【転職】転職先の決断・決め手に悩む。内定・入社に大切な5つの基準
「転職先の決め手に悩むよ・・・」
転職活動を進める中でこんな場面に悩んでませんか?
またはこれからの転職活動で分からなくなっていませんか?
<この記事を書いている人>
◆ 転職エージェント歴16年&自身も5回の転職を経験。
◆ 転職系の企業メディアへのコラム寄稿依頼も頂いています。
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この記事では、転職活動の中で「転職先の決め手」に悩む方へ。
「転職先の決め手にするべき基準とポイント」をお伝えします。
この記事を読んでいただければ、何を転職先の決め手にするべきかが明確になり、転職後も「仕事」にフォーカスして前向きに頑張ることができます。
<参考記事>
【2024年最新】第二新卒・短期離職向け転職エージェント15選+α
【2024年最新】総合力オススメ転職エージェント13選+α
< こんな方にオススメ >
・内定を得ても入社を決められない
・今受けている会社が良いのか分からない
・何を決め手に転職先を選べばいいか分からない
【転職】転職先の決断・決め手に悩む。内定・入社に大切な5つの基準
■ 転職先の決め手は自分目線より「他者貢献」
転職活動をしていて
入社の決め手が分からず悩む
内定を得ても決断ができない
こういったことに悩んでいませんか?
SNSでも、内定を得ても承諾するか悩んだりするかたは多くみられます。
私自身も5回の転職を経験しました。
また転職エージェントとして多種多様な職種の方のサポートをしてきました。
その中で、
転職すべきかどうかを途中で迷う方
転職先を決める「決め手」を見失う方
など多くのパターンをみてきました。
その中でも転職活動で「内定承諾を迷う主な3つのパターン」を下記で解説しています。当てはまっていないか確認してみてくださいね。
< 参考記事 >
【転職活動】内定承諾を迷う3つのパターン。嬉しくない・悩む原因とは
その経験から「転職先の決め手」にするべきは・・・
「誰を幸せにできるのか」が見える仕事内容。
同時に働き続けやすい「社風」であること。
これがとても大切だということです。
「好きを仕事に」しようとすると、失敗する確率が非常に高くなるので注意してください。
■ 仕事の満足度と幸福度は「他社貢献」に比例する
この内容について研究された結果でも・・・
仕事の幸福度
人生の満足度
これらは「他者への貢献」が関係することが判明しています。
誰が幸せになっているのかが実感できない単純作業な職種ほど幸福度も満足度もワーストに位置しているんです。
幸福度の高い仕事については下記の記事で詳細に解説しているので合わせてお目通しください。
< 参考記事 >
【仕事】幸福度の高い仕事の条件。年収とは無関係な3つのポイント
幸福度の高さは「年収の高さと関係しない」ことが数値で証明されているんです。
求人を見るとき収入面ばかりに気を取られていると、入社後にミスマッチを起こす可能性が高くなります。
ではなぜ「誰を幸せにするのか」という視点が転職先を決めるためのポイントになり得るのか?
次の項目ではここを深掘りして解説します。
< 関連記事 >
転職先を決められない方へ「3つの習慣づけ」で迷わなくなる方法を解説していますので合わせてご参照くださいね。
【転職活動】転職先を決められない!3つの習慣で納得のいく決断を!
転職先決断の決め手を「他者貢献」に軸を置くべき理由
■ 500人に聞いた転職先の決め手
ビズヒッツ社が転職経験のある500名にアンケートを取りました。
「転職先決断の決め手になったもの」
まずはその結果をご覧ください。
上位は「仕事内容」「給与」「勤務時間」「休日」「勤務地」が並んでいます。
多くの人は
自分に何ができるか
この先自分が何をしたいか
という「自分視点」で転職先を選んでいることがわかります。
これは決して間違いではないんです。
自分にできることを目一杯やるというのは成長へつながります。
しかしオレンジ色になっている「社風」で選んだという回答。
ここに注目してほしいんです。
回答の上位に上がった項目も・・・
「社風」が合わず長く働けなければ、その良さを受け続けられません。
■ 製品・サービスを受ける人の「笑顔」がイメージできること
さらに「他人中心の視点」を加えること。
そうすると転職先で扱う製品やサービス、「それを利用する人たち」に目が向きます。
前述の通り、仕事の満足度は・・・
自分が扱う製品・サービスが「どれだけの人を幸せにしたか」
これを実感できるかどうかで大きく変わります。
自分視点で目標を追求し続けることで満足度と幸福度をあげること。
短期的には可能ですが、数年、数十年単位で考えるとキツくなっていきます。
しかし、他者貢献をポイントにすると・・・
製品・サービスを受ける人の「笑顔」「感謝」が見える。
それが継続的なモチベーション向上へと繋がっていく。
この循環が仕事の満足度とともに人生の幸福度が上がっていく
という理論です。
簡単に言えば、やりがいを持つより「やりがいを頂ける」ということですね。
今こうして生きていること、仕事をしていることはありがたいことです。
「ありがたい=有り難い」。
「当たり前」の反対語にあたる言葉です。
当たり前だと思っていることは、決して当たり前ではなくむしろ逆なんですね。
■ 転職を機に「無償のギブ」ができる自分に
それはまさにコロナ禍を経験したり、歴史的な円安を経験したりで
・自由な経済活動ができなかったり
・自由に行きたいところに行けなかったり
当たり前の日常がなくなったことに強くストレスを感じた方もいらっしゃるかと思います。
この先も情勢が不透明な中で必要とされる人というのは・・・
「無償のgive(与えること)」をし続けられる人です。
それができるようになるために。
可能な環境を転職先の決め手とするために。
必要な考え方について次の項目でお伝えします。
転職後にすぐ結果を求めて焦らない自分を作るために下記も合わせてご参照くださいね。
< 参考記事 >
【仕事】転職後すぐ結果をと焦らない。3つの間違いが自分を苦しめる
転職先決断の決め手に悩まないための「5つのポイント」
「誰を幸せにできるか」の視点から、納得の転職先に出会うための5つの思考ポイントをお伝えします。
< 5つの思考ポイント >
転職への恐怖を知る
自分は中心ではなく「社会を構成する者」
「立派な人間」の意味を理解する
守・破・離は「守」から
仕事の満足度、人生の幸福度を高める
順に解説しますね。
1.転職への恐怖を知る
例えば初めて転職活動をしようと考えている方。
進め方が分からない
いい会社に出会えるか
失敗してしまわないか
全てに不安や恐怖を感じるでしょう。
私は最初の転職で必要な情報を得ないで失敗したので良くわかります。
でもイメージしているだけでは状況は変わりません。
成長や変化に必要なのは・・・
「行動」・「経験」・「感動」です。
これを糧に、選択肢を増やして次へのチャレンジをする。
これが成長への唯一の道です。
そして自分が経験してきたことを先々、後輩や部下に教えてあげることができる人になってください。
まずは1つでいいので何か行動しましょう。
1つの行動で多くの選択肢が出てくるはずです。
それを「経験」して心が動く(感動)するものが大きな転職の決め手になります。
2.自分は中心ではなく「社会を構成する者」
ちょっと物理的な話になりますが、この世の物質は「分子」同士がつながり合って形作られていると習いましたよね?
