こういう編集者には要注意？ 困ったときの7つの視点
編集者との付き合い方で困っている方も少なくないと聞きます。
たとえば「割と長く付き合っているのに、いつになったら出版できるの？」と思っている方は多いようですね。
そこで今回は編集者との付き合い方・見極め方に的を絞って、
「こういう編集者に注意」的なテーマにしようと思います。
なお当然、個人差はありますし、相性の問題もあります。
あくまで自分の経験からなので、ご参考になれば幸いです。
①なかなか出版の話が進まない
よくある「いつになったら出版できるの？」です。個人差はありますが、目安としては1年くらいでしょうか。それまでに具体的に動かない場合は、一度ペンディングするなりして考え直してもいいかもしれません。
②飲みへの誘いを負担に感じる
飲みに誘ってくる編集者もいますが、予定があったりご自分が乗り気じゃないなら行かなくて大丈夫です。飲み会に行こうが行くまいが、傍から見ていて企画の採用率はそう変わらないと思います。
③女性の紹介を求めてくる
「そんな編集者いるの？」と思われたかもしれませんが、残念ながらいます。ご自分が女性の場合はより直接的なので特に危険です。こういう人に何かしたところで絶対に本は出せないでしょう。
④話がかみ合わない
これはどちらが悪いわけではありませんが、たとえばオンラインでは「話の出だしが被る」ということが起きやすいので、それが続けばお互いのリズム感が崩れるかもしれません。
⑤ダメ出しばかり
企画について一方的に「これがダメ、あれもダメ」を連発されるだけでは凹みますよね。代案や新提案ができない場合、たいていの編集者はお会いする前にお断りするものなのですが…。
⑥あまりにも頼りない
事あるごとに「会社に聞いてみないと」「上司に確認します」というタイプです。企画の合否や予算に関わることならともかく、執筆のことでも「会社に～」という編集者では仕事にならないと思います。
⑦あまりにも暇すぎる
かつて有能な編集者に「暇な編集者はつまらない芸人と一緒だ」と言われたことがあります。特にテレビでつまらない芸人を見ると、イライラするorチャンネルを変えるという方は絶対に組んではいけません笑
以上です。
①②は「絶対その後も出版できない」とは言い切れませんが、時間は有限です。説教癖があったり寂しがり屋の編集者にどこまで構うか…ですね。
③は最低な輩なので、目の前の餌に騙されないでください。というか、それは餌ですらない疑似餌（ルアー）です！
④はその他に比べればかわいいものです。ただ、リアルで会っても話が合わなければちょっと考えてもいいかも。
⑤は問題ですが、紹介者の方が強引に編集者に会わせている可能性もあり、必ずしも編集者だけの問題ではないかもしれません。
要注意は⑥⑦。経験や能力が不足している可能性が高く、特に新人の著者さんでは不向きでしょう。かなり苦労されるはずです。
この中で最もヤバいのは③で、次いで⑤です。ただ、③⑤はそもそも一緒にやる気がなくなるでしょうから、本当に問題なのは①②⑥⑦と言えます。
我慢しなくていいところで我慢しなくてもいいでしょう。
今は編集者に会えるチャンスは昔に比べて格段に増えました。
「普通の編集者」のほうが遥かに多いので、次のチャンスを待ったほうがいいと思います。
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