大学院生という肩書き
「大学院生」この肩書もあと5カ月。
5カ月にはどこかの学校での教員人生をスタートする。
正直,心配事でいっぱいだ。
私住んでいる県では山に囲まれた地域があり,採用にあたりそういった地域での配属に対する意思を聞かれる。
私は20代の期間は多くの現場経験を積んで博士課程に進学することを考えているので当然快諾した。
大学院生になったことで専門知識は学部生の時に比べて飛躍的に向上したが,実際に教壇に立つとなるとちゃんと授業ができるのか,生徒指導は?クラス運営は?と心配な点は数多くある。
院生の間,教壇に立つことを意識して実践系の学会や講習,勉強会に積極的に参加してきたが,それが実際に役に立つのか。
実際学会でいくら発表しようが,論文を何本書こうが実践の場面では単なる文字の羅列にすぎない。この経験をどう生かすことができるのか。私は残りの大学院生生活で考える必要があると感じた。