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目的は何? 何のため?

おはようございます!

手帳とタスク管理・時間管理が好きすぎて2冊の本まで書いてしまった谷口和信です。

本年もよろしくお願いいたしますm(_ _)m【お知らせ】
「タスク管理」と「時間管理」に加えて新講座「時間家計簿のすすめ」を追加しました。

これで準備段階である「タスク管理」と「時間管理」、そして実行・振り返りにあたる「時間の記録」と「振り返り」がそろいました。

タスク管理と時間管理で計画を立てて実行し(P・D)、
時間家計簿で行動しながら記録、記録したものを読み返して評価するとともに改善計画を立てて計画に盛り込む(D・C・A・P)。

そうです。PDCAが回せるようになりました。

PDCAを回すしながら、「仕事」の時間を圧縮し、本当にやりたいことに使える時間を増やして、毎日を楽しく過ごし、より豊かな人生を歩んでいきましょう!!

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先日、LINEにこんなメッセージが届きました。

一つ困っていることがあります。

日記や記録をとることが大切だと思い、
記録をほぼ毎日書いたり五年日記帳を買い、書いているのですが、
これという定まったもの、自分の決まったものを
まだ見つけることができません。

自分でカスタマイズして仕事の記録をとろうかなとか、
市販のものか、パソコンでつくるか、ノートにするかなど、
いろいろ悩んでしまっています。

手帳で良い物があれば教えていただけませんか?

さて、あなただったら、どんなアドバイスをしますか?

おすすめの手帳を紹介しますか?
あるいは、「こんなフォーマットがいいよ」とアドバイスしますか?


『7つの習慣』にこんなエピソードが載っています。

視力が落ちてきたので眼科に行ったとしよう。
医者は、あなたの話をしばらく聞いてから、自分の眼鏡を外し、
あなたに手渡してこう言う。

「かけてごらんなさい。
 かれこれ10年もこの眼鏡をかけていますが、
 本当にいい眼鏡ですよ。
 自宅に同じものがもう一つありますから、
 これはあなたに差し上げましょう」

 <中略>

あなたは、もうこの医者に診てもらう気にはならないだろう。
診断もせずに処方箋を出す医者など信頼できるわけがない。

もし、最初の質問だけでアドバイスをしたとするなら、
この医者と同じようなことをしたことになりかねません。

だって、相手のことをほとんど理解していないのに、
自分の経験(≒自叙伝・武勇伝)を
相手に押し付けようとしたのですから。


それに、そもそも、

なぜこの人が記録をしたいのか、記録が大切だと思っているのか?

さえわかっていませんからね。

もしかすると、それは本人もわかっていないのかもしれません。


「成功している人は早起きだから、朝型が良い」
と言われるから、早起きしようとするけどできない。

「日記や記録をとることが大切だ」は
この「早起き」と同じようなことにているのではないでしょうか。


ですから、私はこんな返事をしました。

記録はただの「手段」です。
なんのために記録を取るのですか?
記録を取る目的はなんですか?

あなたの質問は
「どのペンがいいか、教えてください」
と言っているようなもの。

ノートに書くのか、ホワイトボードに書くのか?

黒い字を書きたいのか、
目立つように赤い字を書きたいのか、
青い線を引きたいのか?

そんな目的がわからなければ、おすすめすることもできません。

なぜ、日記や記録をとることが大切だと思っているのか?
もう一度そこから考えてみてください。

くれぐれも目的を手段を間違えないようにしてくださいね。


まわりの「◯◯したほうが良い」という意見を聞くのはほどほどに。


それよりも、

自分が何をしたいのか? どんな結果がほしいのか?

を先に決め、その結果を手に入れるために何をすれば良いのか?
を考えることが大切です。

目的と手段を取り違えないようにしましょうね。


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