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【転職活動】転職先の企業情報の調べ方。正しい企業研究に必要なもの

「転職活動での企業研究が苦手・・・
「転職先の会社の調べ方がわからない・・・
転職活動をする中でこんな悩み有りませんか?

<この記事を書いている人>
◆ 転職エージェント歴16年&自身も5回の転職を経験。
◆ 転職系の企業メディアへのコラム寄稿依頼も頂いています。
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この記事では、転職活動で行う「企業研究」のやり方に悩むあなたへ。
たった1つの「真実」を知るための「非公開情報」の掴み方をお伝えします。

この記事を読んでいただければ、表面上の情報だけでは企業研究にあまり意味がないことがわかり、惑わされることなく「本当に知りたい情報」で無駄な応募を減らし時短活動にも繋がります。

<参考記事>
【2024年最新】第二新卒・短期離職向け転職エージェント15選+α
【2024年最新】総合力オススメ転職エージェント13選+α

< こんな方にオススメ >
今の会社が人間関係が悪い
・今回の転職活動は失敗したくない
・転職先の会社のリアルな情報を知りたい


【転職活動】転職先の企業情報の調べ方。正しい企業研究に必要なもの

■ 通常の企業研究では企業に有利な情報しか得られない

今の会社で

  • 人間関係に悩まされている。

  • 労働環境が過酷で心身疲れている。

そんな状況から今回の転職活動は失敗したくないと思っていませんか?

転職失敗したくない

— ゆきみ (@yukimi1996) December 23, 2022

転職焦って失敗したくないけど、早く辞めたすぎて気持ちだけが焦る😅

— ☀️🐰め組🏳️‍🌈3プーママ💚👶 ☀️🌻 (@masuibari) December 20, 2022

私も26歳の時、販売職から営業職への最初の転職で企業研究をロクにせずに大失敗した経験があります。
< 参考記事 >
【転職】販売職から営業職への転職。5つの注意すべき異業種ギャップ


転職活動でみんなが必ずする「企業研究」
実はここに「大きな落とし穴」が潜んでいるんです。

結論から言うと・・・
あなたがHPや転職サイトで調べる企業情報。
そこには「企業側に有利な情報」しか載っていません。

これは私が転職エージェントとして転職市場の中にいて痛感しました。
いかに自分で行う企業研究が転職後の環境に影響しないかが分かりました。

この記事では

  • 転職して成功だった。

  • リアルな情報を得られてよかった。

そう思っていただけるよう「真実」の掴み方を私なりにお伝えします。


■ 本当にするべき研究は「非公開情報」の中にある

この転職であなたが叶えたい項目を書き出して100点満点の中で点数を振り分けるのも効果的です。

ポイントは企業研究をするなら・・・
いかに公式HPや求人内容に書いてない「非公開な部分」を知るか?
ここが「入社後の成功」を実感するために超重要となるポイントです。

しかし「非公開」なわけですから普通にはわからないですよね?
でも知ることができる方法があるんです。

まず、普通の企業研究の方法を振り返ってみましょう。
次の項目で解説していきますね。

< 関連記事 >
【仕事】興味が持てない・辞めたい。苦痛を変えていく「3つの方法」


転職先の企業情報の調べ方。基本と間違いを知る

まずはオーソドックスな企業研究の方法を確認しましょう。

< 企業研究といえば? >

  1. 企業の公式HP

  2. 転職サイトの求人内容

  3. 口コミサイトへの書き込み

このあたりを主にチェックしますよね?
その中にある間違いについて解説します。

1.企業の公式HP

まず最初に調べるのは転職先の候補になる企業のHPですよね。
ここは企業が自社を知って欲しくて力と想いを込めて作ったものです。
リアルな内情は別として、絶対に全て目を通すべき場所です。

