プロ野球のDH制について
みなさん、おつかれさまです。
本日は、プロ野球のセ・リーグにもDH制が導入されるかも?のニュースについて少し書きたいと思います。
そもそもDHとは、「Designated Hitter」の略語の様です。
ここは知りませんでした😅
つまり、攻撃時に投手の代わりに打席に立つ、攻撃専門の選手を意味します。指名打者に選ばれた選手は、守備をする必要がなく、攻撃のみに専念することができます。ただ、投手以外にDH制を適用することはルール上できないため、指名打者は投手の代わりに打席に立つことしかできないのがルールです。
ご存知の様に、日本ではパ・リーグのみが導入していますが、この違いがセ・リーグとのレベルの差に繋がっていると長らく言われてきましたね。
近年セ・リーグでは、巨人・原辰徳監督がDH制導入を熱心に訴えてます。
理由
✅より強い、魅力的な野球をするためには必要だ
当時、巨人は日本シリーズでソフトバンクに2年連続4連敗を喫しており、DH制の優位性が指摘されていた背景もありますが、他球団の猛反対で、頓挫しました。
個人的な見解を述べさせていただくと、導入には賛成です。
プロ野球を観に行くと、9番ピッチャーが三振でヨシの場面を見ますが、アレって必要??
お金を払って試合を観に行って、わざと三振ってどうなのと。
もっとスリリングな展開を期待したいのもあります。
投手からすると、気の抜けないケースが増えて負担が増えると思いますが。面白くなると思います。
また控え選手の出場機会が逆に減るかもしれませんね。
投手への代打や守備要因の選手の機会が低下するだろうと。
正確にデータを見た訳ではないのですが、パ・リーグの方が1試合あたりの出場選手数は少ないのでは?
誰か統計を取ってないでしょうか?
ただ純粋なプロ野球ファンとしては、本気での勝負をいつも観たいですね。
また投手力がアップするとも言われていますが、どうなんでしょうか? パ・リーグに良い投手が多いのはDH制があるから?とも言われてますよね?
全体のレベルアップに繋がるならと思いますが、、
そんなところに、アメリカメジャーリーグのルール変更が、日本野球界にも波紋を広げていますね!
新たな労使協定により、アメリカン・リーグに加えて今季からナショナル・リーグでもDH制が実施されることになった模様です。
日本のプロ野球では、メジャーリーグでのルール変更を数年以内に導入するのが慣例となっています。
例:コリジョンルール、ビデオ判定など
早ければ今秋にもセ・リーグへのDH制導入の議論が行なわれますでしょうか?
2023年シーズンから実現する可能性もありそうですね。
ちなみに、ファンの間でもDH制の導入に対しては、賛否両論ある様です。
「野球が攻撃的になる」
「投打ともレベルが上がる」
「投手の打撃も野球の一部」
「投手に代打を送り継投する戦術も見どころ」
経営者側からは
「レギュラー選手がひとり増えて年俸総額が高騰する」
資金力が豊富とはいえない広島、中日は猛反対の立場。また、阪神もやや消極的な立場の様です。
一方、DeNAとヤクルトは現状ではニュートラルな立場の様です。
もし導入されれば、各チームの戦術も変わるでしょう。
野球そのものがより攻撃的で楽しくなるでしょう!
メジャーの二刀流の大谷翔平選手にとっては、交流戦のナショナルリーグ球団主催試合でも指名打者として出場できるようになり、テレビ観戦できる機会が増えて楽しめそうですね。
将来的にはアマチュア野球への影響も出てきそうですね。
国際大会はプロ・アマ問わずほとんどがDH制が導入されており、野球はDH制の競技であるという流れが完全に確立され、高校野球にも??となりそうです。
エースで4番など、打って投げての選手がチームの中心にはだいたい存在するので、プロとは違う使われ方が理想ですが。
甲子園での球数制限を導入した高校野球界にも、さらなる改革の波が押し寄せるのでしょうか?