福田健太選手#9がヴェルブリッツ→サンウルブズに招聘された!っちゅうかサンウルブズって実際よく知らないから改めて勉強しつつ今後起こるかもしれないことをただワクワクしながら妄想してみます
ラグビーが好きです。
中学時代はハンドボール部、高校はボート部だったけど、仲良い友達はなぜかラグビー部。尊敬するスポーツ選手は平尾さん。好んで多用したモノマネは滝沢先生。やみくもに「イソップォーー」て叫び散らかすのが好きでした。
特に好きなのは、ラグビーのルールです。トライ5点、コンバージョン2点、ペナルティキック3点、ドロップゴール3点。ラグビーのルールわかりづらい!となりがちですが、この得点体系こそラグビーの"秘伝のタレ"だと思っています。
自チームの強み、相手との能力差、準備した戦略/戦術。当日、相対した感覚、試合中のデータ、得点差、残り時間、切り札の有無…
刻々変わる状況に合わせて大きさの違うブロックを積み上げるように、次に狙う点数=攻め方/守り方を組み立てる。 使うブロックは自由。80分経過時点で、どうすれば相手より高く積めるか?
他のスポーツでも、引き出しが多い選手やチームは見ててワクワクしますよね。次どうくる?おーそうきたか!え、そんなんできるの!(舞の海関、イチロー選手、サッカー小野選手、野洲高校… ってオッサンばれるな)
そういう駆け引きや臨機応変のたのしさが、競技の仕組みとしてそもそも組み込まれているからラグビーすごい。ひいきのチームじゃなくても、スター選手がいなくても、試合そのものにワクワクできる仕組み。
もちろん、大差が開くとそうもいかないのですが、それは他の競技も同じですよね。
むしろ1トライ1ゴールで7点も入るので「最終問題は100万点です!ドヒャー!」みたいな逆転が起こり得るのもラグビー。
戦力拮抗の中ペナルティキックで積み上げた虎の子の6点。ラストワンプレー自陣10mでじりじりとフォワード戦がつづくあの緊張感。ノックオン(=ボールぽろり)で不意に訪れるラストのあっけなさとあの開放感。。
ほかにも罰則の設計もまた絶妙で、反則の度合いに応じてペナルティキック、タッチキック、マイボールスクラムなどアドバンテージ手段が細分化されてい…
あれ、いまこれ何の話?
福田健太選手#9のサンウルブズ加入について
本題です。
もともと19年新入団選手として明治大学からヴェルブリッツに加入した福田健太選手が、今回このタイミングでサンウルブズ@スーパーラグビーに招聘されたことにどういう価値があるのか?
いちファンの視点から、勝手に補足というか邪推していきます。 ※ハートフルですがファクトフルではないので、用法用量ご注意ください。
…
ヴェルブリッツは昨年、所属選手の問題が起こり、社会的影響とチーム建て直しの観点から6月にチームとして無期限活動自粛の判断をされました。
4月に入団したてホヤッホヤの福田健太選手としては、ひとえに「アパーー!」だったと思います(イメージ)。記事では、当時の揺れる想いが語られています。
福田は苦悩の時期をこう振り返った。
「むちゃくちゃ不安でしたよ。入社1年目で、最初に発覚したときは何が何だかわからない状況だったけれど、2人目がでたときは正直もう終わったなと思いました。最悪の場合、もちろん廃部という選択肢もあった。先が見えない状態でそれぞれ個人練習をしていました。仕事が終わった後に、家の近くのジムなどで練習をして、とりあえずやっているという感じでした」
この記事は昨年12月まだサンウルブズのサの字もない頃のものですが、いま訪れている絶好の転機を思うと、昨年の逆境はすべてがその布石、それこそ「これスクール⭐︎ウォーズ3ちゃうんか」くらいの逆転シナリオを期待してしまうわけです。
要するに筆者は、この挑戦を点の出来事でなく
"令和のニュースタァ福田健太#9、その成り上がり列伝 - 序幕 - "
と読み替えて、ひとり浮き足立っているわけです。(This is 妄想)
そもそもサンウルブズって?
