HELIAR 50mmで北海道の下の方のとんがったところに行く 〈その1〉
襟裳岬っていうところにいくぞ
道民なのに1回しか行っていない。札幌からは相当時間かかる。3、4時間くらい。30年ぶりくらいに行くが当時の記憶はまるで無い。
苫小牧から襟裳岬にかけてはかなりダイナミックな海岸の風景を楽しめるので好きなんだけれど、襟裳岬まで行くのはなかなかハードルが高い。早起きして絶対に行くと腹を括って出発するのだ。
これまでの経験で、写真を撮りに行くという理由で出かけるといい写真が撮れない。何かのついでに写真を撮る方が打率が高い。というわけで出かける理由を考えるようになり、結果アクティブおじさんが誕生する。せっかくなら出かけたいよね。逆に考えると風景、山岳、野生動物そして戦場の写真を撮る方々は撮影を理由に出かけるので、だんだんその凄さがわかってくるのだ。写真をやるとそのファインダーを覗く側も見えてくる。撮影者もまた写真に写ってることが理解できてくる。
α7sにHELIAR Classic 50mm F1.5 にアダプタかまして持って出かけた。ふわっとしていい感じ。ピーカンよりは曇りとか雨とか朝晩の眩しくないシーンの方が好みの写りをする。ボディも古いカメラだけど、しっとりした写りをして、本当に気に入ってる。
これ以上の解像、必要ですか?バキバキ解像の極色彩は一口目だけ美味しいスナック菓子みたいなもんじゃないですか?飽きませんか?
〈つづく〉
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