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2023年8月26日(土)小倉4R小倉SJ(J-G3)
真夏の小倉で開催される名物レース。ここを大目標にしてくる馬もいれば、ここを始動戦に秋へのステップとする馬もいる。それだけに出来の良さが鍵を握りそう。スピードのあるホッコーメヴィウスの参戦によりペースが締まる可能性が高く、地力の高さが求めれるレースとなりそう。
金曜日は雨が降ったり止んだりしている様子なので馬場状態は十分気に留めておきたいところ。
全頭パドックメモ
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◎8テーオーソクラテス
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前走中山GJ4着からの参戦。
12/10阪神オープン⇒1/28牛若丸JS⇒2/25春麗JSで3連勝をして満を持してのJ-G1初挑戦だったが見せ場十分の4着だった。
アタマ差の3着だったダイシンクローバーはその後京都HJを制覇、6着ジューンベロシティはその後東京JSを制覇しておりメンバーレベルの高さは疑うまでもない。
今年に入ってから今回と同条件の牛若丸JS⇒春麗JSを連勝しておりコース適性の高さについては証明済。
馬場が極端に速くなった時にどうかという不安があったが金曜日の豪雨のおかげである程度パワーを要する馬場になってくれたのは同馬にとっては大きなプラスのはず。トリッキーな小倉コースを得意とするのは小回りをこなせる血統にあると見る。詳細については下記に提示した過去のポストにて…
2023中山GJ
— しばす (@shibasuchan29) April 10, 2023
テーオーソクラテス
目下3連勝中の好調馬。器用な立ち回りが武器。3走前61kgを背負って勝ち切ってから勢いに。小脚を使える機動力があるタイプなだけに中山コースは問題ない。道悪も過去に卒なくこなしており問題ない。あとは距離だけ…本質的には長い。血統的な魅力は添付の過去noteより… pic.twitter.com/gWtRFK9v8U
唯一の懸念点は夏場の好走歴が乏しい点であるがそもそも出走数が少なく、不安材料になっても減点材料にはならないと判断。
ここを勝って暮れの大一番を目指せる素材だと信じてここは本命に据える。
○4マイネルヴァッサー
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ようやく小倉の重賞を使える。
とにかく襷コース巧者で小倉、福島ではとにかく崩れない。
前走はメンバーレベルに恵まれた面はあるにしても、福島で62kgを背負いながら早め先頭から押し切るというとても強い内容だった。
昨年の冬コク以来の小倉コースとなる。
セプタリアンとタイム差なしの2着になったオープンとグランドレグルス、エコロドリーム、マイネルレオーネ、ゼノヴァース、マサハヤドリーム、ホッコーメヴィウス相手に圧倒した春麗JSだったため濃い内容で終われており、陣営にとって良いイメージで臨めるだろう。
小倉でホッコーメヴィウスが作り出すペースを経験しているという点も強み。
5ヶ月連続出走となる点が気になり対抗評価とするが本命と甲乙付け難いレベル。
▲7ディアマンミノル
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平地力はメンバー中No.1と言って差し支えないレベル。
初戦から飛越力の高さと末脚の鋭さは十分に示していた。前走は先行有利でベストとはいえない中京のコースレイアウトだったが直線だけでまとめて面倒を見てしまったような印象。
自身の記録した上がり36.4秒はかなり秀逸なもの。
今年の阪神SJで2着に好走したロードアクアが昨年の中京未勝利で記録した上がりが36.7秒であることからもディアマンミノルの上がりは価値の高いものだと分かる。
ゲートの遅さがなかなか改善されず、今回もほぼ最後方からレースを進めるのは間違いないはず。
ただし、クラスが上がってペースが上がるのは同馬にとってプラスになるとみる。平地の中長距離重賞で揉まれてきたスタミナと脚力はむしろ昇級して輝くのでは?
飛越力はここに入っても見劣りしないはずで、最後方からでも自分のペースで進めていければ一発あっても不思議ないとみる。
△1シングンジョーイ
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前走のパドックをみるとここにきてグンと体調が良くなってきたように感じた。
中1週でここを使えるのは体調の良い証。
積極的にレースを進める五十嵐Jへの乗り替わりはいい刺激となる予感。今回はメンコを外して前進気勢を強めたいというコメントもあるのでしっかりポジションを取りに行くはず。
未勝利勝ちした時は同じ小倉コースでそれなりに時計を要する馬場だった。人気がないので気楽にレースを運べるのもプラス。
パドックで歩きがダイナミックならしっかりと狙いたい。
✕10アサクサゲンキ
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3連覇を目指す小倉マイスター。
前走は前哨戦としては完璧に近い内容。昨年と同じローテーションでここへ駒を進めておりほぼ死角はないように見える。
入障後小倉では4-1-0-0とほぼ完璧な適性をしてしている。一方で馬場に目を向けると稍重以下の馬場状態では1-0-0-5とあまり結果を残せていない。
あわせて近走は上がり40秒を切れないようになってきておりさすがに衰えは感じる。
昨年120点の騎乗をした石神Jから加矢太Jへの乗り替わりはさすがにプラスではないはず。
実績に敬意を払って2列目には入れているが直前気配次第では入れ替えまで検討。
紐①3ホッコーメヴィウス
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復帰後の内容が悪すぎる。
パドックでの気配自体は悪くないが身体がなんとなく薄く見えるし、息も出来上がっていないような印象のレース振り。
それでも使い続けるのはレースでしか身体を作れないから?そういった意味では前走叩いてハナを取りきれたのは良かったのかも…
小倉成績は0-0-0-3。過去のレースを見ても大箱向きなのは明らか。
ただ実績はピカイチなので凡走続きでも見限れない。できればプラス10kg以上で出てきてほしい。
状態が上がっていれば頭まであっても驚かない。
紐②5ナギサ
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森一馬Jに鞍上が戻る点、久々の58kg、1月にテーオーソクラテスと0.3秒差の舞台と加点材料が多い。
先行勢が強力で乗り方が難しそうだが気分よく走れれば…
紐③6ポルトラーノ
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昨年の4着馬。昨年同様の短縮ローテはプラス。前走蓑島Jが大事に乗りすぎたから強気に乗って欲しいと陣営からコメントがあるのでそれなりに出していくはず。
ただ折り合い面に課題がある馬なだけに促しすぎると折り合いを欠く可能性もあるため乗り方が難しい。
逃げそうな馬が2頭とも内に入ってすぐ外がゲートの遅いディアマンミノルというのはプラス。
順調に使えていた昨年で4着。順調さを欠いてる今年は?押さえまで。
買い目
3連複フォーメーション
8.4-8.4.7.1.10-8.4.7.1.10.3.5.6
3連単フォーメーション
8→4.1.10→4.7.1.10.5.6
馬単
3→8.4.7.1.10
あとはパドック含めた直前気配とサイン馬券を少々。