見出し画像

ラブグラフカメラマンになっての5年を振り返る

こんにちは、フリーランスフォトグラファーのまちゃるです。

プロフィールにも書いてあるのですが、出張撮影サービスのLovegraph(ラブグラフ)のカメラマンとしても活動しています。

そして気が付けば、ラブグラフカメラマンとなってからまもなく5年になろうとしています。

ラブグラフも5年前に比べるとサービスの規模がぐっと大きくなり、所属するカメラマンもかなり増えています。最近ではLovegraphアカデミーというラブグラフ主催の写真教室出身のカメラマンも増えてきて、ラブグラフも日本の写真文化の一角を担っているなという気がしています。
(ちなみに僕は普通に試験・面接でカメラマンになりました)

本格的にフリーランスで撮影業務をやるようになって6年と少しですので、ラブグラフカメラマンとしての活動時期はそのほとんどを占めているわけですが、振り返ってみるとカメラマンとして大きく成長させてもらった5年だった気がします。

5年間を振り返って

画像1

実はラブグラフはもともとカップル撮影専門の出張撮影サービスでした。
七五三やお宮参りなどのファミリー層の撮影に力を入れ始めたのは2.3年前からです。

今では法人向けのサービスも始まり、物撮りやウェディング本番など一部の分野を除く人物撮影全般に使っていただけるサービスとなりました。

自分が撮影させていただいた方を見ても、最初は石川県内の学生さんやご夫婦が多かったのですが、北陸新幹線の開業に伴い県外から観光で来られて撮影を希望される方が増え、その後七五三やお宮参りのご依頼が増えてきた印象があります。

金沢は古い街並みや歴史的なスポットが多いので、ひがし茶屋街周辺を中心に着物や浴衣での撮影を依頼される方も多いです。
あと意外なところでは能登半島の付け根あたりにある「なぎさドライブウェイ」(今は砂が少なく通行禁止の日も多いです)が車で走れる海岸ということで人気が高い印象でした。

撮影自体もいろいろとスリリングな経験もさせていただきました。
何度かサプライズ撮影(彼氏さんが撮影を知らないパターンなど)を依頼されたこともありましたし、北陸らしく大雪や大雨の中での撮影なんかもありました。

5年間カメラマンをさせていただいているので、カップル時代に撮影したゲストさんにお子さんが生まれてリピート撮影させていただいたり、生まれたばかりで撮影したお子さんの七五三を撮影させていただくという時間の流れを感じる経験もしてきました。

カメラマンとして成長できた

画像2

ラブグラフをカメラマン側から見たとき、はっきり言うと出張撮影サービスの中ではかなり異質な存在になると僕は思っています。

それは「カメラマンの研修に力を入れている」「ゲストの撮影体験を大切にしている」点に表れています。

カメラマンの研修については、最初に書いたLovegraphアカデミーという写真教室を持っていることもそうですが、カメラマンとなった後でも社内研修や研修動画の共有が行われ、撮影した写真への意見交換が日々行われています。

ラブグラフに参加する日本の業界の最前線で活躍するカメラマン、経験豊富なカメラマンとも情報を共有できますし、カメラマン同士の横のつながりが強いのも特徴です。

僕もラブグラフ以外の集客システムを使ったり、以前別の出張撮影サービスの依頼を受けたこともありましたが、もちろん研修はありませんし、カメラマン同士のつながりも無いので、そこで何かが身に付くということはありません。

「よりカメラマンの質を高めてゲストにより良いサービスを提供する」というラブグラフの手法はカメラマンの成長につながるとともに、ゲストの満足度を高めていく面白い試みだと感じています。


もう1つの「ゲストの撮影体験を大切にする」という点もラブグラフならではの面白いテーマになります。

「撮影体験」とは簡単に言うと、「ゲストにいかに心地よく撮影に臨んでもらえるか」「撮影自体を楽しんでもらえるか」ということです。
(実際はもっと複雑ですが・・・)

例えばレストランに行った時に、その料理の味とともに接客も含めてお店の良し悪しを判断するように、「撮ってもらった写真のクオリティ」とともに撮影前後や撮影中のカメラマンの振る舞いや気配りによってゲストを満足させるということです。

僕個人として気を付けていたのは、①北陸の撮影スポットに詳しいことを活かして希望のイメージに合った場所を提案する②撮影場所近くのおススメのお店・スポットを紹介する③その日の気温や天気に応じて防寒・防暑グッズを用意する―などでしたが、それぞれのカメラマンの得意なことを活かしてゲストに素敵な撮影体験を提供しようというのがラブグラフのテーマでした。


このように「カメラマンの研修に力を入れている」「ゲストの撮影体験を大切にしている」というラブグラフ特有の特徴によって、カメラマンとして多くのことを学ぶことができ、成長させてもらったと思っています。

今後の展望

今後のラブグラフカメラマンとしての展望ですが、若いカメラマンがどんどん加入し、活躍する中で年齢的にもそういった人たちを支える形になるのかなと思います。

年齢的なことを言えば引退のようなことも考えますが、しばらくは七五三やお宮参りなどファミリー層の撮影を中心にお受けできれば良いかなと。
(カップルとかフレンズフォトももちろんお受けしますが、オジサンのセンスで問題なければご依頼ください( ;∀;))

ぜひ北陸周辺の方、北陸周辺にお越しの方はこれからもお気軽にお声がけいただければと思います。

https://lovegraph.me/photographers/kazuyami77


ラブグラフはギフトとして、撮影をプレゼントできますのでご利用ください↓



いいなと思ったら応援しよう!

Masaru Nakanishi @石川県金沢市のフォトグラファー&写真講師
サポートしていただいたものは情報収集や撮影に使わせていただき、役立つ情報としてみなさんに発信できればと思います☆