「変な家」を読んで
変な間取りから殺人を連想したオカルトに詳しい筆者と友人が古いしきたりに苦しむ一族と悲しい事件に遭遇する話。
間取りを立体的に読み取り、窓の無い部屋を結ぶところから、突拍子も無い発想をすることにびっくりしているのに、それを裏付けることがどんどん出てきて、さらにぶっ飛んだ話が出てくる。
ぶっ飛んだ話なのに、状況設定が上手なので、自分も同じ状況なら同じ行動していたかも知れない、と思ってしまう。
しかも最後の最後まで仕掛けがあるので、もう一度読み返したくなった。
一気に読み切ってしまった。
最後は少し希望を感じた。
色々考え過ぎず、今を楽しむことを心掛けていきたいと思わされた。