2023年1月28日(土)小倉8R牛若丸ジャンプS
おそらく今年を最後に当面見れなくなる小倉3390mでの牛若丸ジャンプS。来年からは元の流れなら京都での開催に戻るはず。
小倉開催らしく基本的には内前。先行力or小脚を使う脚力の有無が取捨のポイントになってきそう。
◎ 7テーオーソクラテス
前走大敗して、襷コース直線芝のここで大きく狙う予定だったが、想定外?の快勝でここに向かう。
まさかこれまで苦戦していた直線ダートコースをこなせるとはと驚かされた。
昨年6月の東京JSのレース前、レース後のコメントでは距離的な不安も陣営から漏れていただけに、距離も克服し非常に価値のある勝利だった。
同馬の最大の武器と言えるのは襷コースで良さを発揮する小脚を使える機動力と見る。
血統的にエイシンフラッシュの母ムーンレディの奥にあるRedGodと母父ディープインパクトの奥にあるHaloが相似クロスで機動力が増幅され、さらに母母シルクチャプターの奥にあるNijinskyとRedGodがニックスの関係にあり、より機動力の面が刺激されているというのが個人的な見解。
そこに襷コースの捌きが抜群に上手い小坂ジョッキーとのコンビという加点も加わる。
直線芝コースでは極悪馬場での開催だった中山での清秋JSを除くと概ね39秒を切るくらいの上がりを記録できており、脚力で見劣ることもなさそう。
近走比で斤量が1kg減ることもプラスと見てここは本命視する。
◯ 10スマートアペックス
このメンバーに入ると戦ってきた相手も実績も頭2つ3つは抜けた存在。
小倉コースは未勝利上がり時に経験済。上がり38.0秒を記録してキッチリ勝利している舞台。
襷掛けコースは2-3-1-2と複勝率75%。
良馬場から不良馬場まで好走実績があり馬場も不問。
前走のレース序盤で見せたように、ホッコーメヴィウスに競りかけるだけの脚力を持っておりこのメンバーでは楽にハナに立てている可能性も十分。
メンバー中唯一の61kgで行き脚が付かなくなる可能性があるという重箱の隅を突くような不安要素はある。
あわせて、調教内容にやや緩さを感じて目標はもっと先なのかなと思わせるだけに対抗評価とする。
単純な能力比較なら抜けた存在と言わざるを得ないところ。
▲ 3キャプテンペリー
10歳を迎えた超ベテランホース。
前走に引き続き60kgで参戦出来ることがこの馬にとっては何よりもプラスと言えそう。
昇級後の斤量別成績(重賞を除く)
斤量60〜61kgにて出走時
2-1-0-1(着外1回は前走の5着)
斤量62kgにて出走時
0-0-0-3
データサンプルとしては数が少なく立証するには物足りなさはあるが差としては明確。
唯一60kgで馬券内を外す5着となってしまった前走は東京3110mでは圧倒的に不利と言われている大外枠でのもの。
むしろその条件でダイシンクローバーと1馬身差の競馬なら力は衰えてないと思わせる。
前走、障害コースから最後直線を向く時に最内に入れて突っ込んで来れた経験もここで活きてくる可能性があるとみて、単穴3番手の評価とする。一発あってもいい。
△ 9リバーシブルレーン
前走は終始スムーズさを欠いてしまった印象。
外枠から好発して先団に取り付くことを狙うも、同馬より内にいたスマートアペックスとダイメイコスモスをジャンプするまでは至らずに最初の飛越〜コーナーに突入。その間に内を走る馬4.5頭に内外の差で前に入られてしまった。
もし内枠に入っていたらまた違った結果になってたのではないかと思わせるだけの差に見えた。
またレース終盤のスパートのタイミングでは先に落馬してたジェミニキング、アルーフクライの2頭とスパートを開始したマッスルビーチに挟まれる形となり石神ジョッキーが立ち上がってしまうほどの不利があった。
これがなくても上位進出は難しかっただろうが、着を1.2つ上げれた可能性は十分にある。小倉コースは2-0-0-0。ローカルの襷掛けコースはドンと来いのタイプなだけにこのメンバーでも十分にやれると見る。
ただし、3000m超のレースでは0-0-0-4と距離に対する不安があるタイプの可能性もあるとみて4番手評価。
× 8ポルタフォリオ
冬場の方が体調が良いタイプ。
今回は年末の12/22から乗り込みを開始しており、早めを6本消化。
陣営からもここを目標に乗り込んできたとコメント。
前走大幅馬体増で馬券になれたのは、ここに来てようやく身体が出来てきたものと捉えたい。
成長速度のゆっくりなハーツクライらしい面があると見る。
ハーツクライ産駒らしいと捉えると、トモがパンとしてきて先行できるようになるというのはよくあるパターンでそれならば今の小倉のトラックバイアスとも合致する。
人気はないだろうし2列目に入れておきたい。
紐① 1マリオ
父エスポワールシチー×母父オペラハウス×母母父アンバーシャダイという字面的になんと道悪の得意そうな血統という印象。
実際に平地時代は4勝中3勝が道悪でのもの。
ダートでの実績なので時計が速くなった方がいいとも捉えられるが、初の襷コースが嫌われて思いのほか人気しなさそうなので紐で押さえる。
紐② 5バルンストック
小倉での乗り方を熟知してそうにみえる伴ジョッキーへの手戻りは素直に歓迎。
前走は中山のバンケットに苦しんだという陣営のコメントがある点とやはり距離が長かった可能性は高い。
人気はしないだろうが、隣のナギサに付いていけそうな枠の並びもプラスに働く可能性があるとみて押さえる。
馬体重が490kg台のままなら切り、470kg台まで減ってても買いでいくつもりです。
買い目
3連複フォーメーション
7-10.3.9.8.-10.3.9.8.1.5.2
馬連流し
3-7.10.9.8.1.5.2
ワイドボックス
7.3.8
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