しかしここで間違えてはいけないのが・・・
ここで得る情報は、あくまで「基本情報」だということです。

  • 創業からの成長

  • 本社と支社の存在

  • 資本金と売上高の推移

  • 従業員数と福利厚生制度

こうした企業の「輪郭」がわかるとても大事なものですね。
IR情報やプレスリリース、会社四季報なども同じ種類の情報が得られます。

ただ、ここにはあなたが長く働いていけるかどうかの「社内のリアル」はありません。
その情報の掴み方は次の章で解説しますのでこのまま読み進めてくださいね。


2.転職サイトの求人内容

あなたが最初に企業に興味を持つのは転職サイトの求人内容でしょう。
ここにはあなたが「入社した場合の雇用条件」が載っています。

多くの人はここに書いてある

  • 給与額

  • 勤務地

  • 仕事内容

  • 休日日数

  • 福利厚生

こうした「待遇面」で応募するかどうかを決めると思います。

つまり・・・
そこには「あなた以外の人の存在」が見えていない状態です。

入社後に一番ギャップを感じる部分。

◆ 会社のカルチャー
◆ 離職率(定着率)
◆ 実際の人間関係

などといったリアルな部分は分かりません。
ここも次の章で掴み方をお伝えします。


3.口コミサイトへの書き込み

今では多くの「掲示板」がネット上にありますよね。
その中でも転職時に見るものとしては

などが有名です。

ここでは在籍している人、過去に在籍していた人の声を見ることができます。
しかし、ここには大きな注意が必要です。

私の実体験から・・・

「良い情報」は企業ぐるみで書いていることがあること。
「悪い情報」は一部の恨みを持つ人しか書かないということ。

特に「良い情報」については嘘みたいでしょ?
本当にやってる会社があったんです、それも組織的に。。。

問題なく働いていたら、まず口コミサイトに書こうという発想は出ないのではないでしょうか?

そして書いた人が感じたことを「あなたも同じように感じる」とは限りません。
これは情報の良し悪しに関わらずです。
つまり口コミサイトの情報は「あてにならない」というのが私の経験上の意見です。

ーー

ここまで企業研究のオーソドックスな方法を深掘りしてきました。
今では「Meety」のようなカジュアル面談のマッチングサイトもあります。

< カジュアル面談とは? >
カジュアル面談は「選考」ではなく「応募するかどうか」を確認するための面談です。
< 関連記事 >
【カジュアル面談】お見送り・落ちたサインが?面接と違う対策・注意点

次の章では、これらオーソドックスな方法では得られない「非公開な情報」。
これを掴んで「転職後の良い環境」を得る唯一の方法をお伝えします。


転職先企業の正しい調べ方。貴重な「非公開情報」を得る手順

< 効率よく非公開情報を得る手順 >

  1. エージェントサービスの登録+ヒアリング

  2. 自分にあった領域のエージェントを選ぶ

  3. 転職エージェントから「情報」を得る

順に説明しますね。


1.エージェントサービスの登録+ヒアリング

まずはエージェントサポートに「無料登録」します。

日本のエージェントサポートは報酬は「採用した企業」からいただくシステムです。
そのため、登録から入社後も利用者には一切費用がかかりません。
このありがたいサービスを使わない手はないです。
※海外ではエージェントサービスは有料なので日本は転職希望者に優しいですね。

元転職エージェントからしても、利用する最大のメリットは・・・
比較検討・決断するときの「セカンドオピニオン」
道を示して背中を押してくれる力強い存在になる部分です。

