月を観て故郷を想った
9月29日(金)は中秋の名月の日で、満月とも重なっていました。
中秋の名月が満月なのは、次は7年後だそう。
思わず埼玉の自宅で、月が顔を見せた際にスマホで写真を撮りました。
しみじみ月を観ていたら何だか、生まれて中学生まで過ごした北海道の小樽を想いだした。
「子供の頃に小樽でよく月を眺めていたなぁ」、と。
9月中旬に小樽の中学の同級生と、ミニ同窓会をしたせいか。
あるいは小樽では、月や日の出や降雪を眺めていた記憶が強いせいか。
ぼくが子供の頃の小樽は、人口が20万人程度だった。
しかし時間を経て現在は、10万人程度に減っているそう。
これはミニ同窓会後、参加してくれた同級生が送ってくれたもの。
学校も半分ぐらいに減って、統合が進んでいるリアルな情報です。
ぼくの中で小樽は、斜陽の町というイメージが定着しています。
斜陽という寂しい単語に沿い、月や日の出や降雪の風景が浮かぶ。
いったいぼくは生まれた町小樽を、好きなの? 嫌いなの? 懐かしいだけなの?
自分の感情が、良くわからない…。