貧血について
こんにちは。なにか新しいことを始めるきっかけと、勉強する週間をつけたくて、noteを始めました。至らぬ点や誤字脱字などもあるかもしれません。それも皆様の優しさとご愛嬌土井う事で許してください。
それはそうと最近、あったかくなって来ましたね。みなさん花粉症は大丈夫ですか?僕はもう手遅れです。鼻水垂らしながらこの文を作っております。
初めまして、終末期病院で理学療法士をしてます。広瀬と申します。
よろしくお願いします。
こちらではヘルパーさんや・介護職員・介護学生・理学療法士の学生さん向けに情報発信を行っていこうと思っています。
内容は、「解剖学・生理学・運動学・移乗の仕方などみんなの疑問を簡単に、わかりやすく3〜5分くらいで読める記事」を作成しています。
資格の無い方向けに書いてますので、詳しくは書いておりません。ご承知おきください。こんな感じで捉えておけば実習や臨床に出ても少しは話が通じるくらいにはなると思います。
今は週に1回。毎週日曜日に発信していきます。今回は初回なので月曜日です。
もし少しでも興味があるなーと思った方は一ヶ月でもいいので登録して読んでみてください。
余談はここまでにして、早速本題に入っていきたいと思います。
1発目は「貧血についてです」
貧血ってなんぞやって思う方は少ないかと思いますが、貧血って言ってもいろいろ種類があるのはご存知ですか?
ここだけは押さえといてほしい貧血は、3つあります。
そもそも貧血ってなにって思う方も居るかと思いますので、簡単に説明しておきます。
・貧血:血液中のヘモグロビン濃度が減少している状態です。
WHOの基準では成人男子:13.0g/dL未満成人女子、小児は12.0g/dL未満.高齢者は、男女なく11.0g/dL未満で貧血と定義されてます。あくまで個人差あると思います。貧血は女性に多いですね。
いやまてよ。ヘモグロビンってなに?って思った方も居ると思います。
その人のために、特別に説明します。嘘です。説明させてください。
ヘモグロビン:英語で(Hb)と書きます。血液検査のデータには
(多くの場合はHb値)と書いてあります。
ヘム(鉄を含んだ赤い色素)+グロビン(タンパク質)だから血は赤いんですね。
このヘモグロビンが何をしてるかなんですが、全身への「酸素の運搬」です。
つまり、貧血は酸素の運搬ができていないって事ですね。臨床でいうと、酸欠が出てきます。
貧血の症状としては息切れ・易疲労(いひろう)・めまい・頭痛・倦怠感(けんたいかん)などなど。
そして、3つの貧血は
「鉄欠乏性貧血(巨赤芽球性貧血)」(てつけつぼうせいひんけつ きょせきがきゅうせいひんけつ)・・・鉄(が欠けていると鉄欠乏性貧血)、ビタミンB12・葉酸(ようさん)(この二つが欠乏していると巨赤芽球性貧血)が不足しておこる貧血。鉄は胃酸の働きで吸収しやすいようになり、腸で吸収します。胃に障害のある人はこれになりやすいんですね。鉄欠乏性貧血は頻度が高いです。
「腎性貧血(じんせいひんけつ)」・・・・・鉄が送れていてもヘモグロビンが働かなくなりなる貧血。血球を作る骨髄の異常があるとうまく作れません。赤血球を作る指示を出すのが、エリスロポエチン。これの産生が低下しているとHbが働かないんです。サボります。エリスロポエチンは腎臓で作られてます。だから腎性なんですね。
余談ですが:再生不良貧血・・・骨髄で血球産生能力に問題があって、赤血球・白血球・血小板が少なくなる疾患。この状態を汎血球減少症と言います
「溶血性貧血(ようけつせいひんけつ)」・・・・これは私の周りではあんまり聞かないですが、何らかの要因によって赤血球の寿命が短くなる貧血です。
ついでに貧血の簡単な評価の方法を説明しておきますね。
血液検査をする事です。
っておい。簡単にできないじゃないかと思って方すいません。もう一つあります。それは目の下まぶたを下に引っ張ると、下まぶたのひっくり返ったところの色が見えます。ピンクなら正常。白っぽかったら貧血の疑いがあります。最初はわかりずらいのでいろんな人の目を見てみてください。
今日はこのくらいにしときましょう。
いかがでしたか。中にはこれだけ?と思った方も居るかと思いますが、こんな感じでサクっと書いていきたいと思います。もし興味が湧いてきた方はぜひ登録してみてください。それではまた来週。ありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?