Homework」に取り組む
⇒ 本の「DAY1」部分を読む
⇒ 記念ライブ配信の「DAY1」を視聴する
自分で「Homework」に取り組む…
ではないかと思います。私も、折を見てHomeworkに取り組みたいと思います。私の師匠がKTに確認して下さった教材の「使い分け」は…
勉強の仕方はそれぞれだが、これからApprenticeの試練を受ける人は、本を先に読むか、試練と同時並行で進めるのがいいと思う。
(後回しで本を読むのはもったいない)
とのことでした。これからApprenticeになろうとしている方・既になっている方の参考になれば幸いです。