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ハロウィン全力で楽しみたいならロサンゼルスへ行け!

ロサンゼルスに留学中のKazuyaです!
社会人留学をする中での体験や学びをnoteでシェアしていきます。

今回はロサンゼルスのハロウィンについてです!

日本にいた頃にも東京(渋谷、池袋あたり)や大阪(心斎橋、難波エリア)でハロウィーンを過ごしたことがあります。
コスプレをしている人がたくさん集まって写真を撮ったり、知らない人と仲良くなったりと楽しい時間でした。
でも、ハロウィンの本場とも言われるアメリカはもっとすごかった。

どうすごかったのかをこれからご紹介していきます。


◉ロサンゼルスのハロウィンは何がすごいのか?

ロサンゼルスでハロウィン当日に最も盛り上がるエリアはウエストハリウッドと言われています。
ウエストハリウッドは、その名の通りハリウッドの西側に位置するエリアです。普段から夜になるとバーやナイトクラブが盛り上がるパーティーエリアです。
せっかくなら一番盛り上がるエリアでハロウィンを楽しみたいと思い、今回はウエストハリウッドでハロウィンを楽しむことにしました!

実際にウエストハリウッドでハロウィンを体験してみて、すごいと思ったポイントがいくつかあるのでご紹介します。

・コスチュームのレベル

日本人が身につけるハロウィンのコスチュームも非常にクオリティが高いと思いますが、動きやすいコスチュームがほとんどだったと思います。
しかし、ロサンゼルスにはもっと派手なコスチュームでハロウィンに臨んでいた人がたくさんいました。

すごいコスチューム①

こちらはクラーケンの衣装です。とにかくデカい。この人が衣装を着るところから見ていたのですが、空気を入れるのにだいぶ苦労していました。笑
これより少し小さい恐竜の衣装も人気で、着ている人は結構多かった気がします。

すごいコスチューム②

次はこちら。
おそらくメキシコの伝統行事、死者の日にちなんだコスチュームだと思われます。
メキシコではハロウィンの翌日11月1日、2日は死者の日という伝統的なお祭りが行われます。
死者の日には骸骨のメイクをしてドレスアップするのがメキシコの習慣となっているようです。
ロサンゼルスはメキシコの近くにあるので、多くのメキシカンが住んでいます。
なので、コスチュームにもメキシカンのカルチャーが反映されているのかなと思います。

すごいコスチューム③

最後にこちら。とにかくデカい。
この規模は、日本だとユニバのホラーナイトでしか見たことがない。
そのレベルのコスチュームを一般人がやってしまうから面白い。
めちゃくちゃ人混みでも大きすぎて目立つので、この人たちと写真を撮りたい人が行列を作っていました。

※私は101匹わんちゃんのクルエラでハロウィンに臨みました!友達の提案で人生初の女装。これもいい思い出です笑

きっと一生に一度の女装。記念に自撮りしました。

・幅広い年代層

個人的に驚いたのはハロウィンに参加する人たちの年齢層です。
日本では若者と外国人がメインのお祭りとなっていますが、ロサンゼルスのハロウィンは小さい子からお父さんお母さん世代まで幅広い世代の人がコスチュームを着て楽しんでいました。
先ほどご紹介したデカいコスチュームで参戦した人も若者ではなくお父さんお母さん世代の方々です。
この点が、日本のハロウィンとの1番の違いだと感じました。

・経済規模

アメリカでは先ほどご紹介した通り、ハロウィンに向けてコスチュームやパーティなど準備にかなり力を入れています。そのため、ハロウィン期間は1年間の中で最も経済が活発になる期間の一つと言われています。ネットで2023年のアメリカと日本のハロウィン市場規模について調べてみると以下の通りでした。

アメリカ:約1.8兆円(約120億ドル)
日本:約0.13兆円(約8.5億ドル)

なんとアメリカの市場は日本の10倍以上の規模になるとのことです。
もちろん、人口も面積も違うので単純な比較はできないのは理解していますが、これだけ大きな経済効果があるというのが伝わればいいなと思います。

・ハロウィン当日の雰囲気

では、ハロウィン当日はどんな感じだったかをお伝えしていきます。
当日はウエストハリウッドを通る大通り、Santa Monica Blvdの一部が歩行者天国になり、そのエリアに大きなステージと対象のスピーカー、フードトラック、フォトスポットなどが並んでいました。

フォトスポットの様子

メインステージは一箇所なので、みんなそこを目掛けて歩いて行くのですが、そこにたどり着くまでにもスピーカーで大音量の音楽が流れており、みんな踊りながら騒ぎながら歩いています。
メインステージの付近はゲイバーがたくさん集まるエリアなのもあり、付近では男性ダンサーたちが小さなステージの上で踊って盛り上げていました。

メインステージの前に行くと人がぎゅうぎゅう詰めで、思うように動けない状態になります。
そんな中でも音楽に乗せられてみんな踊り狂う状態。カオスといえばカオスですが、特に身の危険を感じることもなく、ただ楽しいカオス状態でした。

メインステージの様子

イベントは午後6時ごろからスタートし、午後11時には終了します。
しかし、歩行者天国は継続されているので、イベント終了後もそこに滞在してトークやダンスを楽しんだり、近くのクラブやバーにお酒を飲みに行ったりして楽しんでいる人がたくさんいました。

午後11時。クラブへ向かっていく人たち。
有名DJが来るという情報を聞き、クラブの前に集まるLAガールズ

ロサンゼルスは午前2時以降はお店でのお酒提供が法律で禁止されています。なので、午前2時ごろまで盛り上がりが続き、その後は徐々に静かになっていきます。

◉日本のハロウィンに対して思うこと

ニュースをみると、日本ではハロウィンは「若者による危険なイベント」という捉え方をされているような気がします。
実際に渋谷などでは近年ハロウィン当日は事故や事件が相次ぎ、警察による厳戒態勢と自治体からは「ハロウィンをお休みします」といったメッセージが発表されるなどの対応がされていました。
私はこのニュースを見て、すごく残念に思いました。
なぜなら、日本人の楽しみが規制によってまた一つ消えるかもしれないと思ったからです。

事件や事故を防ぐにはこうするしかないという見方も理解します。
日本ではお酒が比較的自由に飲めるので、酔い潰れた人が大量発生し、トラブルが多発してきました。
ハロウィンになると派手な服装の女性とそのような人たちに絡もうとする男性が集まり、人混みの中で痴漢やトラブルが多発するのも簡単に想像ができます。
そうなると、平和を保つにはハロウィンを制限するしかなくなるというのがオチなのかなと。

ただ、上記の通りロサンゼルスでは多くの人々がこの日を楽しみにしており、経済的にも大きなインパクトをもたらすイベントとなっています。
もちろん、ロサンゼルスでも多少のトラブルはあったとは思いますが、日本よりも比較的平和に楽しむことができる空間だったと思います。

ロサンゼルスと同じように楽しいハロウィンを日本でも実現するにはどうしたらいいのか?
何でもかんでも制限するのが1番の安全策だとは思いますが、それは前向きな対策ではないと思うので、今後日本でもみんながハロウィンを楽しめるように前向きな動きが生まれるといいなと思います。


今回はここまで!
最後は日本のことにも触れましたが、ロサンゼルスのハロウィンについてご紹介してきました!
もしロサンゼルスでハロウィンを楽しみたいと思った方、ぜひ来年ロサンゼルスへお越しください!

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