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「余命10年」を読んで
死を考える時間、意識する期間が10年。
意外にも長い。
長い故に深く考えて踏み出せない。
そんな意思と関係なく始まる思い。
盛り上がる程、辛くなる別れ。
分かっているからこそ止めたいのに止まらない。
捨て身で飛び込む自分を受け止めてくれる大きな手。
優しい笑顔。
素敵な思い出と新しい命が独りぼっちの最後を支えてくれた。
約束を守る残された者達。
切ないけど優しい思いが多い作品。
失われる当たり前を意識したい。
最後に思い出し、思いを託すのはやっぱり家族。
一緒の時間を大切にしよう。