委ねること
こんにちは😊
人々が豊かにつながれる社会を築く
という想いを軸に、鎌倉エリアで父子でまっすぐ向き合い互いを育て合う日々を送っている Kazushige です✨
豊かな感性を育むこと
という前回の記事に続いて、6度目の BE-GLOBAL note への寄稿になります🌸
今年の9月で10歳になったIchito 😊
小さい頃から、国も年齢も職業も、その他色々本当に多様なバックグラウンドを持ったたくさんの大人に囲まれて、愛されて、とても刺激的で、そしてタフな環境で育ってきていて✨
基本方針として、「対子ども」ではなく「対人間」と考えて、まっすぐに向き合い全力でリスペクトを示しながら、一緒に道を切り拓いていこうと考えてここまで進んできて。
特にこの数年は、
鎌倉という自然と歴史と暮らしが豊かにマッチした場所
で、素敵な人に囲まれ、豊かな自然の中で遊び、禅の精神に触れ、アートに触れて感性を育み、生きることそのものについて日常の全ての中で深く多様な学びを得てきていて。
この1年ほどは、それに加えてアウトプットの場や方法も、着実に増え多様化し、それが人としての幅を広げる土台になりつつあるのをダイレクトに感じられてもいるのでした🌸
そんな道を経てきたからこそというのもあり、この夏ぐらいからは、思春期の入り口に入りつつあることを感じたりもしていて。
「わかってる!」
「その言い方何?!」
「したくないけどなっちゃうんだもん!」
「だったら今すぐやめればいいだけじゃん!」
「わかってるけど...」
という無限ループに陥る喧嘩が、頻発するようになった夏休みの初め頃😁
夏休みで一緒に過ごす時間もより長くなったタイミングでのことでもあり、色々負のスパイラルが生まれまくりな日々が続いて😭
でも、お互い本当はそんな時間を過ごしたくはないのが本音で。
その気持ちを伝え合いながら、何を変えたらいいのかを考えていった結果、出た答えがあって😊
それが、
より一層人としてのリスペクトをもってIchitoと向き合うこと
というもので ✨
前述の通り我が家では、子どもとしてでなく人として向き合うというスタンスが、Ichitoがかなり小さかった頃からとても根強くて、それは今も変わらず2人の関係性のベースにあるわけで。
それでも、
10歳近くなって濃密で多様な経験を目一杯重ねてきているIchitoの成長スピードに
自分の方の感覚が追いついていないんだ
と考えると色々腑に落ちるものがあり、Ichitoとの対話の中でも、そこでスコンと落ちるものがあるのが伝わってきて 🌸
夏休みの中盤以降、お互いにそこを意識したコミュニケーションを重ねることで、みるみる喧嘩も減り、一歩進歩した信頼関係を築けていて、より学びを深めていけていることを感じられる日々を送ることができているのでした 😊
そんなここ最近でも激しくぶつかるようなことも、やはりあり。
ある朝のこと。
些細なことで喧嘩になり。
ガッツリぶつかり合って。
でもギュッてして。
受け止められるだけ全部受け止めて。
気持ちを話し合って、ちょっと落ち着いて、江ノ電で学校へ向かうのを見送った後。
色々気持ちを整理して、考えを巡らせて。
辿り着いたのは、
委ねることだな
ということで。
こちらが思うよりずっと、彼には全部わかっていて。
という気持ちでいつもいたとしても、それでもやっぱり思っているよりきっとわかっているもので。
それなのに、言われること、指摘されること、追求されること。
それは辛いよな、と、自分の体験を振り返ったりもしながら思って。
だから委ねよう。
そう思って。
うるさいこと言わずに委ねるから、考えた通りにやってみてほしい。
なぜそう考えたのか教えてほしい。
それでも疑問に感じることがあったら、指摘や追求をするのではなく質問させてほしい。
そう伝えることにして、江ノ電で学校へ向かっているIchitoとLINEで話すことに✨
結果、Ichitoも共感して納得してくれて、それ以降、今までよりも更に進んだ関係を築かせてもらえているなと、そんな風に感じる今日この頃なのでした😊
色々な意味で10年の節目になっているなと感じる2020年を、より素敵な形でIchitoと一緒に締め括っていけそうだなと思いながら🌸