人に置き換えても同じです。人間は本能的に「自分を中心に考える」生き物です。
視野を少し広く持って・・・
自分は「分子」であって、「つながり」でその存在が意味を生んでいる。
そう考えてみてください。
人との付き合い方や協調性の大切さがわかってきます。
この「つながり」のバランスが乱れると形が崩れるのは社会も物質も同じです。
自分を少し離れたところから見るような「客観性」が持てる人は強いです。
3.「立派な人間」の意味を理解する
誰もが皆「立派な人間と言われたい」と心のどこかでそう思っています。
言われたら嬉しいですよね?ということは持っている証拠です(笑)
例えばナポレオンと言う歴史上の英雄。
貧しい農村出身でしたが24歳で戦果を上げて、35歳で皇帝にまで上り詰めます。
彼は「自由」を求めて戦いました。
地位確保と領土拡大のためにお金で動く傭兵と、ナポレオンの兵士はモチベーションが根本的に違っていたんです。
そしてその功績は
「自由」を勝ち取り
「学問」を広めて
その後のフランスの発展に大きな成果を上げました。
「誰かのためになること」
これをすることが立派なのは今この時代でも変わりません。
ご縁は前述の通り「ありがたい=有り難い」ことです。
関わった人が幸せになることに喜びを感じることができる製品・サービスを扱う先を決め手としてください。
4.守・破・離は「守」から
新しいことを知るための方法ってなんだと思いますか?
答えは「今知られていることを学ぶ」ことです。
そうして「まだ誰にも知られていないこと」を研究することにつながります。
仕事でも自分のオリジナリティが出せれば強力な武器となります。
オリジナリティへの近道は「先輩の手法を全て知ること」がスタートです。
よくいう「守・破・離」という言葉。
< 守・破・離とは? >
◆ 守:基本を学ぶ
◆ 破:基本をベースに型を破る
◆ 離:基本から離れて自己流を追求
つまりオリジナリティへのスタートは守・破・離の「守」です。
言い換えると「先輩方の手法を全て知ること」がスタートです。
その良いところ、悪いところを知り取り入れながら自分の形を作り、最終的にオンリーワンの手法を作り上げていく。
だから転職直後にすぐ実績を求めようとせず・・・
腰を据えて周囲の方々からありがたくテクニックを学ばせてもらいましょう。焦らなくてOKです。
ここを焦ると転職先選びも、転職後の働き方も失敗します。
5.仕事の満足度、人生の幸福度を高める
与えられた目標を達成することだけに喜びを感じる人にはならないでほしいと思います。
数字上で達成していても、無理な手法でその中にクレームがあったらマイナスです。
大事なのは「give」です。与えることです。
「誰にどれだけの幸せを与えたか?」
ここに喜びの基準をおいてほしいと強く願います。
待遇の良さでも企業規模でもない。
誰かため、何か困る人のためになるか?
そんな製品・サービスを扱っているか?
ぜひそこを転職先の決め手に据えてほしいと思います。
ーー
私が転職エージェントを長く続けられたのも
「転職した方の喜び」
「採用した企業の喜び」
この2つをダイレクトに感じることができたからです。
多くの人の「ありがとう」が見える仕事に「決め手」を置いてみてください。
給料やポジションなんて勝手に後からついてきます。
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転職先の決め手に悩まない!「貢献」の喜びが人生を激変させる。
ここまでの解説で何が言いたかったかというと、
転職活動では「いい会社」「安定した会社」など、どうしても会社にフォーカスしがちです。
しかし、上記のポイントで・・・
「誰をどれだけ幸せにするか」
ここを軸に転職活動を行うことができれば「仕事内容」にフォーカスした転職ができます。
そうすればあなたが幸せにしたいと思う人へ、思いっきりアピールしていくことができます。
そして、その先には・・・
仕事の満足度アップ → 人生の幸福度アップ
これが待っています。
企業規模や自分中心の考え方にとらわれず「仕事内容」にフォーカスして「働くことが楽しくて仕方ない!」
そんな自分を創り出してくださいね。
そして「縁あって出会った人とのつながり」を大切に毎日を充実させてください。
<参考記事>
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