【転職エージェント】複数登録すれば操れる!元本職が裏技を教えます
転職エージェントって複数登録した方がいいの・・・?
そんな風に悩んでいませんか?
<この記事を書いている人>
◆ 転職エージェント歴16年&自身も5回の転職を経験。
◆ 転職、うつ、エージェント経験から読む方の転職・人生を豊かにします。
◆ 転職系の企業メディアへのコラム寄稿依頼も頂いています。
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この記事では、転職エージェントは複数に登録して掛け持ちした方がいいのか?と悩んでいる方に、私の元エージェントの実体験から「複数登録で操る方法」をお教えします。
これを読んでいただければ、忙しい合間での転職活動を「時間短縮」でより良い求人を見つけられ、転職後の環境があなたの望むものになります。
<参考記事>
【2024年最新】第二新卒・短期離職向け転職エージェント15選+α
【2024年最新】総合力オススメ転職エージェント13選+α
複数登録すれば操れる!元エージェントが教える裏技!
■転職エージェントは複数登録が必須
転職活動をするにあたって・・・
転職エージェントを使うべきかどうか?
使うならどのエージェントを使ったらいいのか?
そう悩む方は多いです。
しかし転職エージェントの利用に迷う方のほとんどが・・・
<エージェントへの警戒心>
求人や応募をゴリ押しされそう
こちらの希望を聞いてくれなそう
最後までサポートしてくれなそう
こんな心配を抱えています。
そんな状況を防ぐ意味でもあえて・・・
転職エージェントは最低でも2社、3〜5社程度に複数登録した「掛け持ち」することで「操作できる」ことをお伝えします。
私自身が16年もの間、転職エージェントをしていました。
内定を得るためではなく、転職後を理想の環境にするために「非公開情報」を転職エージェントから得ることを当サイトでは推奨しています。
■転職エージェントの複数利用に関するアンケート
リクルートエージェントが「転職活動に何社のエージェントを使うか?」についてアンケートを取りました。
その結果が下記の円グラフです。
1社のみの方は27%、それに対し2社登録と3社登録を合わせると約60%を占める結果になっているのが分かります。
転職エージェントを複数登録するメリットとして・・・
・1社に絞ることで起きる「誘導」をされずに済みます。
・複数登録で「エージェント同士で競わせて楽をする」ことができるんです。
たくさん使うと初回ヒアリングは大変かもしれません。でも、情報をより多く得ながら複数登録をオープンに話しておくことであなたを慎重に扱うことを強制する効果があるのでおすすめです。
■エージェント1社だけのデメリット
私のサイトでは転職活動は結婚や新居購入などと同じ「ライフイベント」と位置付けています。
将来にも影響することなので、直接応募する方でも転職エージェントも併用してできるだけ多くの情報を入社前に得てほしいと推奨しています。
参考記事:【二刀流転職】エージェントと直接応募の両方使い。多くの〇〇を得る!
でも転職エージェントを利用する際に注意してほしいのは・・・
転職エージェントを「1社だけ」に絞ってしまうとデメリットも多いということです。
転職エージェントに限らず「営業職」にとって「競合がいないこと」を相手が知ってしまうと転職エージェント主導で進んでしまう場合も考えられます。
ですので利用する際は必ず「総合型」や「特化型」を交えた「複数登録での掛け持ち利用」をして、そうしていることを相手に伝えてください。
前述した通り・・・
最低でも2社、できれば3〜5社くらい。
担当エージェントとの相性で優先順位をつけながら、それぞれが持っている「良い案件」を競って出させるのがベストな利用方法です。
次の項目では、転職エージェントに複数登録するべき理由を深掘りします。
転職エージェントを複数登録するのが良い理由
転職エージェントを複数登録するべき理由は下記です。
< 複数登録のメリット >
競わせて良い情報・求人を得る
相性の良いエージェントを選べる
多くの意見で精度の高い検討ができる
順に説明します。
1.競わせて良い情報・求人を得る
前述の通り、1社のみの利用の場合。
「他に競合相手がいない状況」
これが担当エージェントに「気の緩み」を生ませてしまうことがあります。
複数の転職エージェントを使う
それを隠さずオープンにする
それぞれがあなたにとって最良の案件を優先して提示させる方法になります。
私も現役の時は必ず他にエージェント登録をしているか確認した上で、使っていない場合は逆に使った方が良いと勧めていました。
求職者目線で言ったら「情報」は多い方が「良い比較検討」ができるようになります。
2.相性の良いエージェントを選べる
転職エージェントを複数登録するということは、それだけの数の担当エージェントとやりとりをします。
担当者の年代や性別のなどで「あなたとの相性」に違いが出るはずです。
あなたの中で「優先順位」をつけるもよし。目的別で「使い分ける」もよし。
エージェントの特性を利用して
他での情報を「ちょい見せ」して
もっと有益な情報を引き出しましょう
転職活動の最大のポイントは「情報収集」です。
「非公開求人」と「企業の内部情報」をしっかり得てください。
それが入社後のギャップやミスマッチを防ぎます。
3.多くの意見で精度の高い検討ができる
転職エージェント企業によって持っている求人案件には違いがあります。
そして「非公開求人」にも違いがあります。
いろんな意見をもらうことで・・・
「自分では気づけなかった適性」に気づける可能性がある。
それが複数登録する最大のメリットです。
自分で考えていた方向とは「別方向からの適性」を見つける助けにもなります。
