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雑記20250118 渋谷7th FLOOR「TOUR 2024-2025 back in the forest FINAL!!」
おはようございます。
昨日は9月からはじまったアルバムツアーの最終地点。渋谷7th FLOORでのバンドセットワンマンでした。
7年振りのフルアルバムが9月にリリースとなって、そこから20本規模の国内の弾き語りツアーがスタート。この本数を一つのくくりで回るのも前回のアルバムツアー以来となったんだと思います。ここ7年の間には様々なことがありました。
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ツアーはとても充実しました。久し振りに行く街もあったし、それこそ僕の音楽はどこまでいけるのだろうというのはどんな街に行ってもいつも心に寄り添っている気持ちとして在り続けています。
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ソロ名義として動き始めて気付けば10年を経過していました。何か節目や区切りみたいなことをやってもよかったけど、それどころじゃなかったのも正直なところ。ただがむしゃらに走り続ける、そんな風にしかできない自分の不器用な感じというか。
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今回のアルバムはコロナ禍というものを経たという、ちょっとした特異な時間を過ごしたからこそ生まれた言葉や想いがたくさん入ったように思うんです。どういう形でインディペンデントなミュージシャンとして歩み発していくのが正解なのだろうと模索し続けてきたし、まだその答えははっきりともわかっていないです。
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コミュニケーションの正解とかもわからないからこそ思ったことがありました。自分が誰かの歓ぶきっかけであるようにしようと思ったんです。とはいえ、いきなり大きな世界でそんな大それたことができるのか、と。だから目の前の人から。これだとそんな背伸びをする必要もない。そんな心の方角が定まってきたのがここ2年弱くらいなのかと思います。
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思ってることは思ってるだけだとに何も起きない(というか起きにくい)。でもやってみたことは何かしらが起きます。思った通りになるんじゃなくてやった通りになる。極端に言うとそういうことかもしれませんよね。
だから自分がやりたいことを口にするようにしました。目的地を決めるとその過程や道程も見えてくる。それがいいんだと思います。あとはやり方を徹底的にアップデートしていく。結局そうなるんだけど、泥臭くやっていくのは今までだってそう。華やかに見えるような世界だけど、けっこうそういう過程も自分は好きだったりします。
アルバムをリリースして2024年内で弾き語りのツアーがひと段落して、年を越して迎えた2025年と自分の誕生日。そしてツアーファイナルのバンドセット。
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結局はこうやって誰かと合わせて音を出すということが、僕は好きなんだなあと、演奏中ずっと感じながらの2時間でした。共にプレイしてくれる仲間に大きな感謝を。
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初日の広島からそれぞれの街で向かいあってくれた方々にありがとうを。何度も会える人もいれば、それこそ一期一会な人だっているでしょう。それぞれの生活のほんの一瞬で生まれるもの、通り過ぎるもの。もちろんそこで共鳴があれば僕にとって嬉しいけど、僕は僕の思うものをやっていくしかないんだ、そういうこともたくさん思いました。
毎度のライブで実感したことを余韻と共に毎度毎度修正したり実験したり。うまく行ったこと、行かなかったことそれぞれあって、でも恐れて何もしなくなるのだけはやめよう。うまくいかなかったらそれで発見じゃないか、と。そうやって音楽の旅は進むごとに熟成されていきました。こういう歩み方が僕がずっとそばにあって、だけどずっと求めていたものでした。とても良い旅でした。
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「back in the forest」
森に還る。そんなタイトルになった今作だけど、木々は四季を巡りながら何千年とそこに在ります。芽吹く春、おおい茂る夏、色付く秋、そして耐え忍び待ち侘びる冬。奇しくも誕生日近辺でのファイナルとなったからこそ、こうやって年を重ねながら思うことがたくさんあります。いいことも悪いことも日々の中で起きていくんだろうけど、その感じ方はその人の受け入れ方次第。僕はやっぱりその日々に歓びにピントを合わせて生きたいなって思うんです。そうやって、たとえば森のように、木々のように、僕らも喜怒哀楽という様々な色を混ぜ合わせながら生きていけたら。
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20年くらい前からずっと思ってるけど、これだけたくさん溢れている音楽の中で見つけてもらえるってすごいことだと思うんです。烏滸がましくも僕の何かがあなたにとって日々を寄り添い彩れる何かであったら僕は音楽をやってきてよかった。
見つけてくれて本当にありがとう。そしてよければこれからも。
高揚感に支配されて昨日はうまく眠れなかったようにも思うけど、それでもなんだかとても元気で活力ある1月19日の朝です。
また新しい曲を書きながら次の旅の計画を企みたいですね。みんな旅人になろう。生活とは旅だ。毎日は冒険だ。
各所で温かく迎え入れてくれた会場の方々、そして共に旅をしてくれた敬愛するミュージシャン、いつもそばで支えてくれるスタッフの皆さんにも深く感謝を申し上げます。
いつも向かい合ってくれるあなた。
君がいてよかった。
これからもよろしくお願いします!
2025.01.18(土)東京都・渋谷7th FLOOR
01.Get movin’
02.確かなもの
03.ウインナワルツ
04.Ao
05.Tambourine Man
06.turn to trip
07.higher grayer
08.I’m music
09.ミライノオト
10.ハヤテ
11.さよならドリーマー
12.ターミナル
13.Don’t let me down
14.コーディの苦悩は今日も続く
15.コーディの苦悩は今日も続くⅡ
16.煌めき
17.evergreen
Encore
18.数十年後のラブソング
これにてアルバムツアーも無事完走!
番外編あるけどね!
ありがとうございました!
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【小田和奏・Live Info】
2025
02/16(日)北海道・網走UDON NEXT
02/24(月)大阪府・心斎橋夜を灯して 弾き語りワンマンライブ
03/01(土)沖縄県・那覇Live Music Bar SOUND M’S
小田和奏official HP(↓ライブチケットのご予約もこちらから)
http://kazusouoda.com/live/
【Coda・Live Info】
To be announced…
【other schedule】
To be announced…
【Release Information】
「back in the forest / 小田和奏」
2024年9月4日(水)Release 全国主要レコード店にて取扱・各ダウンロード/サブスクリプションサイト配信開始
SPMT-2003 ¥3000(tax in)
01.はじまりは月燈の下で
02.Get movin’
03.evergreen
04.ハヤテ
05.turn to trip
06.花びらが揺れる
07.コーディの苦悩は今日も続くⅡ
08.I’m music
09.口癖
10.さよならドリーマー
11.星のない夜に
「evergreen e.p. / 小田和奏」
¥1200(tax in) SPMT-1003
01. evergreen
02. Tambourine Man
03. Ao
04. evergreen(instrumental)
・Digital(Download / Streaming)
各種サイトにて ※evergreen1曲のみのリリースとなります。
・CD(4曲入り)
ライブ会場とOfficial WEB SHOPにて販売開始となります。
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