サポートは「登録+初回ヒアリング」を済ませてください。
ここであなたの「過去・現在・未来」をエージェントと共有しましょう。

< 過去・現在・未来とは? >

  • 過去:これまでの仕事の経験

  • 現在:今できること、持っている資格

  • 未来:それを持って将来何がしたいのか

転職エージェントは職業紹介所であるハローワークとは根本的に違います。
積極的に企業に通って「リアルな内部の情報」を得ています。

驚くべきなのは・・・
転職活動でエージェントを利用する人は全体の「18%」しかいないこと。

残りの82%はこうした「非公開情報」を知らないまま転職をしています。
情報弱者にならない、ブラック企業に捕まらないためにも絶対に活用をオススメします。

まずは「総合的に業界を扱うエージェント」です。
check>>求人数と広く業界を扱うパートナーを軸に【厳選エージェント13選+α】


2.自分にあった領域のエージェントを選ぶ

前項では「総合力」で紹介記事を贈りました。
今では様々な業界・職種、そして身体的なハンデに専門的に特化したサービスもあります。

あなたの領域に合ったサービスがあれば、プラスして登録するのがベストです。

なぜなら「その領域の知識と求人の深さ」が他を圧倒するほどのものだからです。

人材紹介会社といえば思い浮かぶ大手の企業がいくつかあると思います。
そういった大手に差別化したサービスを業界内での経験を持って「専門的に」行っているサポートはパートナーに置くべきです。
※私も経験の多くがアパレルだったり、医療福祉などに特化したエージェントでした。

これまでそんな「専門特化型」のサポートを紹介した記事を個別に書いてきました。
それらを1つの記事にまとめましたのでそちらを下記に贈ります。
【2024年最新】業界・職種・その他特化型おすすめ転職エージェント

あなたの専門分野がないか見てみてくださいね。


3.転職エージェントから「非公開情報」を得る

あなたの分野にあったエージェントはありましたか?
総合的に力のあるエージェントも業界を広く扱っているので、できれば合計で3社〜5社に登録しておくことをお勧めします。

そんなにたくさん登録する理由は・・・

  • 1つのエージェントだけで情報を偏らせない

  • 「競合」していることをそれぞれに知らせる

  • 競わせて「いい案件と情報」を出し合わせる

こういった理由からです。

そして実際に応募しようかと思う案件の企業の「非公開情報」について聞きましょう。

主に下記の内容は「長く働けるかどうか」に大きく影響します。

  • その会社の社風(カルチャー)

  • ここ1年の離職率

  • 自由裁量か or システム的か

  • リアルな残業時間と人間関係

などなど、その他確認しておきたい事があれば、エージェントに聞いて知らなければ直接企業に確認してもらいましょう。

エージェントは何度も企業の担当と話しているのでざっくばらんに聞きだすテクニックを持っています。
ここで不安を払拭しておきましょう。

もちろん選考が進んでいく中で出てきた不安にも対応してくれるので、遠慮なく聞いて常に視界をクリアにしておいてくださいね。

新卒から5年以内、初めての転職なら「第二新卒」扱いとして専門のサポートもあります。
こうしたところもパートナー候補に入れてください。
check>>新卒時の情報不足を取り返す【第二新卒エージェント15選+α】


転職先企業の調べ方は「ほんの一手間」。それが未来を大きく変える。

これまでエージェントを利用した事がないと言う方も多いかも知れません。
エージェントに良い印象を持っていない方もいるかもしれません。

それを払拭するために・・・
担当エージェントをあなた最優先にする「操作術」さえ知ってしまえば楽勝です。

私自身が転職エージェントだったのでその心理はよく分かります。
転職エージェントを利用して転職を成功させると、自分一人で転職した時と何が変わるか?

具体的にどういう事があなたに待っているかと言うと・・・

  • 会社の内情まで知った上で入社できる

  • 転職後もエージェントと信頼関係が続く

  • 転職先で何かあった時の心の支えになる

  • 同じ職種でもキャリアアップと収入アップ

  • 心に余裕が生まれてプライベートも充実

  • 公私ともに充実して人生を楽しめる

転職は単に「職場を変える」ことではありません。
あなたのその後の人生を大きく左右するライフイベントです。
結婚や転居、家の購入や子育てと同じなんです。
ですので、失敗しない「成功する転職」を実現しましょう。

私も元転職エージェントとしてあなたが転職エージェントを上手に活用して、明るい未来を掴むことを心から応援しています。

<参考記事>
【2024年最新】第二新卒・短期離職向け転職エージェント15選+α
【2024年最新】総合力オススメ転職エージェント13選+α

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