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インスト曲を書いていて思ってた事と、思う事。

まだまだ先行きが不透明な昨今ってやつで、
その見通せない近未来に打ち拉がれて歩みを止めざるを得ないお店や企業やプロジェクト。
それぞれの体力や気力や元々のあれこれが違うので一概に同じ物差しで計れないですが、様々な媒体でニュースを見るたびに出てくるため息。

良いニュースもしっかり見なきゃね。


そんなわけで、今夜もインスト曲を公開しました。
一応ほぼほぼ週イチのペースで進んでいますが、たぶん中8日とかそんな感じで、微妙に1週間からはみ出してる気がするんですよね。笑
厳密に言うと、ってところですけど、あまりにもシビアにリミット決めるとちょっとノルマ感になってしまうので、そこはどうかふんわりと見ててください。


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インスト曲も、元々描きたかったという欲望はあったんですが、
このコロナの影響でライブもできないし思うように仕事や生活が立ち回らなくなった時に、せめて一息つける曲があるとといいな、睡眠導入剤みたいな音楽はどうだろうか、というなかなかにおせっかい野郎満点のプロジェクトで始めたわけです。笑

あまり普段からインスト曲を書いてきたわけでもなくて、
それこそふわっとしたアイディアがちょっとあったくらいで、
そんな感じだったから正直数曲はいけるだろうと思ってたけど、それ以降はどうなるんだろうと思ってた節もありました。

そして、漠然とアルバム作ってみたいと思っていたけど、けっこう時間を費やして作るものだと思っていたのです。


言葉のない音楽。
声のない唄。


そこには独特の世界と洗練されたミュージシャンならではの美学があると思うんです。
それが僕にあるかどうか。

未だにわかってもいないですが。
ただ、基準は明確で。



気持ち良いか。
目を閉じて、何か絵が見えるか。


声とか言葉がないからこそ、
余計な情報もない。



インスピレーションは人それぞれだから、そこに語りかけれるかどうか。
だから本当はタイトルさえもいらないかなとも思ってたんですよね。
そう書いちゃうとそこからイメージが始まってしまうので。

ただ、ラベリングはしなくちゃきっと僕も大変で。笑
あとさすがにそれはそれで味気ないなーと。
なので、結果的にですけどタイトルをつけていくことにしました。
勝手な妄想の世界です。


割と自分のインスピレーション的なアイディアを好き勝手にぶち込んで粘土遊びのような感覚で作っていく感じです。
その中でほんの少しのメインテーマや、漠然と「絵」が見えたらこっちのもの。
数十分で大まかな形が仕上がることもあれば、何時間も、いや時には何日か掛けて一人で楽器片手に彷徨うこともあります。

今、ここまで書いてきたインスト曲を順々に聴きながらnoteを書いてるんですが、なるほど自分の癖はこういうところかーと、俯瞰で見聞きすると見えてきますね。これも書き手の目線だけじゃわかんない。

ミュージシャンはやっぱり絶対的にリスナーだし、ほぼほぼ音楽ラヴァーなんですよね。


以前もnoteでも書きましたし、Twitterでも触れたんですが、
ここまでで8曲。10曲いくまでこの(ほぼ)週イチペースで仕上げていこうと思っています。

アルバムを作る頃にはコロナも収束してるだろうと勝手に思っていたけど、
なんだかこっちの方が先に仕上がってしまいそうじゃないか。
アルバムもっと時間かかると思ってたぞ。いや、でもまだ完成していないし、何なら10曲できてもそこで完成じゃ新鮮味がないじゃないか、小田よ。


ということで、10曲できるところまでどどんと突っ走ります。おそらく今月中ですかね、ペース的に。
そのあと、また俯瞰で楽曲を並べて聞いてみて、足りないピースは何だろうと首を傾げながらその先を考えようと思っています。

ただ、まだアルバムのリリースする方法とか何も考えてません。
ざっくりなイメージだけ。


インスト曲を作り始めて、漠然と音楽を作る楽しさが一つ増えた気がしたんです。一人でセッションをやっていく感じというか。
そして欲はまた出ます。人と合わせたい。
どうにもやはり身体も心もアンサンブルを求めているようです。

今はもうしばしこうやって楽曲を書き上げて、
一人で全てを演奏して、
スタートラインを作り、
この先また周りの素晴らしいミュージシャンとアンサンブルをしたい。

やれる曲いっぱいあった方が楽しいですからね。
まだまだいっぱいいい曲書きます。
インストだけじゃなく、ね。



以前、バンド・No Regret Lifeでミニアルバムを出す時、
「夜明けに向かう感じの絵が良い」って僕がワガママ言って、
何日もカメラマンのサッチー氏を早起きに追い込み、笑
捕えた一枚の写真。
文句なしでジャケットになりました。
今でもお気に入りの一枚。壁紙にもできるサイズにしてもらったのがこれ。

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カメラマンはこんな形で風景を切り取り、封じ込めるし、
僕はこれを音楽で表してみたいのです。日常を切り取ってみたい。
言葉のある音楽もない音楽も。


欲張りは加速していきそうですが、
「楽しい」は一つでも多いのがいい。
そんな風に考えてます。


最後になんだか懐かしい写真をまた載せておきます。



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