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さよなら成城石井のコーヒーゼリー

何を隠そう、僕は成城石井のコーヒーゼリーが大好きで、ほぼ毎日(できれば少し値引きされていることを期待して)食べていた。

1日の終わりに、ソファーに座って、今日もよく頑張ったなーと自分に、成城石井のコーヒーゼリーを与える。

ところが、この前の健康診断で、血糖値が高いと先生は言う、もちろん糖尿病レベルの高さというよりは、境界域、イエローカードだ。

神様はどうして、こう歳を重ねて、数少ない楽しみを一つ一つ丁寧に奪っていくのか?
全くの理不尽である。

でも万一糖尿病にでもなったら、もっと沢山大事なものを失うわけだから、我慢しなくてはならない。

僕は、甘いもの…を日常的に食べることをやめなければならないのだ。

やがて、それにも慣れていくのだろうけど、一体そんな人生に、好きなことを一つ一つ奪われていく(ちなみに去年通風を発症したのは何人かに持ちネタとして披露はしたが)何の意味があるのか⁈

ポセイドンアドベンチャーという映画で、ジーン・ハックマン牧師は、そのパイプに飛びつきハッチを閉め始めます。
そして、彼は最後の言葉を、自分が信仰する神に向かって叫びます。

『私達は神に頼らず自力でここまで来た!助けは願わない!だから邪魔するな!ほっとけ!何人生贄が欲しいんだ!何人殺したい!ベルを奪いエイカーズもリンダまでまだ不足か!なら私をやれ!"

大袈裟に言えば、僕もこう叫びたい。

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