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はじめてヒッチハイクした話①

実家の山形からヒッチハイクで、フランスのリヨンまで行った経験がある自分が、初めて車を止めたのは2013年の沖縄・石垣島。

当時は確か17歳だったはず。

まずは、なぜ石垣島に行ったかと
山形の冬が寒く雪が降るのが、とにかく嫌いで雪が降らない沖縄に行こうと十代の安直だが、今の二十代後半の自分には無い思い切りと大胆さがそうさせたと思う。
尚且つ、その年の前年にニュージーランドに語学留学した時のマイルがあったのでほぼタダで行けたのもある。
余談だが、その時はまだ日本にピーチなんかのLCC無かった。

何はともあれ、当時も今も非常にアクセスが悪い東北の中での出入口である仙台空港から那覇経由で旧石垣島空港に、ものすごい逆噴射で内臓が口から出てくるんじゃない思うくらいのブレーキをかけながら空港に到着した。
シートベルトが体に食い込んで、少し痛む腰を手で押さえながらハッチに向かい飛行機を出た瞬間、冬の2月だと思えない暖かく湿った空気を感じ、沖縄に来たんだなと実感した。

旧石垣空港

その後、電話で予約していた一か月で3万の老夫婦がやっている民宿に到着し数日間、石垣島の市内なんかをぶらぶらしてた。

ある日宿に戻ると、新しいお客さんが泊まりに来ていた。三十代半ばで旅慣れてそうだが職業不定そうな男性だった。いろいろ話をしていると石垣島には沖縄で最高峰の山・於茂登岳(おもとだけ)という山があり、その標高がなんと526メートル‼

わかる人にはわかる、この面白さが好きなで暇を持て余してた自分は二つ返事で行くと、職業不定の大人に言った。その後、登山計画を話し合い、バスで最寄りのバス停まで行くことになった。ちなみに、その当時1000円で石垣島のバスが5日間乗り放題のパスがあったのでそれを買うとにした。

翌日、バスで登山口近くのバス停まで行き。沖縄の最高峰に登った。登りながら、色々とその男と話をしたが結局、職業が分からないままだった。

職業不定の男の後ろ姿

そんな人と無事に下山しバス停まで戻ったいいもの、次のバスが4時間後だった。歩いて帰るに遠すぎるし、待つには長すぎるし、どうしようかと考えいて、ふとヒッチハイクを思いついて職業不定の男に言ってみたら、やってみようと返事をした。しかも、どうせやるんだったら、近くに綺麗なビーチがあるからそこ行って見ようと行った。せっかくだからと思い賛成した。

ここで、自分は初めてヒッチハイクを経験した。

つづく………

石垣島のどこか

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