2023年7月9日(日)福島1R障害未勝利

開幕週に行われた先週の福島開催の2鞍はともに前残りのトラックバイアス。時計については速くいわゆる高速馬場と言えるようなものだった。
土曜日の平場では徐々に差し脚を伸ばす馬が出だしていたのである程度フラットな馬場になってきたと想定して組み立てしていきたい。

◎9アイスジャイアント

前走は入障戦ながらいきなり2着に好走。上がり38.5秒はメンバー中最速のもので中身の濃いレース振りだった。
しかもその前走はそれなりにメンバーレベルが高いものだった。
1着カサデガ…7/8新潟オープン5着
2着アイスジャイアント
3着ロンギングバース…次走2着
4着パトリック…次走勝ち上がり
6着ワイドレッジャドロ…次走3着
8着トーセンヴァンノ…次走5着、次々走2着

その前走で道中自ら動いていけた機動力は福島コースで、より発揮されるはず。鞍上は継続して伴Jが跨る。先週の土日で2連勝しており、上り調子にあるだけにここでもしっかりと乗りこなしてくれるはず。

血統的には牝系にフェアリードールを持ち、フェアリードールはNureyevを持つ。Nureyevは福島を得意とするSadler's Wellsと近似血統にあるため福島コースをこなせる素養はあるはず。

前走は510kg(+4kg)での出走。歩きがとても柔らかく非常に良い馬という印象を抱かせてくれた。今回もきっといいパドックを見せてくれるはず。平地時代のパドックも振り返って好不調の違いを見つけたい。

○1クラウンセト

前走は2戦目で見事な変わり身を見せて2着に好走。1着のアトラクティーボには2.0秒の差を付けられたがずっと可愛がられてプレッシャーを受け続けてのものだったので仕方ない面はある。それでも3着のアドマイヤレビンには10馬身差を付けていたので内容としては上々。

飛越は未勝利レベルでは高いレベルにあるように思える。前走でもアトラクティーボやアドマイヤレビンには全く跳び負けていない(むしろ跳び勝ってた)くらいであり、ここでも飛越で優位に立ちたいところ。

前走は458kg(+4kg)での出走。気負っているように見えて歩幅が狭くなっているように見えたが身体自体は悪くないように思えた。身体は保った上で落ち着きが出てくると買いやすくなる。

▲11ダイゴシンリュウ

前走はクラウンセトと同じアトラクティーボ戦。ここで使った上がりはメンバー中最速となる37.3秒だった。アトラクティーボを除く他の上位勢より2秒以上速い上がりを使えた実績は素直に評価したい。
ある程度中盤でレースを運びながらラストに速い上がりを使えた事はスタミナ面で不安を抱えるメンバーが多いここでは大きなアドバンテージになる。

血統面は前走時にも触れたが、父ドゥラメンテ×母父クロフネ×母母オリエンタルアートという組み合わせ。つまり母はドリームジャーニー、オルフェーヴルと兄弟の間柄。血統的な筋は通っている。

前走は422kg(-4kg)での出走。馬体はかなり小さくパワー負けしないか心配だったが、周回自体は首をリズム良く使って良いものだった。この短期間で大きくなることはないと思うが萎まないで欲しいところ。

△5ザレストノーウェア

前走は鼻出血でノーカウント。過去走を見ると順回りよりは襷コース向き。ここで見直したい。

前走は468kg(+2kg)での出走。しっかりと見映えがいい身体に映った。本来は見映えの良さが結果に直結するタイプなだけに注視したい。

×10アースブレイブ

馬券内4回は出走メンバー中最多。追走力はやや乏しく。ラストスパートで長く良い脚で追い込んでくるタイプ。福島のコースレイアウトが合いそうに思えるがそれで届かないというパターンも頭に浮かぶ。ここは2列目まで。

前走は456kg(-6kg)での出走。頭の高い歩き方だが踏み込みは柔らかく映った。身体つきはちょうどよく映ったので大きく増減はしないで欲しい。

紐①6コルドゥーン

ヌレサドクロスということで押さえる。

前走は460kg(+4kg)での出走。ボンヤリと歩いているように映って気配は良くなかった。馬体の非力感も目立ったため力強さが出てくれば積極的に狙いたい。

紐②2サンライズグリット

飛越は上達でスタミナ面も問題なさそうというコメントから押さえる。
騎手のリズムの悪さがどこまで影響するか。

紐③4アイファーロブスト

宗教的な観点から買い目に入る。

前走は432kg(+2kg)での出走。歩くリズムは悪くなかったがもう少し馬体の成長が欲しいように感じた。感覚を開けたことで馬体がふっくらすればいいが…

買い目

検討中

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