Google先生、Wikipedia師匠に指導仰ぎつつ、自分なりにポイントをまとめると
[スーパーラグビー]
●南半球の強豪国で15人制盛り上がろうぜ!と作られた国際リーグ。前身は1996年から。現リーグは2011年から。
●開催期間は2-7月。世界のスターが集まって期間限定のスーパーチームが結成される
●5カ国から15のプロチームが参戦。オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ、アルゼンチン、日本
●日本は歴史的にオセアニアと仲良しなので、北半球だけど仲間に入れてもらってるぽい
●日本代表選手の強化プラン、武者修行にも活用されている
[サンウルブズ]
●15チームのうち、唯一の日本国籍チーム
●チームの国籍は日本だけど、選手の国籍は8ヶ国とか。国際リーグのプロチームならでは。
●2016年からリーグ加入。ジャパンの前監督みんな大好きエディ・ジョーンズが相当尽力されたみたい。
●2016-2019シーズン通算戦績は8勝53敗1分
●2020シーズンはW杯日本開催のためズレたトップリーグと日程ほぼ丸かぶりで、国内の主力〜ベンチ入りクラスは参画できない状況。
→ にも関わらず、2/1の初戦は過去全敗のレベルズ(オーストラリア)に勝った!
→ ただし、2021シーズンからは除名されること決定済み。。。最後のシーズン。
正直、いままではチーム名と試合結果をニュースで眺める程度で、「ジャパンの主力が過去に参戦してたんだな」「おー、今期は初戦勝ったんだなスゲー」くらいの知識・興味レベルでした。
なので、今回を機にとりあえず公式/非公式アカウントをフォローしつつ、これから徐々に距離を詰めていく所存です。
福田健太選手#9にこれから起こること (Yes, it's 妄想)
出場機会が増える(増えてくれ)
↓
ストロングポイントが伸びる
↓
露出が増える、名前が売れる
↓
ヴェルブリッツ帰還後も、出場機会が増える(たのむ増えてくれ)
●出場機会が増える
これは増えます。間違いない。
[ヴェルブリッツ]
9番(スクラムハーフ、SH)は4人いて、現状はまだ3〜4番手と思われます。W杯メンバーの茂野選手・2番手滑川選手の二枚看板はかなり盤石なので、今シーズン中のベンチ入りは相当厳しいかも…という所感
[サンウルブズ]
福田健太選手が加入して9番は4人。人数は同じですが競争レベルは圧倒的に僅差と思われます。本日2/15のチーフス戦では早稲田大学の齋藤選手がスタメンだったので、福田健太選手も今後チームに馴染めばバリバリチャンスあり。次戦からはリアルに期待です。
●ストロングポイントが伸びる
技術的な面もさることながら、福田健太選手のストロングポイントは、メンタルや視野の安定感ではないかと勝手に思っています。試合解説やインタビューから感じられる冷静な分析、飄々とした佇まい、物怖じせずシンプルなもの言いなど。
チームメイトほぼ外国人、毎試合はじめての場所という特殊な環境が、国内リーグの完成された環境よりもむしろ福田健太選手の強みやユニークさをのびのびと活かせるんじゃないかと、そんな風に感じるのです。
●露出が増える、名前が売れる
"大学日本一のキャプテン"という時点で露出多いし名前も売れてるんですが、いまはW杯以来の追い風で、見る側・見る層が圧倒的に広がっている時合い。
風はサンウルブズにも届いていて、スポーツニュースなどマスメディアでの取り上げられ方も大きくなっている気がします。
ヴェルブリッツの3-4番手(現在地)
→サンウルブズの1-4番手(未開の地)
未来のことはわかりませんが、ここからきっとお茶の間で目にする機会は増えるはず。
あとイケメンやし。
●ヴェルブリッツ帰還後も、出場機会が増える
ここまでの妄想、もとい仮説が現実になれば、7月のチーム帰還後のチャンスも自ずと拓かれていくんじゃないかと。
盤石の二枚看板にグリッと食い込みを期待したいところです。
我々がすべきこと
「そうだ、スタジアム行こう」
スーパーラグビーは世界中を転戦しますが、サンウルブズのホーム=日本でもけっこう試合が組まれています。
秩父宮(東京)か花園(大阪)かって感じですが、今年鬼ほどプレミア化しているトップリーグに比べればまだチケット入手できそうです。
こんな雑文に最後までお付き合い下さったあなたは立派な福田健太ファン、フェチ、ケンティストです。
新天地で早々にベンチ入り→スタメンに駆け上がってくれるはずなので、ぜひスタジアムに応援にいきましょう!そして
「イソップォーー」
もとい
「ケンタァーー」
って叫び散らかしにいきましょう!
筆者もこれから家族会議します!(小さい子が2人居まして。。。)
※行けない時は、J-SPORTSで!(1,800円/月でラグビーモリモリ見れます)
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