2024年2月24日(土)小倉8R春麗JS
重賞勝ち馬2頭、オープン勝ち馬6頭が揃って粒そろいなメンバー構成となった。
ここから中山GJを目指す馬や春の重賞戦線での活躍を期待させる馬が出てくることは間違いなく楽しみな一戦。
パドックメモ
◎8ジューンベロシティ
高いスピード能力と器用さが武器の同馬。
今回は高田Jと久々のコンビ再結成となるが、元々高田Jのケガさえなければコンビ解消となっていた可能性はほぼなかったためにここでの手戻りはマイナスに働かない可能性が高い。
近2走は道悪で敗戦した東京HJ、距離適性外とスタミナ面で見劣ったために敗戦した中山大障害と理由はつく。
陣営からは前走抑え込んだ事を敗因として考えているようなコメントが出ており、今回は押さえ込まずにスピードと機動力を活かす形に持ち込ませるとみる。
ここから先は改めて高田Jと歩を進めていくであろう。目標はまだ先だろうがここで抑え込む競馬をしても次に繋がらない。
ここは馬の持ち味を引き出す騎乗をしてくるとみる。そうなれば展開の利を期待できるし、同馬の持ち味を発揮することにもなる。
帰厩からまもなく状態面の不安が危惧されるがラスト1F12秒台を4回記録しており乗り本数はそれなりにこなせているとみる。
それならば実力は発揮できるとみて本命に据える。
◯5アサクサゲンキ
小倉コースで4-1-0-1という圧倒的な小倉巧者。
小牧加矢太Jとのコンビでは2走前に京都JSで2着になった実績がある。
今回は帰厩から約1ヶ月しっかりと乗り込んでここに向かってくる。
61kgを背負うことによる斤量的な不利はあっても今の小牧加矢太Jはインに拘った騎乗が出来ており、同馬のレースセンスを如何なく発揮できるジョッキーと言える。
ここまで戦ってきた相手を考えてもここで凡走して欲しくはない。
▲3ニューツーリズム
一にも二にもゲートの遅さが欠点。
それでも最近は二の足が付くようになってきてコース形態によって前に取り付けるようになってきた。
前走は中山3570mで大外枠、しかも草野Jがテン乗りだった。
終始後方を回ってくるレースだったがそれでも勝負所で押し上げていくスピードはかなり見どころがあった。
昨年より今年の方が充実度はあるように思える。展開がハマれば全馬まとめて差し切りまであるとみて単穴評価にする。
△4スヴァルナ
前に付けれるスピードがあって今の小倉に向きそうな父ステイゴールド×母父シンボリクリスエス。
前走は初のオープン特別、1年以上ぶりの襷掛けコース。そして距離はやや長いようにも見えた。
それでも4着としっかり形は整えた。
先行させれば天下一品の森Jへの乗り替わりは不安なし。ここは好走に期待して2列目評価とする。
×2タガノペルマネンテ
乗り替わりに大いに期待したい存在。
小倉コースは未勝利勝ちを収めた舞台でその時は強気の先行策が身を結んだ結果。
いつも魅力的な末脚を発揮してくれる存在で主戦だった黒岩Jはそこを活かしたいのか後ろからの競馬が多かった。
ただ昇級してからは良い脚を使ってもポジション取りの問題で勝負に参加できていない事が多かった。
単純に能力負けと決めつけるのはまだ早計ではないか?先行意識の強い中村Jが新味を引き出してくれることに期待。
紐7ロードトゥフェイム
入障からの5戦未だに馬券外はなくセンスの高さが光る。
ただ昇級後は器用さの求められるコースでは脚を使いきれてない点が不安。
すぐ内に先行したいジューンベロシティがいる枠の並びもあまりよくないように感じる。
展開的にやや後手を踏む可能性を考慮して相手まで。
紐②1ブラックボイス
連勝の勢いを買う。
前走は素直に強かった。
紐③10タイキフロリゼル
復帰3戦目。前走は前々走よりだいぶ内容は良かった。パドックをしっかり見極めたい。
買い目
オッズと直前気配をよく見て。