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11月12日(土)阪神8R京都ジャンプS(J-G3)

暮れの大障害を意識するメンバー、コツコツと力をつけてきてここを試金石としたいメンバーが揃い楽しみな一戦。

展開の鍵を握るのはホッコーメヴィウスとエイシンクリック。前者がどれだけ逃げるのか、後者がどの位置から仕掛けるのか…

8

7.9

4.3.10.13

1.6.12.11

5

2

こんな隊列で1周目の正面に入ってくる予想。そこから2がどの位置で捲り出すのか、はたまた8のペース次第では捲れないのか…
いずれにせよ、平地力と飛越力とスタミナの総合力が必要な舞台設定と言えそう。

◎ 9ヴァーダイト

初の重賞挑戦となった前走は熱中症気味になりながら3着に好走。涼しくなってきた時期に出走できる今回は状態面での上積みが期待できる。
新潟コースのようなスピードが求められるタイプのローカルコースよりは、総合力の問われる本場に変わるのはこの馬にとっては条件好転といえる。
スタートはポンと出るし、飛越でポジションを上げていけるタイプ。すぐ横にホッコーメヴィウスがおり、付いていけそうな枠の並びもいい。

飛越で攻めていく加矢太ジョッキーとのコンビにおいて最終直線にハードルのある阪神コースに変わることもきっといいはず。
鞍上は重賞で大事に乗ってしまうケースが印象的なので、馬の力と自らの騎乗技術を信じて前目で積極的にレースを運んで貰いたい。

ここを勝って暮れの大一番に挑んで貰いたい。

◯ 2エイシンクリック

春の阪神コース重賞勝ち馬。今回はその時と比べて1kgの斤量増。
前走の東京JSは道中のペースが上がらずにレース終盤まで仕掛けていけなかったが、地力の高さを見せて最終的には2着ホッコーメヴィウスとハナ差の3着。東京コースでハイパフォーメンスを見せる2着ホッコーメヴィウス4着ゼノヴァース相手に3着は同馬のポテンシャルあってこそ。
過去の戦績から明らかに順回りコースよりは襷掛けコースに良績が集まるため条件変わりは大きなプラス。

陣営コメントは泣きが入っている点は気になるが、あまり強気なコメントでなかった前々走は快勝、クリアしてくれると思うと強気だった前走は3着に惜敗。素質の高さゆえの泣きコメントと信じて評価は下げないでおく。
調教は十分に数を踏めてそうな点もいい。

前走後にペースが上がらず仕掛けていけなかったというコメントがあった。今回はホッコーメヴィウスが東京JS時よりは出していく可能性が高そうかつ、各馬息を入れやすく捲りやすいコースレイアウトで同馬の持ち味を発揮できると踏む。

出遅れるのはまぁやむなし。

▲ 4ジェミニキング

ここに来ての成長が著しい存在。
前々走の未勝利突破した時の勝ちっぷりがまさに覚醒したそれ。37.7秒で上がってこれている点も非常にいい。
前走の清秋JSは極悪馬場での開催となったが最後まで集中力を切らさずに走り切って未勝利、オープンの連勝となった。その時は上がり41.4秒の脚を使って上がり2位だったマイネルグロンより1.3秒も速い上がりを繰り出せている。
4走前にブリンカーを装着してからは2着⇒2着⇒1着⇒1着と全く底を見せていない。今回は人気薄の立場だが阪神コースでは大崩れしていないし、枠なりに走れる強みがあるのでここでも期待したい。

ここと中山大障害はセットで買いたいと思わせるお馬さん。

△ 8ホッコーメヴィウス

目下充実一途。東京JS→新潟JS→阪神JS→東京HJと重賞競走で4連続連対中。(2勝2着2回)
さすがに疲労感が気になるところではあるがレース10日前に帰厩して速めを2本。時計的には十分な水準。

今回は2月の春麗JS以来の右回り襷掛けコースでの出走。襷掛けコースはこれまで0-1-1-5。決して得意なコースとは言えないが充実している今ならこなせても良さそう。

ただ先日ツイートしたように、右回りコースだと外に張るため内を掬われる傾向にある。

また今朝ツイートしたが、今回を大障害に向けての試走と捉えると道中どこまで息を入れれるのか試してくる可能性がある。その時に後続のプレッシャーに耐えれるのか、内を掬われないのか不安が付き纏う。

その辺りを考慮すると、断然1番人気が予想される今回は敢えて評価を一段落としてみたい。

ここで勝ち負けしてくれれば暮れの大障害は大いに楽しめる立場として出走できるし好走を期待したいところではある。

ただ、年末とセットで考えると疲労は残したくないという面も評価を下げる一因。

× 7ザメイダン

昨年12月に61kgを背負って阪神でのオープン競走勝ちの実績がある。
その時のメンバーは11/11時点で同馬以外に6頭のオープン馬がいる朝ハイレベルな構成。

前回の阪神JSは勝ち馬ホッコーメヴィウスに必死に喰らい付いて最後に力尽きたもので着順以上に価値のあるレース運びだった。

フットワークが大きく、しっかりと跳ぶタイプなだけに中京→阪神のコース替わりはプラスに働くはず。

すぐ隣にホッコーメヴィウスがいる枠の並びもよく、上野ジョッキーの強気な騎乗に期待したい。

紐① 3アルーフクライ

とにかく安定した先行力が武器。前走は五十嵐ジョッキーが完璧に乗ったかつ、平地力の生きやすい中京コースだったことが好走の要因と思われる。
ただ内枠で先行できるというだけで今回も勝負になる資格は十分にあるように思える。
ゲートからのダッシュの遅さはウィークポイントだが、幸いもう1つ内にさらにゲートが遅いエイシンクリックがいるので内の進路はやや広く使える点はいい。
未勝利勝ちの時みたいに襷のあたりからポジションアップしていければ持ち前の平地力発揮されてもいいはず。

紐② 13リバーシブルレーン

コースレイアウト的に外枠を引いてしまった点は痛い。それでも障害コースの馬場はまただ綺麗で、それなりの速い時計が出そうなら持ち時計のある同馬の脚力が発揮されてもいいはず。

紐③ 10マサハヤドリーム

前走は得意の小倉で強気な競馬をして勝ちに等しい内容。
パドックが唸るように良くて、そりゃ得意の舞台なら勝ち負けできるよね。という出来だったのをよく覚えてる。
今回はその時を凌ぐ出来と陣営がコメントしているなら当然無視は出来ない。
去年の内容も悪いものではなく、それなら状態の良さを強調する今年も押さえておきたい。

血統的に阪神コースと高相性のメイショウサムソン産駒であることが後押ししてくれてもいい。

今回もパドックは注視したい。

紐④ 1マッスルビーチ

上記、マサハヤドリームと同じ父メイショウサムソン母父アグネスタキオンで似た血統構成と言える。あっちを押さえてて、こっち押さえてなくてこっちが来たら嫌だから押さえる。

阪神コース2-0-0-1だから自身のコース相性もいいので。

買い目

3連複フォーメーション
9.2-9.2.4.8.7-9.2.4.8.7.3.13.10.1

馬連流し
4-9.2.8.7.3.13.10.1

あとは追加があるかも。

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