HELIAR 50mmで北海道の下の方のとんがったところに行く 〈その2〉
襟裳岬の右側にいくぞ
札幌から襟裳に向かうと、北海道の下のところの左側の海岸を沿うように進む。岬を越えて北海道の右側、道東へ向かう人はそれほど多く無いと思う。せっかく次の日も休みなので思い切って帯広まで行って一泊しようと思いついた。
思いついたのだが、アパホテルとか東横インとかは満室で、一泊2、3万円のいいホテルしか空いていない。おじさんの思いつきドライブ旅行なので、寝られりゃいいのである。ホスピタリティは余計である。いくら食べ放題の朝食ビュッフェもいらないのである。帯広に到着してしまって車中泊も考えたが、その日のうちに帰れそうだったので、帯広から高速で札幌まで帰ってしまった。
日本の渚百選|百人浜
襟裳岬の東側には百人浜という、美しい砂浜があるという。
日本の渚百選に北海道からは5つ選出されていて、島武意海岸、イタンキ浜、江ノ島海岸、百人浜とトドワラ。そのうちこの百人浜と野付半島のトドワラだけ来ていなかった。今回のドライブの目的は襟裳岬とこの浜だ。
浜まで降りる手段がわかりづらく、林の中を通って行くのだが、クマが怖すぎる。一人だったので口笛とか歌を歌いながら歩いた。私はとても臆病なのだ。
清潔で端正な弓型の形状の海岸ではあるが、イタンキ浜より変化に乏しく少々退屈な海岸であった。天気が良ければもっと綺麗であっただろう。
これらの写真もα7sにHELIAR Classic 50mm F1.5。他にもレンズ持って行ったのだけれども、面倒くさくて付け替えなかった。
〈つづく〉