2024年という1年

2024年のバンド活動がすべて終了しました。

皆さんもご存知の通り、今年はSHUN.さんが休養に入ったことが非常に大きな出来事でした。

2月や3月は、この出来事について深く考え、自分の気持ちを整理するために紙に書き出したり、夢にまで見るほど悩みました。

そして、自分なりに答えを出しました。
良い未来と悪い未来と。

SHUN.さん本人から直接何かを言われたわけではありませんが、自分自身の言動について改めて見つめ直しました。

善意からの行動であっても、相手にどう伝わるかわからないことがあります。それが時には利己的でエゴに過ぎない可能性もあると気づきました。

その時点で、私はTHE MICRO HEAD 4N'Sを辞める方向で考えていました。

ただこれは単なる反省だけでなく、自分の人生全体を含めた上での考えでした。

バンド全体が暗い雰囲気に包まれていて、このままでは前を向けないと感じたのです。

時間が限られている自分にとって、バンドが前に進めないのであれば続けることは難しいと考えました。

もし自分がSHUN.さんの立場だったら、「一旦みんなで頑張ってほしい」と思うだろうと感じました。これはあくまで私の主観ですが。

その後、ツアーや話し合いを重ねる中で、少しずつバンドが前向きな方向へ進み始めました。そして私は辞めるという気持ちを一旦胸にしまい込みました。

今年は彼のギターデータを作成したり、初めてリアンプを学んだりと、とにかく彼の穴を埋めるために全力を尽くしました。

大げさに聞こえるかもしれませんが、文字通り命を懸けて取り組みました。

今年一年、SHUN.さん、FANTASTIC♢CIRCUS、そしてTHE MICRO HEAD 4N’S
これらにすべてを捧げました。

正直、キャパオーバーになったことも何度もありました。
一人で「なんで自分がここまでやらなきゃいけないんだ」と叫んだこともありました。

それでも夏ごろから少しずつ現状を楽しめるようになり、先日FANTASTIC♢CIRCUSのLAST公演を無事に終えることができました。

体調不良やスケジュールが厳しい中でも、ファンの皆さんの顔を見ると不思議と元気が湧いてきました。楽しくファイナルを終えることができました

が、その反動からか、翌日のマイフォのライブでは指が攣ったり、ピックを持つ握力がなくなったりして苦しい場面もありました。

それでも、終演後にいただいたファンや関係者の皆さんからの感想に救われました。本当にありがとうございます。

私はFANTASTIC♢CIRCUSができているのはTHE MICRO HEAD 4N’Sがあるからだと思っています。もし現役を辞めていたら、努からの誘いも断っていたでしょう。

だからこそ、FANTASTIC♢CIRCUSをやっている以上、THE MICRO HEAD 4N’Sのためにできることをすべてやっています。二つ以上のバンドをやるなら50:50ではなく100:100で取り組むべきです。それがすべての関係者に対する誠意だと思っています。

今年一年、いろいろと大変でしたが、自分の成長を実感することができ、自信を持つことができました。

そして私は50歳になりました。個人的にはあと数年で色々なことを見直すタイミングが来ると思っています。もちろん生涯現役でいたいですが、老いていく姿を見せるのはどうかとも思います。それでも努力は続けますが、いつか皆さんの好きなkazuyaでいられなくなる時が来たら、ごめんなさい。

2025年の2月までは皆さんの前に出ることはありません。その間に、鍛え直した姿で次にお会いしたいと思っています。

それまで制作はあるけど少し休憩かな。

2024年、大変な一年でしたが、各バンドのメンバーやスタッフ、そして応援してくれた皆さんのおかげで無事に終えることができました。

XでFANTASTIC♢CIRCUSでのSHUN.さんのパートデータやフレーズについて感謝の言葉を投稿してくださった皆さん、本当にありがとうございます。

また、THE MICRO HEAD 4N’Sのファンの皆さんが宣伝を手伝ってくださったことにも深く感謝しています。

私は本当に素晴らしい仲間たちに囲まれていると感じています。


kazuyaに力を貸してくれた関係者の皆様も
本当にありがとうございました。


それではまた。

kazuya

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