X-PRO3と台湾へ。〈その1〉
カメラをぶら下げて台湾へ行く。
台湾へは2回目だ。10年ぶり。前回は社員旅行で、なんとなく連れていかれたというテイだったが、今回は行きたくて行った。最初に行った時に大好きになったからだ。今回は同僚ではなく彼女と行ったので、本当に楽しかった。
旅行終わりの余った台湾元は日本円に両替していない。なぜならもう一度行くつもりだからだ。
持っていったのはFUJIFILM X-PRO3とXF23F2とXF3514だ。結果的には23F2でとることがほとんど。この旅でこの画角が大好きになった。そして後にX100VIを買う羽目になってしまった。
近い、親日、物価(最近はそうでもないか)、日本語も通じやすい、など旅行しやすく魅力たくさん。中華圏だから文化はちょっと違う。
漢字と英語が併記されていることが多いので、書いてあることがなんとなくわかる。そういうのをみるのも楽しい。
X-PRO3はOVFで撮影している。ピントもいい加減だし、アングルもちょっとずれている。でもEVFやモニターを見ながら撮影すると、絵作りをしてしまう。それは「素敵だな」と思った気持ちをかき消す行為のような気がする。旅行中は撮影したものをあまり見返さなかった。(ご存じこのカメラは背面液晶がない変態カメラなのだ。)帰国してから写真を見返すとOVFの方がいいものが多かった。この感動はX100VIの購入につながっている。
〈つづく〉