2023年5月20日(土)新潟4R障害オープン
昨年の同時期に行われたオープン競走は圧倒的1番人気に押されていたノストラダムスが直線で失速、後方勢がまとめて脚を伸ばしてくる差し決着となった。
今年はこれといった逃げ先行馬がおらずスローでレースが流れる可能性が大いにあり得る。ただ開催の進んだ新潟コースであることを忘れずに直線スピードのある馬とコース適性の高い馬から評価していきたい。
◎1メイショウアルト
大好きな馬の復帰戦。
同馬の最大の武器は現役障害馬屈指の末脚。
新潟コースはオープン勝ちを収めている舞台。少し湿った馬場で見せた上がり36.7秒の末脚は見事だった。
血統的な魅力は阪神JSの予想記事より一部抜粋
血統的には父メイショウサムソン×母父ステイゴールドで力のいる馬場はもってこい。他馬が苦しむようなことがあればステイゴールド由来のガッツで優位に立つはず。前が流れて底力が問われる展開になれば、父父父Sadler's Wellsと母母父ジェイドロバリーを介してうっすらと持つ名牝Specialの5×5のクロスが下支えしてくれてもいい。
内枠を引いた今回はロスなく立ち回ってラストで脚さえ使えれば上位争いできるだけの素質は持っているはず。
ラストに使える直線スピードはメンバー屈指。突き抜けてもいいんだよ。
◯10ニューツーリズム
とにかく新潟では安定している。
近2走はそこまで得意としていない小倉での出走だったが勝ち馬と大きく離されず掲示板を確保できているのは充実の証。
特に前々走は62kgを背負いながら上がり36.6秒という凄まじい上がりを記録。この上がりはこの冬の小倉で最速だった。
乗り込み量も十分。ここで勝ち負けして重賞戦線に進んでいきたいところ。
▲8サクセッション
昇級戦となった前走は好メンバーが揃ったグレートバローズ戦で4着と好走。
勝ち馬のグレートバローズが強すぎたので時計は離されたが上々の内容だった。
新潟は未勝利勝ちしている舞台で勝ち方も良かった舞台。
その時の倒している相手が非常に濃い。
1着サクセッション
2着メリディアンローグ
3着プンタアレナス
4着リーガルマナー
8着ダンツキタイ
このメンバー相手に0.5秒差つけておりその価値は高い。その時の上がり37.2秒も最速を記録しており価値は高い。
このメンバーに入っても使える上がりは上位で前走の負けでここまで人気を落とすなら積極的に買いたい。
新潟の蓑島ジョッキー侮るなかれ。
△7ファルヴォーレ
いかにも森一馬ジョッキーとのコンビは手が合いそう。近3走の凡走で人気を落としそうだが、新潟コースは昇級戦で2着に好走した舞台。
同馬は元々しっかりとラストの脚を使ってくるタイプ。
それでいながらこの人気なら2列目として押さえるには十分。
×4ハーツシンフォニー
こちらも使える上がりを高く評価したい。
ハミが当たると気分を損ねて減速する一面があるということで今回はハミを変更。
それが上手い具合にフィットすれば好走は可能。
パドックで口元をよく見ておきたい。
紐①12テイエムナイスラン
今回のメンバー構成で先行力は大きな武器。飛越もスピード感のあるタイプ。
直線を向くまでにどれだけ差をつけられるか。平地力はかなり劣る。
紐②2サンティーニ
こちらも先行力を買う。
久々の新潟での出走となる。去年はゼノヴァースと0.1秒差となる37.7秒の上がりを使えている舞台。
これだけ人気がないのなら押さえても。
紐③5レザネフォール
前走で使った上がりはいい水準。
ひたすらにポジション取りが悪かった。
その頃と今では小牧加矢太ジョッキーのバイオリズムが違う。穴に一考。
紐④13マイネルヴァッサー
なんでこの舞台…
東京ジャンプS→小倉SJでよかったのでは?
地力は上位なので押さえるが厳しいと思う。
買い目
3連複フォーメーション
1.10.8-1.10.8.7.4-1.10.8.7.4.12.2.5.13
かなり点数が多いのでパドックでもう少し整理したい。