そして判断に迷う時にはセカンドオピニオン・サードオピニオンとして、色々な意見で「精度の高い検討」をすることができます。
複数登録時の注意ポイント
■自分の中でエージェントと求人を整理する
ただ複数使うだけでは、あなたが忙しくなってしまうだけです。
どの求人を誰(担当者名)から得たか
面談や面接のスケジュール
連絡や結果への回答期限
など、しっかり整理しないと頭の中がごちゃごちゃしてしまいます。
なので、カレンダーアプリやメモアプリを使ってわかりやすく整理しておきましょう。
これって新しい仕事を始めた際にも「タスク管理」に大いに役立ちます。
■情報が多くて迷ってしまう
転職エージェントは当然、自社の求人に応募して欲しいと考えます。
競合する会社があれば、多くの情報をあなたにくれるでしょう。
それが時にあなたを迷わせてしまうこともあります。
それに備えて「できる事」と「やりたくない事」の線引きをしっかりしておきましょう。
ーー
次の項目では、複数登録するときのポイントを解説していきます。
<参考>
転職エージェントに登録したのにスカウトが多すぎて返信していない。
そのスカウトが「応募を促すものではない」ことを下記で解説しています。
【転職エージェント】スカウトに返信しないのはNG!希望の転職成功術
転職エージェントの複数登録時に効率を高めるポイント
<有効活用のためのポイント>
やる気のないエージェントは後回し
競合の進捗をチラつかせる
良い求人案件で競わせる
こちらも順に説明しますね。
1.やる気のないエージェントは後回し
例えばエージェントを同時に5社利用したとします。
担当者の性格もそれぞれでしょう。
そんな中で・・・
対応が悪いエージェント
返答が遅いエージェント
ここは後回しか切りましょう。
その時点で競争から脱落です。
※ただし求人に魅力がある場合・・・
そのエージェント企業に「担当者の交代」を申し入れてみてください。
次は社内でも優秀な担当がつくはずです。
それくらいエージェント企業も「クレーム」を恐れていますのでそこを逆手に取りましょう。
こちらは利用する側なので気持ちよく利用する権利があります。
貴重な一日を「待つ」のではなく、どんどんこちらから動いて有益にしましょう。
2.競合の進捗をチラつかせる
これは担当エージェントを「心理的に操る方法」です。
私自身も現役エージェント時にこの方法に操られた経験があります。
1社のみ登録でも複数登録でも・・・
他社エージェントの進捗状況を伝えて「競争意識を煽る」ことです。
「他は少し先に進んでいる」と思わせることで・・・
・スピード感
・よりよい情報
これを出させるのにめちゃめちゃ効果的です。
その「進捗状況」は本当じゃなくてもいいんです。
「競合相手がいて気が抜けない」と思わせることが大事です。
転職エージェントも営業職なので、競合が先に行っているとわかったらやはりスイッチが入ります。
選考中の企業に
・催促の連絡を入れたり
・条件交渉をしてくれたり
と効率的な動きをしてくれるので「時短活動」に繋がります。
他社エージェントの状況は確認できないので、上手く操作してスピードを上げてみてくださいね。
3.良い求人案件で競わせる
早さも大事ですが・・・
一番大事なのはあなたに提示される「求人案件」です。
ここで各社に魅力的なものを出してもらうよう競わせてください。
できるだけ多くの
・非公開求人(全求人の7割がこれにあたります)
・企業の内部情報(リアルな人間関係や社風)
ここを聞いて情報不足のないように活動を進めていってくださいね。
初回の電話orリモートでのヒアリングの際に転職の背景とか希望条件は伝えていますが、各社の求人は見るだけで大変です。
その時は・・・
「私に最良だと思う求人を3つください」と担当者に依頼してみてください。
私はこれを「ベスト3戦略」と呼んでいます。
お任せで提案求人を出させると迷って決められなくなる恐れがあります。
そこで各社から3つの「最高求人」を出させます。
もしかしたら案件が重なることもあるかもしれません。
募集企業側もエージェントを複数使っていることがほとんどなので、被った案件はあなたに合っている可能性が高いです。
重なったとしても・・・
求人数は、利用が5社なら求人は15件が出てきます。
それも担当者自身が「良い」と思うものだけです。
これが「複数登録」の良いところです。
まずはこの求人の中から吟味していくのがベストな利用方法です。
ーー
「経済」もそうですが、いかに競合させてよいパフォーマンスをさせるか?
そこを上手く突いていくのが上手な利用方法です。
ぜひエージェント利用の際は「複数登録」をオススメします。
<参考記事>
check>>エージェントの力をうまく引き出す【厳選エージェント13選+α】
check>>新卒時の情報不足を取り戻す【第二新卒エージェント15選+α】
転職エージェントの複数利用で成功転職を!
1社の登録よりも「複数登録」にどんなにメリットがあるかがお分かり頂けたと思います。
人は良いものを選ぶときには必ず「比較検討」すしないと満足する結果は得られないもの。
求人案件もそうですが、転職エージェントを比較検討することも大切です。
この方法を活用すれば普通に使うよりもたくさんの良い非公開情報が得られて、ライバルと「差別化」することができます。
結果として転職後の環境、その先の人生まで豊かにすることにつながります。
それが「転職という名のライフイベント」の影響力です。
是非良い求人、良いエージェントと出会って希望の環境へ転身できることを心から応援しています。
<参考記事>
check>>エージェントの力をうまく引き出す【厳選エージェント13選+α】
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