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改めて、私のモノ創りへの姿勢を綴ります

森や川、海や空、そして空気――
そのすべて、一つひとつがかけがえのない美しさを持っている。
もし私たちが自然に逆らうのではなく、もっと素直な心で向き合うことができたなら、
“奪う存在”ではなく、
人間も地球の巡りの一部として共に生きていけるのではないだろうか。

命をいただきながら作品を作る私に、いま何ができるのか。
その命がどのように生きてきたのかを想像し、
ひとつひとつの命を尊重し、
丁寧に向き合うことが必要ではないだろうか。

現代の浪費社会を見つめ直し、
“浪費”ではなく“丁寧に消費する”という価値観を取り戻したい。

そして、作品が使う人の暮らしに寄り添い、
その命が新たな形で巡り続けていくことを願いながら、
私はいただいた命の一部を大切に受け取り、
多くの人に届けたいと思う。

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